6月中旬の週末、年1回の地域の集いがあるとのことで私にもお誘いがありました。どのような催しなのかとても関心があったので迷わず参加を申し出ました。
集まった場所は近所の農家(耕地面積100haの専業農家)の巨大倉庫、時刻は19時頃です。倉庫の中には臨時のテーブルが3列ほど並べられており、椅子は60客ぐらいで既に40人ぐらいは集まっていました。バーベキューコーナーでは肉類が焼かれており、好きなものを各人がもらっています。また、調理済みの食材が各家庭から持ち込まれており、専用のテーブルに並べられていました。食べたいものをセルフサービスでいただく方式です。これらは全て無料です。
飲み物だけは有料で値段表が置いてあり、これも無人ですがお金をおいてから飲み物を勝手に持って行きます。テーブルにはロウソクの灯りがともされている場所もあり、暖かな雰囲気が演出されています。
20時頃には参加者は全て揃った感じで、総勢60人近くでしょうか。ファミリー数で25家族ぐらいかと思われます。中高年が60%ぐらい、子供は10人前後、若者も10人ぐらいと言ったところです。
食事が済むのを見計らって司会者の登場です。司会者に促されて順番に全員が自己紹介です。デンマーク語が大半でしたが、英語の人も何人かいました。私もその一人。名前と日本から来ていること、それに滞在先等を紹介した程度です。外人が私を含めて2名いたので、最後に司会者が「この催しも国際的になった」とジョークを交えて評していました。
続いてゲームの開始です。各家庭から持ち寄ったプレゼントが所定のテーブル上にうず高く積まれています。そして3列あるテーブル毎にグループ化し、そのグループの中で順に各自が二つのサイコロを振ります。サイコロの目が合わせて6になるとプレゼントをもらう権利があるのです。3グループは同時進行して行きます。会場内は大騒ぎ状態。しばらくすると全てのプレゼントが持って行かれて第1ステージ終了。
ここからが第2ステージ、再び各グループ毎に同じ方式でサイコロを振って行きます。但し、6が出た場合、今度は自分達以外の2グループの席からプレゼントを横取りする権利が与えられるのです。つまり一度自分のものになったかのように見えたプレゼントが盗られてしまうのです。ここでも会場は大騒ぎとなりました。そうして一定時間が経過するとストップの声がかかり、この時点でプレゼントの保有が確定するわけです。およそ1時間ぐらいであったと思いますが、相当盛り上がりました。
少々の休憩時間をはさんで、今度は近くの湖まで散歩です。時刻は21時を過ぎていますが、北緯55度のこの地ではまだ十分に明るいのです。片道20分ぐらいで湖まで歩き、すばらしい夕景を楽しむのでした。
そこから戻るとデザートタイム、ケーキ類はやはり各家庭から持ち込まれたものです。日本から来ていることに関心を寄せたようで、13歳の男女が私の横にきて色々と聞いてきます。日本の中山間地の現状等を説明すると、そう言う地域があるなら見てみたいと関心を示すのでした。デンマークの森林率は12%ぐらい、一方、私の知る中山間地域では80~90%。平地が少ないことを嘆くことが多いのですが、見方を変えれば特長とも映ることを感じた次第です。結局、この若い二人と話し込んでしまい気がついたら24時を廻っていたのです。
色々と勉強になった集いでした。 ~続く~
集まった場所は近所の農家(耕地面積100haの専業農家)の巨大倉庫、時刻は19時頃です。倉庫の中には臨時のテーブルが3列ほど並べられており、椅子は60客ぐらいで既に40人ぐらいは集まっていました。バーベキューコーナーでは肉類が焼かれており、好きなものを各人がもらっています。また、調理済みの食材が各家庭から持ち込まれており、専用のテーブルに並べられていました。食べたいものをセルフサービスでいただく方式です。これらは全て無料です。
飲み物だけは有料で値段表が置いてあり、これも無人ですがお金をおいてから飲み物を勝手に持って行きます。テーブルにはロウソクの灯りがともされている場所もあり、暖かな雰囲気が演出されています。
20時頃には参加者は全て揃った感じで、総勢60人近くでしょうか。ファミリー数で25家族ぐらいかと思われます。中高年が60%ぐらい、子供は10人前後、若者も10人ぐらいと言ったところです。
食事が済むのを見計らって司会者の登場です。司会者に促されて順番に全員が自己紹介です。デンマーク語が大半でしたが、英語の人も何人かいました。私もその一人。名前と日本から来ていること、それに滞在先等を紹介した程度です。外人が私を含めて2名いたので、最後に司会者が「この催しも国際的になった」とジョークを交えて評していました。
続いてゲームの開始です。各家庭から持ち寄ったプレゼントが所定のテーブル上にうず高く積まれています。そして3列あるテーブル毎にグループ化し、そのグループの中で順に各自が二つのサイコロを振ります。サイコロの目が合わせて6になるとプレゼントをもらう権利があるのです。3グループは同時進行して行きます。会場内は大騒ぎ状態。しばらくすると全てのプレゼントが持って行かれて第1ステージ終了。
ここからが第2ステージ、再び各グループ毎に同じ方式でサイコロを振って行きます。但し、6が出た場合、今度は自分達以外の2グループの席からプレゼントを横取りする権利が与えられるのです。つまり一度自分のものになったかのように見えたプレゼントが盗られてしまうのです。ここでも会場は大騒ぎとなりました。そうして一定時間が経過するとストップの声がかかり、この時点でプレゼントの保有が確定するわけです。およそ1時間ぐらいであったと思いますが、相当盛り上がりました。
少々の休憩時間をはさんで、今度は近くの湖まで散歩です。時刻は21時を過ぎていますが、北緯55度のこの地ではまだ十分に明るいのです。片道20分ぐらいで湖まで歩き、すばらしい夕景を楽しむのでした。
そこから戻るとデザートタイム、ケーキ類はやはり各家庭から持ち込まれたものです。日本から来ていることに関心を寄せたようで、13歳の男女が私の横にきて色々と聞いてきます。日本の中山間地の現状等を説明すると、そう言う地域があるなら見てみたいと関心を示すのでした。デンマークの森林率は12%ぐらい、一方、私の知る中山間地域では80~90%。平地が少ないことを嘆くことが多いのですが、見方を変えれば特長とも映ることを感じた次第です。結局、この若い二人と話し込んでしまい気がついたら24時を廻っていたのです。
色々と勉強になった集いでした。 ~続く~
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