太陽光発電シニア

太陽光発電一筋、40年をはるかに過ぎたが何時までも興味のつきない厄介なものに関わってしまった。

静かな朝を迎える筈が

2021-08-10 08:34:36 | 日記
オリンピックの閉会式を20秒くらい見た。ネットの評判どおりあまり印象に残るものはなかった。クラシック交響曲のような、壮大な叙事詩のようなドラマ性と統一性に欠ける。開会式でも感じたが矢継ぎ早に繰り出す売れない芸人のコント集のようだった。演出の失敗だろう。技術的にもドローンやホログラム、プロジェクションマッピングなど得意な分野をもっと生かすべきだったろう。唯一救われたのは観客が誰も見ていなかったことである。無観客の効果はこんなところで表れた。今大会は世界新が少なかったように思う。暑さのせいか選手の準備不足か、無観客で選手はパワーを貰えなかったのか。それでも今朝の朝刊では総集編というか選手の活躍が伝えられ関係者はスクラップに勤しんでいるだろう。
 オリンピックを政権浮揚の契機にする。いざ始まれば国民の関心はオリンピックに向かうと判断したようだがメダルラッシュにも関わらず支持率向上とはならなかった。コロナ感染が収束に向かつていたらという条件つきだったのだろう。この条件こそが最重要事項でオリンピックも終われば関心は一気にコロナに向かう事は分かっていた筈である。オリンピックで急に熱せられたものは急に冷える。コロナ感染の状況抜きにして政権浮揚は望めない。政権に絡めることは相当無理があった。このところ政治に関する大きなニュースはなく、ただただ政権の老化(劣化とは言わない)が進んでいる。オリンピックも終わり何事も無かったかのような静かな朝と思いきや晴天なのに台風並みの風が吹き荒れている。何かを予感させるような天気である。