太陽光発電シニア

太陽光発電一筋、40年をはるかに過ぎたが何時までも興味のつきない厄介なものに関わってしまった。

なかなか言えない

2021-08-13 06:48:46 | 日記
 今朝は朝から雨。涼しいを通り越して少し肌寒い。気温は25℃を下回っている。同じ温度でも春の終わりなら夏を予感させる暖かさだろう。しかし今体は酷暑に馴染もうとしている最中で寒いと言う方が当たっている。不思議なもので異常も続けば通常となりコロナ禍の日常となっている。昨日コロナ感染は全国で18,889人、東京は4,989人だった。1年前同じ数字が突然出ていたら日本は破滅とか大騒ぎしていただろう。今はどうだろう。また少し増えたくらいにしか思わないのではないだろうか。急変には大騒ぎするが徐々に変化するものには気づき難い。地球温暖化も急激な温度変化に生態系がついて行けないところに問題がある。良くも悪しくも人間は「慣れる」という性質を持っている。慣れてはいけないものにも慣れていくのである。
 医療崩壊は既に起こっているとはなかなか言えない。言ってしまうとモラルハザードがおこるからである。瀬戸際とか入り口とか言っているがニュースを見ていると崩壊は明らかに起こっている。崩壊の明確な線引きが難しいこともあるが現場の医師からは一般医療にも影響が出ているとの声があるのはその証拠であろう。拡大に歯止めをかける唯一の方法はロックダウンしか残されていない気がする。法律上日本ではロックダウンはできないと言われるが果たしてそうなのだろうか。やり方はきっとある筈だ。頭の良い官僚の皆さんなら思いつくだろう。ペストはネズミが媒介したからネズミの駆除、コロナで人間を駆除しろと言う訳ではない。人流を抑制するだけである。私権の制限だと言う人は必ず出て来る。しかし憲法25条では、国民の生存権のために国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。となっている。この中にヒントがあるだろう。ブレーキがかかることを確かめておかないと本当の安心はない。フットもハンドも利かないなら最後は靴底が焼けるくらい思い切り地面に足を擦りつけてでもやってみる価値はある。