太陽光発電シニア

太陽光発電一筋、40年をはるかに過ぎたが何時までも興味のつきない厄介なものに関わってしまった。

信じられない世界

2021-12-05 09:52:16 | 日記
 普通の人ならどうだろう。叩けばホコリくらいは出て来るだろうがこの人の周りにはどうも打ち出の小槌があるようだ。我が家など畳をひっくり返しても千円札すら出てこない。一晩だけでも小槌を貸して欲しい。マンモスN大の理事長の脱税容疑である。
 今度は理事長室から7000万円、以前は自宅から1億6千万円、従業員の部屋から2300万円?とか。検察がリークしない限り金額など簡単に表には出ないだろうから額は定かではないが今までに既に2億5300万円である。まともな金なら普通は銀行に預けるか投資するか高額商品を買うだろう。目立った使い方をすれば出所が怪しと税務署に睨まれる。つまり簡単には使い切れない現ナマを持っていたのだ。使い切れないほどの金なら本人が要求したものでなく、渡す側が自分だけ儲けては申し訳ないと思い一部を渡した可能性もある。受け取る側も謝礼ならと軽く受け取ったのかも知れない。金銭感覚の麻痺以外何ものでもない。犯罪意識も相当薄かったとも考えられる。リベートなら供給側は相当額をコストに算入しているから損はしていない。源資はどこからなど想像はしていなかっただろうが、もし7万人の学生の授業料なら一人当たり3,615円、回りまわって文科省の補助金なら国民一人当たり2円の税負担である。どうも被害者が広く浅くなると犯罪感は薄れてしまう。何れにしても庶民には理解不能の事件である。理解不能、信じられない世界と思うあなたも私も小者、善良なる市民の証、それぐらいと思う人は相当な大者と言えなくもない。他人の懐勘定ほど気楽なものはない。
 2億5300万円?それくらい。ジャンボが当たれば一気に形勢逆転、こちらも大者の仲間入りだ。畳の下に隠すと盛り上がってばれてしまう?心配は要らない課税対象にならないから安心。それくらいは勉強して受け入れ準備は出来ている。教訓?金は広く浅く集めろ、バラマキも広く浅く、政治家にも手本となる事件である。