[シルク]サンスプリングの14牝

2015年シルクＨＣ募集予定馬(43)～16サンスプリングの14牝

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サンスプリングの14牝

１口2.4万円／総額1200万円
関東・鹿戸雄一厩舎予定
父キンシャサノキセキ
母父サザンヘイロー

配合の累代は、キンシャサノキセキ×サザンヘイロー×More Light×Tudor Melody×プリメラ。
クロスはHalo3D×4S、Northern Dancer4D×5S。


サンスプリングの14の出資理由は、出資馬エレディータの下だから！！

母年齢が出産時18歳だから、リスクがあるのは認識している。

そして、父キンシャサノキセキに可能性を感じているからでもある。

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キンシャサノキセキ産駒の出資馬２頭の配合について(15/12/31)

に書いたように、キンシャサノキセキは、父も母も自身も５代アウトな配合馬だけに、産駒の母が強いクロスを持つ方が良いようだ。
現状を見ると、短距離向きのパワーを伝える繁殖牝馬で結果が出ている。

また、フジキセキの配合のポイントとなる血脈は、父父Haloと曾祖母Millicent、母母父In Reality、母父Le Fabuleux辺りで、Millicentはナスキロ血脈(NasrullahとPrincequilloの組み合わせ)であり、ナスペリオン血脈(NasrullahとHyperionの組み合わせ)。

　　┌Nasrullah
　┌○
┌○
Millicent
│┌Princequillo
└Milan Mill
　└△┌Hyperion
　　└△

血統屋の望田潤氏によると、「フジキセキの孫で芝向きの配合を意識するならば、Marston's MillのWar Relic≒Eight Thirtyよりも、Millicentのナスキロやナスペリオン」を上手く使う方が良いようだ。
(フジキセキの祖母Marston's Mill ＝ In Reality[War Relic２本内包] ＋ Millicent)
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母サンスプリングはAlmahmoud4S×5S、Persian Gulf5D×5Dだから、キンシャサノキセキの相手としては、もう少し強いクロスが欲しかった。

父の産駒の成功型からは外れるが、父も母も弛緩型の(緊張が緩和された)配合馬ならば、産駒は緊張型の配合にするのが１つの手法だろう。
有効的なクロスが必要だと考えられる。

そういう意味で、Halo3D×4Sの強めのクロス頼みだろう。
Haloのクロスが効果的に発揮されて、スピードや機動力が強化された場合に、ようやく勝ち上がりが見えてくるように思う。

サンデーとサザンヘイローによるHaloのクロスは結果が出てきているが、４×４くらいが良かったかな。
父キンシャサノキセキ・祖母サンスプリングだったら、個人的にはもっと評価したいが。


母父サザンヘイローはBold Rulerを内包しているが、ボルキロ(ナスキロ)血脈になっていないため、父が内包するMillicentと脈絡しない。

祖母には欧州血脈が入っていて、そこが重石として働けば面白いのだが、父のRibotやHyperionとの血脈的な結び付きが弱いのが残念。

例えば、ナスペリオン血脈のHornbeamを内包しているが、埋もれてしまうかもしれない。

┌Hyperion
Hornbeam
│┌Nasrullah
└△

祖母はPersian Gulf4S×4D、Hyperion5S×5D、Nearco5S×5S×5D×5Dで、主流でない血で構成されている。

Nearcoは含むが、１/４非主流として働かないか？と思っている。
他の３/４で、HaloとNorthern Dancerのクロスを作っているからだ。


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半姉エレディータ(父スニッツェル)は出資馬だったが、未勝利戦で２着２回、３着１回。
たくさん出走してくれたし、残念な最期だっただけに想いが強い。

繁殖に上がっていれば、サンデー系種牡馬との配合が出来て、サンデーとサザンヘイローを通じるHaloのクロスが生じた。

皮肉なことに、安楽死処分されたことによって、出資した金額以上が戻ってきた。それを本馬に使う。


馬体を見ると短距離馬だから、潜在的なスピードがあって早期にデビュー出来れば、ちょっと面白いかもしれない。
タフに走ってくれたエレディータとはタイプが違うが。

あの馬体だと仕上がりは遅いのか？丈夫なのか？など、自分には分からないことがある。
勉強になるだろうと考えているし、少しでも学習しなければならない。