ジローのヨーロッパ考

デンマークやドイツの農家に長期(?)滞在、体験したり感じたことを綴ります。

アイルランド: アイリッシュ・ウィスキーについて

2016-01-24 17:43:47 | 日記
2016年1月24日(Sun.) 昼間でも3・4℃にしかなっていなくて、久しぶりに寒い一日になっています。 と言うわけで(?)、体の中から温まりそうなウィスキーの話題から・・・。

世界の5大ウィスキーと言われているのは、スコットランド、アイルランド、アメリカ、カナダ、日本のようです。諸説ありそうなので、これが絶対だと言うことではないかも知れません。

スコッチやバーボン、そして、国産(日本)のものは、お酒を嗜む方にとってはおなじみでしょう。しかし、アイリッシュ・ウィスキーについては、酒屋さんなどの店頭でも種類が少なくて、その存在感は薄い方ではないでしょうか。

以下の情報は、アメリカのサイトにUPされていたものですが、そのアイリッシュ・ウィスキーが、アメリカ市場では伸張しつつあると言います。(2015年情報)

最初のグラフは、世界市場の伸び(予測含む)とアメリカのものを比較していますが、全体の半分ぐらいをアメリカ市場で消費しているようです。縦軸はビリオン・ダラーなので10億ドル単位になっています。2019年に向けてかなりの上昇を予測しているようです。




下のグラフはアメリカ市場内での主要アイリッシュ・ウィスキーブランドのシェアを示しています。トップはJAMESON(ジェムソンと日本では呼ばれたり表記されていることが多いようですが、”ジェイムソン” の方が ”らしい” と思います。) で、TULLAMORE_DEW と BUSHMILLS が次いでいるようです。




そして、世界市場でのシェアを示していますが、JAMESON がトップであることに変わりはないようです。







そして、以上のグラフに登場したブランド以外にも、 TEELING WHISKEY と言うブランドも今後注目されるのではないかとも伝えています。ウィスキー・カクテルを宣伝しているようです。







お酒を飲まない方にとってはつまらない話題かも知れませんが、お酒も人生を豊か(?)にする道具の一つではないでしょうか。適度に楽しむことができるのであれば、洋酒や日本酒の区別を問わずにTPOで味わいたいと思います。




ちなみに、ウィスキーの英文スペルは2種類あって、Whiskey と Whisky です。アイルランドとアメリカは ”e” が入りますが、それ以外では入りません。かつて、品質の違いを際立たせようとして、その違いを作り出したとも書かれています。(真偽のほどは?)

また、味については試していただくしかありませんが、アイリッシュはスモーキーなフレーバーは少なく、スッキリしていて飲み易いのではないでしょうか。シェリー樽やバーボン樽で熟成させるものもありますので、それぞれに違う味わいがある・・・と言うことでしょう。


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日本の酒屋さんで見かけるアイリッシュ・ウィスキーも JAMESON 、TULLAMORE_DEW 、BUSHMILLS が多いですが、これら以外を並べているところもあるようです。酒屋さんに立ち寄ることがあれば、アイリッシュのコーナーを探索してみてはいかがでしょうか・・・。


写真はネット上(ウィキペディアやその他のサイトで公開されているものです。

        

    







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