シャープが政府の要請を受けてマスクの生産を行うという。新型コロナウィルスの早期沈静化を願って社会貢献の一環として取り組みたいとのこと。確かに半導体や液晶関連の生産工場ではクリーンルームが完備しておりもし有休の工場があるなら渡りに舟である。しかし自ら社会貢献のためと大上段に振りかぶって言うのはいかがかと思う。まさか無料配布するわけではないだろう。有料なら、少しでも社会のお役に立てるならと言うべきだろう。不思議なのは何故得意技術であった筈のプラズマクラスター関連の商品を増産しないのだろう。ウィルス除去にも効果を謳っていたと思うが。今後急造の病室などではニーズは山ほどあるのではないだろうか。シャープはこれを機に医療品分野に進出するのも悪くない。絶対的マスクを開発したらどうだ。100％滅菌殺菌をしてくれるマスク、パンデミクスだけでなく通常医療でも使えるやつだ。抗菌ノブ手摺ももっと普及するかも知れない。銅、銀、チタン、タンタルは値上がりするだろう。
今回のコロナ感染は不幸な出来事ではあるがある意味こういう事も起こり得るという教訓ではある。それは何時起こるか分からないこれからも続く脅威だからである。首相も言っていたが目に見えない敵と戦う難しさである。少なくとも放射能汚染の時は発生源が分っていた。もし検査体制が整っていれば感染者数は飛躍的に多くなるのだろう。不思議に思う。しかししぶといウィルスである。身の回りにも少しずつ近づいてきた。もし感染しても高齢者だから自身は諦めもつくが他人にうつすことだけは何としても避けなければならない。無人島に隔離されても構わないと思っている。クルーザールートは感染が連鎖しているが屋形船ルートは鎖を断ち切ったのだろうか。そうであるならそこに何かヒントがありそうに思う。ビッグデータを活用すれば必ずルートは解明できると思うが。
日本中がコロナ関連ニュースである。イベントの自粛や学校の休校などで世の中静まり帰っている。お年寄りがかかり易いと言われているが風通しが悪く、密室で、お年寄りばかりの集団と言えば国会だが未だ一人も感染者は出していない。もし出たらどうするのだろう。桜の咲くころまた見る会の問題が再燃すると思っていたが多分コロナ問題がピークになってそれどころではないだろう。１憶総引きこもり状態になれば経済のみならず市民生活も崩壊し復活には１０年単位を要するだろう。何処の国でも誰でもいいからコロナを止めて。明るい兆しはまだ何処にも無い。