20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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引力

2010年02月19日 | Weblog
 地球には引力があったのだと、年々実感させられています。
 
 仲よしの児童文学作家のKさんと、いつも電話でそんな話をしています。
「往生際が悪いのよね、私たちって。でもそういうところ、好きだわ」と彼女。
「私もよ」と私。
 くふっと笑いながら、オンナふたりの開き直り。
 後日、彼女から皺取りクリームが届いたり「美容研究家は寝るときはこうして寝てるらしいわよ」と教えてもらったり。
 それでもなかなか・・・。

 ところがある日、新聞を読んでいて「これだ!」と思う器具を見つけました。
「プラチナ電子ローラー」と言って、エステの「タッピング」「吸い上げ」「揉み出し」の多彩な技を再現したV字型ローラーだとか。
 顔はもちろんボディの曲線にもぴったりフィットし、マイクロカレント(微弱電流)との融合で輝くような美肌を目指し、ほどよい重さでしっくり、やみつきになる気持ちよさ!おまけに、エステティシャンの基本の手の形を3D設計して再現。
 などなど、ネットには、涎のでそうなおいしいことばかりが書いてあります。
 販売はディノス。
 誘惑に負け、早速それを購入してしまいました。
 食後、テレビを観ながら、それでホッペをころころ。ごろごろ。
 顎の下をころころ、ごろごろ。

 もう使用しはじめてふた月がたちます。
 でも効果のほどは、まだ未定・・・。

 こうして年齢を重ねていくことに、ささやかであっても抗いながら生きているのに、地球の引力は、そんな女心よりずっと強力みたいです。
 それでも、時間があるとごろごろ、ころころ・・・。
 
 きっとどこかで、「諦念」という言葉を知ることになるのでしょうが、その日までは。
コメント
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