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ジローのヨーロッパ考

デンマークやドイツの農家に長期(?)滞在、体験したり感じたことを綴ります。

デンマーク: the festival of light

2015-12-22 22:41:20 | 日記
2015年12月22日(Tue.) 今日は冬至ですね。デンマークからの情報です。少し、冬至が関係したニュースのようです。(ニュースソース: ONLINE POST)

<原文の一部>

All together to celebrate the festival of light



  



Last Friday, the students from the Copenhagen International School (CIS) gathered together for the last time this year. However, this wasn’t a Christmas affair, it was a celebration of the festival of light.


Some 1,000 students, teachers and parents joined the festivities, squeezing into the school’s sports hall where a procession of girls, dressed in white and carrying lit candles, commemorated St Lucia’s Day.

This tradition is very popular in Scandinavia, particularly in Sweden, and marks the darkest time of the year.

By bringing the light, ‘the little Lucias’ help people get through the long winter.

Goodbye forever
Students from the primary classes then sang and played several Christmas songs, and CIS used this opportunity to look back and review the eventful year of 2015.

As is usual, the celebration was a bit bittersweet as the school had to say goodbye to several students whose parents are being relocated to other countries.

To remember their time at CIS, each of the students got a Danish flag sporting a logo of CIS.

At the end, Santa came to cheer everyone up again and the school was dismissed for three weeks over the winter holidays to give students enough time with their families in far-off corners of the world.


***(要約)

先週の金曜日(18日)のことですが、コペンハーゲンにある国際学校(CIS)で、今年最後の集いがありました。しかし、これはクリスマス関連行事ではなく、「the festival of light」を祝うものなのです。

およそ1000人の生徒、先生、親たちが集まり、白い装束や点火したキャンドルを身に着けた少女たちの行列もあって、聖ルチアの日を記念したのでした。

この伝統は、主にスカンジナビア地域で守られているものであり、特にスウェーデンが盛んで、この冬至の時期に行われてきているものです。(以下、略)


***

聖ルチアの日と言うのは、キリスト教の聖人ルチアを祝うことを意味しているようで、サンタ・ルチアとも言え、私たちになじみのある言葉としては、イタリア(カンツォーネ)のサンタルチアも関連しているようです。上記の訳文の最初の部分で、クリスマス行事ではないようなコメントがありますが、実際には、クリスマス前の行事の一つとして冬至の時期に行われてきている行事です。但し、このニュースが報じた内容としては、少し意味合いが異なる・・・と言うことのようです。

私はクリスチャンではないので、こうした行事に詳しいわけではありませんが、コペンハーゲンでの催事が、こうしたことも教えてくれています。

主に少女たちが点火したロウソクを身に着けながら行列するような形態であり、クリスマス・キャロル(聖歌)も歌われるとの説明もあります。


いずれにしても、宗教の違いをも乗り越えて、寛大でお互いの存在を認め合う世界・社会になって欲しいものです。「多文化共生」とも言うのでしょうか。



下の写真は、ネット上で紹介されている関連写真です。























EU各地のクリスマス夜景

2015-12-14 18:06:56 | 日記
2015年12月14日(Mon.) 10日間ほど前にUPされた情報です。クリスマスを控えたEU各地(主要都市)の夜景を写真で紹介しています。 (ニュースソース: DW-DE)


<原文の一部>

Christmas lights on Europe's boulevards(大通り)


With the holidays just around the corner, it's time to haul out the decorations and dust off the fairy lights. Europe's boulevards twinkle under a sea of lights. The joy of Christmas is upon us once again!

ヨーロッパ各地の大通り(主要)は、光の海の輝きに覆われていて、クリスマスの喜びが私たちにやってくる・・・と伝えています。


ベルリン



パリ



ロンドン



ウィーン(オーストリア)



ブリュッセル(ベルギー)



マドリード(スペイン)



バルセロナ(スペイン)



チューリッヒ(スイス)



ローマ



ワルシャワ(ポーランド)




***


クリスマスまであと10日ほどですね。クリスチャンも、そうでない人もこの催しを待ち望んでいる人たちは多いことでしょう。私もEUの何人かの友人にはクリスマス・カード(グリーティング・カード)を送りました。

上の写真の4都市には私も行ったことがあります。スペインの2都市に関しては、12月の同シーズンに訪問したので類似の光景は観ています。しかし、この時は、いわゆる旅行であって、長期滞在的なものではなかったので、印象もそれほど深いものでありません。

実際の現地の生活習慣等に触れるには、やはり、滞在型がお薦めですね。60歳を越えてからの挑戦でしたが、すばらしい体験(デンマーク、ドイツ)でした。繰り返し述べてきていますが、現在ベルギー行きは中断しています。

体調も全快とは言えない状況であり、年令が高まりつつあって、現地での農場等でのホームステイは困難になりつつあると自覚し始めています。それでも、短期の滞在型による訪問等の可能性は残されているので、テロの危険が比較的少ない国で、しかも、目的に叶う地域を探し、関連情報を調べることは今も続けています。


世界各地での紛争が沈静化に向うよう、切に願って止みません。






デンマーク: クリスマス・テーブルの話題も

2015-12-08 22:43:39 | 日記
2015年12月8日(Tue.) 少し日数が経ってしまいましたが、11月末のデンマーク情報です。クリスマスを祝うテーブル・コーディネートに関するものです。 (ニュースソース: ONLINE POST)


<原文の一部>

About Town: Royal Copenhagen is having a laugh this year

街情報: ロイヤル・コペンハーゲン(陶磁器で有名な)は、今年、笑っています。・・・・(少し、わかりにくいタイトルですが)




    



Royal Copenhagen’s Christmas Table is a tradition than has been going strong since 1963. The event sees the renowned Danish design house invite a group of artists and celebrities to design six Christmas tables using its own pieces. The tables each have their own unique spin on the holiday season and are on display at Royal Copenhagen’s flagship store at Strøget.

This year’s crop are all comedic actors, including (top to bottom) Peter Frödin, Jarl Friis Mikkelsen, Martin Buch and Rasmus Botoft, and Kirsten Lehfeldt


ロイヤル・コペンハーゲンのクリスマステーブルは伝統的なものになっており、1963年以降、強さを増しています。そのイベントは、有名なデンマークのデザインハウスが芸術家や著名人のグループを招き、彼らの独自な品物(作品)などを使った6つのクリスマステーブルを見せています。各々のテーブルはそれぞれユニークな構成になっており、ホリデーシーズンに、ロイヤル・コペンハーゲンのストロイエにある旗艦ショップで展示されています。

今年の成果は全て喜劇役者によるものです。(以下、名前が紹介されています。)


***


私達にとって、クリスマステーブルと言う言葉は、あまりなじみがないかも知れません。しかし、クリスマスを祝う習慣がある国・地域では、特別な行事を楽んだりするためにも、こうしたテーブル・コーディネートにも工夫を凝らすようです。

ちなみに、デンマークの首都コペンハーゲンには、ロイヤル・コペンハーゲンの本店があります。そこはストロイエと呼ばれている遊歩道に位置しています。2012年にデンマーク滞在をした時、私も同店を訪問しています。

そして、今回の記事のタイトルに ”a laugh ”と言う単語が出てきましたが、最初は意味がよくわかりませんでしたが、今年の出展者が喜劇役者でまとめられていることから、その意味が通じました。



毎年、11月に入れば、クリスマスを祝う準備に入る地域が多いのでしょう。宗教を越えて、平和な世界・社会・生活・日常空間が実現・維持されることを切に願うばかりです。

一朝一夕に解決する問題ではないでしょうが、テロのない平和な世界を強く望みます。そして、世界の政治や宗教等の指導者達は、その実現のための最大の努力をして欲しいと思います。それは、武力のみに頼るものであってはならないでしょう。






我が家のクラインガルテン

2015-12-02 21:36:57 | 日記
2015年12月2日(Wed.) 今年も早いもので12月になってしまいました。また、ここ1ヶ月間は外出を控えていたこともあり、我が家のクラインガルテンの手入れは十分とは言えない状況にあります。

それでも、11月末には久しぶりにフィールド(畑)に行ってみました。植え付けがやや遅れてしまったジャガイモや、ニンニク、玉葱の様子も写真に撮ってきました。

先ずは、ジャガイモ(アンデスレッド)です。土寄せも十分できていなかったし、生育も不十分かと心配していましたが、大半が順調に育っていてくれました。葉の色も鮮やかで、蕾をつけているものもいくつか確認できました。現在で70日を過ぎたところですが、霜の心配をしているところです。

順調にいけば、クリスマス頃に試し掘りができるのかも知れません。




続いて、ニンニクは、植えてから50日目ぐらいですが、順調に育っているようです。こちらは120本ぐらい植えてあり、来年の5月頃の収穫を楽しみにしています。




さらに、玉葱は白と赤(イタリアン)の2種類ですが、いずれも直播したものです。こちらは、写真ではわかりにくいぐらい「細い」状態ですが、合計で200本以上が発芽しています。




他には、ソラマメやスナップエンドウ(スナックエンドウ)も10cmぐらいに育っています。また、ハーブエリアで育てているイタリアンパセリ(写真)も元気に茂っています。このイタリアンパセリは香りも良くてサラダやパスタ等にも使えて重宝しています。




さらに、大根も直径が7~8cmになってきているし、ニンジンも順調のようでした。


***


それにしても、有機栽培・完全無農薬で育てていますので、安全・安心です。やはり、農業は地域社会として自給自足に近い形態が望ましいのではないでしょうか。安ければいいと言う考えからは脱却したいものですね。 ・・・・・・ 日本の農業・食の安全安心は守りたいものの一つです。