これ以上ないくらい素晴らしいシチュエーションで食べる麺料理
これは日本で一番来場者の多い植物園の茶店にある食堂メニューのひとつ
ざる蕎麦や ざるうどんではなく 冷やしうどんというのが楽しいところ
見渡す限りの芝生を眺めながらの食事は とても贅沢です
椎名誠氏著
人気作家の食エッセイ&食味記
日本全国の奇食怪食にトライして 食べ進めていく椎名さんの姿は素晴らしいのひとこと
編集部にやらされている以上に 本人のチャレンジ魂もそうとうなもので
単なる遊び半分や 興味本位(好奇心は大事ですが)ですまない迫力があります
海蛇 ヤドカリ ゴカイにイソギンチャク うつぼなど 海モノは特に凄まじい
この人の偉いのは かなりの読書家で 耳や目からから入る学問や
実際に体験して確かめる経験が活かされ 中身の濃い食のレポートになっています。
文体も独特でややおどけた親しみやすい文章ですが 失礼にならず笑いを誘うのは
この作家の優しい人柄と 笑われるのはあくまで自分の側で
人を笑いものにしない真摯な姿勢に有るからでしょう
その姿勢は見習うべきものがあります。
カボチャの煮つけは美味しいですが 目先の違うものをひとつ
カボチャを電子レンジで蒸して 緑のヘタを削りとります
黄色い部分を集めて あらく潰してマッシュします
ベーコンのみじん切り タマネギのみじん切り リンゴの粗切り
塩胡椒 マヨネーズ 酢を混ぜ合わせサラダを作ります
いわばポテトサラダのカボチャバージョンです
やや甘めなので塩胡椒は強めの方が 味が締まって美味しいと思います