拙老くらいの生活レベルなら百均で必要なものはほぼ揃う。眼鏡のケースが壊れた。長年使っていたのでバネが馬鹿になったのだ。修理を試みようと思ったが散歩がてら近所の百均に行ってみた。期待通り3色も揃えてあった。滑り止めを施した表面加工といい傷をつけない内装といい申し分ない。例えバネの寿命が短くても相手は百均であり惜しくはない。先日は写真整理のアルバムを買った。電池などはコンビニより相当安い。瞬間接着剤など品揃え抱負である。まずこういう物が有りはしないかと寄ると大概求めていたものがある。多くは毎日使うものではないがちょっと必要になった物は大概ある。不思議な品揃えである。アイデア商品に近いが企画力は大手企業に多分負けてはいないと思う。売れ筋商品の2番手を揃えることが狙いかも知れない。因みに売り切れたのかマスクは置いていなかった。突然一番人気商品になったのだろう。
品揃えよりさらに驚きは商品そのものが材料や工賃を考えたらおおよそ売価100円では出来そうもないものばかりである。そういえば昔社長がコストダウンの話の時に百均の商品を褒めちぎっていたことがある。皆さんはまだ贅肉だらけである。百均の商品には勝てていない。常識の範囲内、理屈の延長上のコストダウンは誰でもできると。その後筋肉質経営などの言葉が流行った。こんなことをブログに書くのは貧乏生活の証だろう。しかし侮ってはいけない。ベンツでコンビニに行く者が居るように百均愛好者だって億ションに住みながらアンバランスな生活者が居るかも知れない。ただしうちの近所の百均にはいない。スーパーに併設されているせいか客はほぼお年寄りである。