ゆっくりかえろう

散歩と料理

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自動車 バイク 日本のものつくり2

2014-04-07 | その他
日本のもの造り は 自動車においても国が指導発展する為のタネをまき 育てます。

 日本の自動車は最初は外国の自動車を参考に作られました。

 最初は外国の自動車のコピーから始まりました。

 それしか知らなかったからです。自動車イコール外国車でした。当時は知的財産権という考えが理解できておらず どんどんマネをした自動車が作られたそうです。

 外国の自動車と同じ寸法の部品を日本で作って組み立てる 下請けのようなノックダウン生産も始まりました。

 やがてマネから脱した自動車が育ちつつあるところで 戦争に突入してしまいます。
 戦争では国家の指導の下 自動車のほか内燃機関は(つまりエンジンです)大きく技術が前進することになります。

兵器としてのエンジン技術は大きく飛躍します。
世界には及ばないものの かなりの技術発展を見ます。

やがて敗戦とともにしばらくは 資材不足や資金不足で停滞しますが アメリカを主な市場として 世界中のどこの車より安くても丈夫で故障し難い物を目指してもの作りをして発展を遂げてゆき やがてはアメリカのクルマの生産数に迫ることになります。

しかし一歩たりません。アメリカに追いつくには何か足りません。
そこでまた次の展開がやってきます

当時問題になりつつあった 環境問題と技術革新を同時に可能にする方法です。

 それは世界一厳しい排ガス規制を国内の規制にあげることです。
当時世界一厳しい日本の排ガス規制は とても越えられないと思われ メーカーは反対しますが あえて国の役人はメーカーに約束させます。

国内メーカーは立派にその高いハードルを越え 無事世界一排ガスのきれいな車を発売します。

こんなクルマが売れないはずがありません。世界中でじわじわ売れ始め メイドインジャパンのブランドが知れ渡るきっかけになります。

排ガス規制は国内メーカーの保護にも役立ちました。一定の基準を越えない限り外国車は 日本国内では売ることが出来ません。

実際は外国車は日本に入ってきましたが 排ガス規制を完全にクリアしないと 大きな税金をかけるため 国内メーカーの保護につながりました。

いわば排ガス規制によって鎖国と同じ効果がありました。

そこには国内メーカーを世界一に押し上げる為の 情熱さえも感じられます。

今の税金を取るだけの 役人(官僚)とは違う 人を育てる姿が浮かび上がります。

勿論官の呼びかけに対し 民の頑張りがあってのことですが。

2輪車はどうでしょう?

バイクは(オートバイ)免許を難しくします。 暴走族問題をきっかけにして 国内では400ccを越えるオートバイの免許はかなり難しくしました。

400ccであろうが 750ccあろうが 排気量規制では 根本的な暴走族対策にはなりません
しかし国内メーカーの保護には有効です。

当時もいまも 外国のメーカーのオートバイは  人気機種は750ccより大きく 乗り手の数を規制すれば 売り上げを伸ばすことは出来ません。

中型免許が幅を利かせていた頃は 大型バイク所有者はほんのわずかでした。
やがて自動車と同じような排ガス規制で数を制限したり あらゆる方策を施して 国内メーカーを守りました。

今は先進国のオートバイどころか 後進国のオートバイも売れる時代になりましたが 培われた高性能の神話が浸透しているため 安かろう悪かろうの バイクはふえません。

この歴史がはたして正しかったのか 私は判断しかねますが ひとつの選択肢ではあったと思います。

官僚はえらいのです。それだけの仕事をしてきたのです。
好むと好まざるに関わらず・・・

と私の推測や勝手な解釈も含め書いてみました。答え合わせは百年後に。

オードブル

2014-04-07 | ランチ
 鮭の白子 カリフラワー のオードブル 一見チャーシューとか 豚の腎臓とか 白いのは鱈白子や羊の脳みそにみえますが違います。

 あっさりしていたので 酢みそは使わず オリーブオイルとブドウの酢でたべました。

 右端にあるのはクリームチーズで これが一番いい油脂分でした。

 その法則でいくと バター醤油が一番いいのかな?