太陽光発電シニア

太陽光発電一筋、40年をはるかに過ぎたが何時までも興味のつきない厄介なものに関わってしまった。

買取期間が終了して

2020-03-08 10:19:37 | 仕事に関すること

我が家の小さな太陽電池も昨年11月にFITによる買取期間が終了した。設置が早かったので買取単価は48円/KWhだった。今は8.5円である。新電力に売電しても良かったが蓄電池を購入したらとかメンテナンス契約をしたらとか付帯条件がついて必ずしも得策とは思えず東京電力のまま続けている。単価が5分の一になったことや、定年後家に居ることが多く昼間暖房に電気を使うので余剰は少なく戻入は激減した。特に冬は太陽高度も低く条件は悪いが数千円あったものが数百円になった時は太陽電池が故障したのかとも思った。それでも晴天の日設置KW数からすれば正常に動作していると思われる。設置からは20年経っているが一度もメンテナンスしていないが大したものである。このまま行けば30年は大丈夫と思う。設置当初は設備費も高かったが補助金もあり、その後FITの最高額で売電できたのだから贅沢をいう場合ではない。

晴天(発電)時は自家消費をすれば買電単価24円の価値があるので余剰は増やさない方が得である。ただ晴天に合わせて意図的に動かせる電気製品洗濯機くらいしかない。掃除機は随意に動かせるが掃除そのものをあまりしていないようで自家消費に寄与とは行かない。東京電力は8.5円で買い取っても同じ低圧ユーザーに24円くらいで売るのだから採算は出るのだろう。事実東電の営業の人は赤字で買い取ることはできないとも言っていた。太陽電池を設置したことすら忘れてしまうこの頃である。あれほど苦労もし、情熱を燃やして取り組んできた仕事なのに。何もかもが何事も無かったかのように元の納まる所ところに落ち着いて行く。多分人生全般がそのようなものなのだろう。