太陽光発電シニア

太陽光発電一筋、40年をはるかに過ぎたが何時までも興味のつきない厄介なものに関わってしまった。

折角練習したリモートワーク

2020-05-25 08:26:30 | 仕事に関すること

自粛緩和になったから兎に角元の生活に戻そうと言うのではなく勤務形態を少しづつ変えて行ったらどうだ。週休3日は直ぐには難しいだろうが週の1日はリモートワークとするなど。在宅勤務のために必要なツールも分かっただろう。コロナ以外にも今後通勤が難しくなる状況はあり得る。特に大地震による交通インフラの破綻だ。既にリモートワークの流れは一部業種で始まっているとのニュースもある。考えてみれば今は多くの社員は殆ど1日パソコンに向かってメールでの交渉、資料づくりなど殆どの仕事をしている(フリも含めて)から在宅でもできることは多い。パソコンに向き合っていれば仕事をしている風に見えることから結構無駄な時間を過ごしている社員が多い事は現役時代に見て来た。在宅なら仕事をしていると思うのは奧さんくらいで会社はもっと厳しく監視することになるから仕事は効率的で厳しくなることには間違いないが。

上司の顔色を窺うことが得意な社員は困るが画面なら色調は簡単に変えられるから我慢して貰うしかない。映像や文書で残るから怒鳴り散らすパワハラとかセクハラは減るだろう。映像や文書で証拠が残るから何より仕事に正確さが求められる。何だか誤魔化しの利かない世界になりそうだが多分これが未来の仕事だ。勿論工場などで生産に携わる人は難しいがどこの会社も間接(事務)部門はある。事務スペースは省けるし遠距離でも就労可能である。田舎なら土地家屋は安いから働く方にも相当メリットはある。以前自分はどの程度集中して仕事ができるか試したことがある。4時間が限度でそれ以上は頭が痛くなる。その時は別の仕事とか易きに流れ何らかの気分転換が必要となる。この辺りはリモートワークの課題だろう。

世間的には業態変化も起こる。無店舗販売というメリットもありネット通販も相当増えるだろう。コンビニでも宅配をするところは増えるだろう。田舎に行くとスーパーなどが遠くてとてもコンビニで買う量ではない買い物をする客がいる。良く行くコンビニでは今度野菜の宅配を始めるとポスターがあった。我々の年代ではモノを直接見ないでよく買えるものだと思うが若い世代では何の抵抗も無い様だ。e-Sportsなど10年前には考えれれなかった。今ある活動を在宅に置き換え未来を想定すると新しいビジネス創出の可能性は山ほどある。VRを含めてこの辺りのアプリ開発は今後急成長するだろう。拙老などスマホが無くても生活に支障はないがパソコンだけは無かったら今何をしているだろうと考えるだけでも恐ろしい。パソコンなど無かった時代はついこの前なのに。同じように若い人はスマホの無い生活など考えられないだろう。そのうち何で満員電車に揺られて朝早く会社に行っていたのだろうと思う時代が来るかも知れない。バラ色の未来か不都合な未来か今は判断できないが止めようも曲げようもできないことが動き出した。一生のうち人に直接人に会って最も長く話をしたのが養護老人ホームだったなんてことにならないことを願ってはいるが。



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