[シルク]シーズライクリオの14牡

2015年シルクＨＣ募集予定馬(42)～15シーズライクリオの14牡

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シーズライクリオの14牡

１口４万円／総額2000万円
関東・堀宣行厩舎予定
父キンシャサノキセキ
母父Boundary

配合の累代は、キンシャサノキセキ×Boundary×Mr.Leader×Sailor×Turn-to。
クロスはNorthern Dancer4D×5S、Hail to Reason4D×5S、Turn-to5S×5D×5D。


シーズライクリオの14の出資理由は、出資馬ジス Destaque ターキの下で、堀厩舎で、父キンシャサノキセキだから。

検討記事でも書いたが、半姉Destaque (父ステイゴールド)に出資しているので、血統派としては「縁故枠」的な感覚があった。
それでも、母年齢が出産時18歳だから、積極的になれる訳ではなかった。

やはり、堀厩舎に入厩予定なのが大きかった。
某有名ブロガーさんが絶賛していたので前々から興味を持っていて、カイザークルト牡(カリの13)やキャロットのアドヴェントス牝(アドマイヤサンデー13)で機会をうかがっていた。
また、2015年は厩舎の勢いを感じた。

加えて、父キンシャサノキセキに可能性を感じている。

13年産のパブロ牡(ゲルニカの13)に興味があって、通常募集開始日に電話したが、既に満口になっていた。
完全に戦略の失敗で、全頭落選だったから、第１次で申し込むべきだった。


キンシャサノキセキ産駒の出資馬２頭の配合について(15/12/31)

に書いたように、キンシャサノキセキは、父も母も自身も５代アウトな配合馬だけに、産駒の母が強いクロスを持つ方が良いようだ。
現状を見ると、短距離向きのパワーを伝える繁殖牝馬で結果が出ている。

また、フジキセキの配合のポイントとなる血脈は、父父Haloと曾祖母Millicent、母母父In Reality、母父Le Fabuleux辺りで、Millicentはナスキロ血脈(NasrullahとPrincequilloの組み合わせ)であり、ナスペリオン血脈(NasrullahとHyperionの組み合わせ)。

　　┌Nasrullah
　┌○
┌○
Millicent
│┌Princequillo
└Milan Mill
　└△┌Hyperion
　　└△

血統屋の望田潤氏によると、「フジキセキの孫で芝向きの配合を意識するならば、Marston's MillのWar Relic≒Eight Thirtyよりも、Millicentのナスキロやナスペリオン」を上手く使う方が良いようだ。
(フジキセキの祖母Marston's Mill ＝ In Reality[War Relic２本内包] ＋ Millicent)


本馬の母シーズライクリオはTurn-to4D×4Dだから、キンシャサノキセキの相手としてまずまず条件を満たすように思うし、短距離向きのパワーもあるはず。

というのも、Eight ThirtyとSpeed Boatを内包しているからだ。
そのため、War Relic≒Eight Thirty≒Speed Boatとなって、Marston's Millと脈絡してパワーを引き出すだろう。

Ponte Vecchioというボルキロ(ナスキロ)血脈が１本有って、Millicentと脈絡するから少しは硬さを中和するだろうが、芝・ダート兼用の短距離馬ではないだろうか。
そうすると、馬体のパワーアップが必要となると考えている。

　┌Princequillo
┌○
Ponte Vecchio
│┌Bold Ruler
└△

　┌Bold Ruler
┌○
Millicent
│┌Princequillo
└△


ここまでは、これまで書いてきたことをまとめ直しただけ。
新たに付け加えることが何かないかを探して、血統表を見つめたが、自分のレベルでは見つけられなかった。

War Relic≒Eight Thirty≒Speed Boatというニアリーな血があるから、Man o'Warが少し多いし、DjebelなどTourbillonの血も少し多い印象がある。
すなわち、異系の血がやや濃い気がするのだが、それがどのように働くかと言うと・・。

異系の血が濃い血脈が、血統表の中にしっかり入っていて、１/４異系とか、１/８異系というならば、良い配合とされているのだが。


出資したからには走って欲しいし、出来れば２歳戦からと思っているが、堀厩舎だからきっちり仕上がらないと使わないかな。