20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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中国茶

2010年02月14日 | Weblog
 10年くらい前に台湾で、写真の中国茶・茶器セットを買いました。
 たぶん値切って、2000円くらいで買ったものです。
 台湾では値切らないと、お買い物をした気分になりません。
 そんなわけで、日本で買うのよりだいぶ安価で買うことができ、大切に飛行機にのせて持って帰ってきたのです。
 当時はまだ子どもたちも家にいたので、餃子やシュウマイなどを作った日は、その茶器セットで登頂烏龍茶や龍井茶(ロンジンチャ)などを煎れて、飲茶を楽しんだものでした。
 でもここ数年。その茶器のことをすっかり放念していました。
 それを突然思い出したのは、友人から3月に台湾の故宮博物院に行くというお話をうかがったからです。
「なにかお薦めのお買い物はないかしら?」
 そう聞かれて、突然思い出したというわけです。
 
 久しぶりに茶器セットを取り出しました。
 面倒な手順など考えず、とにかく、ぐつぐつ沸騰したやかんのお湯で茶器をあたため、茶葉をいれてさらにその上からお湯をかけて温めます。
 中国茶が日本のお茶と違うのは、急須に茶こしがないところです。
 ですからお茶碗(茶杯)に入れる前に茶海(このガラスの茶海だけは日本のデパートで買いました)といって、茶こしをのせた紅茶のポットのようなものにお茶をいれます。
 そこからお茶をお茶碗にいれ、あとは香りとお味を楽しむだけ。
 茶杯(湯飲み茶碗)の、手のひらにのってしまいそうな小ささと、登頂烏龍茶の香りが、のんびり感、ゆったり感を誘います。
 お茶請けは、ローストしたひまわりの種。
 ハムスターにでもなったような気分で、ちょっとだけ塩気のあるひまわりの種をこりこり。
 中国茶の時間は、忙しさをつかの間忘れ、ゆったり、ヘルシーなお茶タイムになること受け合いです。
コメント (4)
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