ネット記事でウォールストリートジャーナル(WSJ)が、アメリカ政府が中国ファーウェイ(HUAWEI)の製品の不使用を同盟国に要求したとのことである。原題を見るとU.S Urges Allies to Avoid Using Huawei Equipment, WSJ Saysであるから要請したの方が適訳かも知れない。政府との関係が深い同社の製品は高速大容量の第5世代(5G)移動通信システムなど、同盟国の重要インフラで普及した場合、不正な通信傍受や意図的な遮断など安全保障上の脅威にさらされかねないとの米側の懸念が背景にあるとのこと。
大変である私のスマホはHUAWEI製である。傍受されたら時々中国の悪口をいっているからバレテしまう。特に安全保障上で困ることは無いが、日本には原発が沢山あり、もしミサイルや空爆でちょっと的がズレタだけで当たってしまうぞ。放射能汚染は隣国にも拡がるぞ、これこそ平和利用による究極の核武装などとブラックジョークをブログに書いたことがある。スマホとPCとよく交信するから知られてしまうかも知れない。まあ我慢出来るのは意図的な遮断だ。特に重要なやりとりはスマホではやっていない。
しかし考えて見ると本当に政府が一企業の製品に対して不使用などと言うのだろうか。もしそうならアメリカに車を売って稼いでいるトヨタ車は貿易赤字の要因だから乗るなと言うかも知れない。これは困る、プリウスに乗っているのに。乗り換えるとしたら日産のリーフか。しかし今ちょっと日産は。アメリカ自身が世界中で色んな手段で通信傍受しているのは周知の事実だ。かってメリケル首相の傍受で問題になったと記憶している。もしこの記事を深読みすると、もしかしたらアメリカはHUAWEIの通信機器だけは傍受できないからそんなことを言っているのではないだろうかとなる。時々トランプさんの良い所を言ったり書いたりしているのだから自分は傍受して欲しいところなのだが。
権力が集中すると何でも好き勝手に言ったりやったりできるものだろうか。同盟国と雖もYesマンばかりではないだろう。Yesマンで固めたワンマン会長の不祥事をアメリカはどう思っているのだろう。アメ車が売れるからWelcome?もう手に負えない。