薄妃の恋
2012-06-08 | 読書
やっと僕僕先生が帰ってきました
王弁君は大喜び 何もかも捨てて 身一つでセンセイのお供に
旅立ちました
相変わらず いじらしいくらいひたむきな王弁くん つれない先生
でも曖昧な第一シリーズに比べ この本からはしっかりした実感を持って
先生のお供をする王弁くんをとらえます
ドラマの本当の主題は 旅や仙人の話じゃなく 二人の旅物語だと思います
新しく加わったお供の薄妃さんは 空気マクラのように 身体がペラペラで
へそから息を吹き込んで 膨らませるという体質の持ち主ですが
いたって気立てはよく カラッとしていて 明るく元気 よく気が利いて優しい
何度も人の危機を救います
もしかしたら作者の中国の女性観が出てるのかも