始めたよ!一口馬主~チーム・ノーマンの挑戦~

競馬と少し距離を置いていたが、一口馬主を始めて、資金力が無いのに入れ込んでいるノーマンが書く備忘録

[シルク]エンジェルフォールの17牡

2018-08-12 21:20:00 | 2017年産出資馬

エンジェルフォールの17牡1[シルク]
父キンシャサノキセキ
母エンジェルフォール (ジャングルポケット)
栗東・大久保龍志厩舎予定
1口5万円/総額2500万円


配合の累代は、キンシャサノキセキ×ジャングルポケット×サンデーサイレンス×El Gran Senor ×Caro。
クロスはサンデーサイレンス3S×3D、Northern Dancer5S×5D×5D。


ジャングルポケット枠

出資愛馬ヴェロニカグレース牝3の半弟!

以上!

という感じ。


本来ならば様子見したかったけど、東サラの応募状況が思った以上に活況で、今年のシルクの成績からかなり厳しい事態を考えてしまった。

なので、1頭だけは・・と思って確保しに行った。


リスクは、既に発表されているように、両前膝に骨片が見つかって、摘出手術をしたこと。

それによって、育成厩舎への移動が遅くなって、デビューが遅れる可能性がある。

また、どこかの過程で、(再び剥離)骨折に至る可能性を考えておく必要があるのではないか。


血統派として出資馬の下が気になるのだが、1口金額が高くて手が出せなかったり、配合がもう1つピンと来なかったり、まだ小さかったりして、候補から外れる馬が続出。

出資馬の下から1頭決めるとなると、走らなくても許せてしまう「ジャンポケ枠」で本馬しかなかったかな。

今年度募集のキンシャサノキセキ産駒4頭は興味深くて、他の馬に出資しても面白かったと思う。


配合的にはサンデーサイレンスの3×3で、3×4以上の濃いインブリードを避けたい自分としてはちょっと・・。

濃いインブリードは、体質や気性の面で、競走馬として適さない資質を強調してしまう危険性があると考えている。

祖母アドマイヤサンデーは、ジャングルポケットにとって最良の繁殖牝馬だったと言っても過言ではない。

ただし、脚元の弱さを内包している牝系で、母エンジェルフォールは骨折などでデビューが遅れて、3歳9月に1戦して未勝利。

そういった脚元の弱さが伝わっている可能性があって、両前膝の骨片除去。
そのリスクを十分に理解して出資したつもり。


母はHornbeam≒Medeliaを持っていて、その要素であるナスペリオンを重ねている。

そして、父からもナスペリオン血脈として働きうるMillicentを取り入れて、継続している。

このことは、ナスペリオン血脈好きとして、出資に向かわせるポイントとなった。


まあ、この出資は賭けだと思っている。

その賭けに勝つ可能性がどのくらいあるだろうか?


[シルク]エンプレスティアラの17牡

2018-08-12 10:15:00 | 2017年産出資馬

エンプレスティアラの17牡1[シルク]
父リアルインパクト
母エンプレスティアラ (クロフネ)
美浦・萩原清厩舎予定
1口6万円/総額3000万円


配合の累代は、リアルインパクト×クロフネ×Seeking the Gold×Chief's Crown×Riva Ridge。
クロスはHold Your Peace4S×5D、Raise a Native5S×5D。

母13歳時の産駒。第9仔。
母は2戦未勝利。
祖母はダートの名牝ゴールドティアラ。

半姉レッドレグナント牝3(父ロードカナロア)は東サラの所属馬で、2歳時に未勝利→サフラン賞を連勝、骨折休養明けのアネモネS2着で、桜花賞に出走した。


父リアルインパクトはディープインパクト産駒で、安田記念と豪GIのジョージライダーSを勝った。
その母トキオリアリティーの影響が強くて、芝1400mがベストだった印象。
17年産が初年度産駒。

配合のポイントの1つは、父の母トキオリアリティー内の米血Eight Thirty≒War Relicだと思う。


母父クロフネの父フレンチデピュティがEight Thirty≒Good Exampleを持っていて、本馬の牝系を遡るとGood Exampleに行き着く。

パワー血脈War Relic≒Eight Thirty≒Good Exampleのニアリークロスが効いて、ダートで!とイメージした。

ダート血統の勉強とその実践という気持ちで出資を決めた。
でも、ちょっと高いと感じていて、そこはリスク要因だろう。

馬体を見るとガッチリしていて、ダートでたくさん走って、コツコツ稼いでくれることを期待している。


本馬のクロスは、Hold Your Peace4S×5D、Raise a Native5S×5Dで、父の母トキオリアリティーの父Meadowlakeを強調している。

┌Hold Your Peace
Meadowlake
│┌Raise a Native
└△

Meadowlakeと言えば、やはりダート短距離のイメージ。

トキオリアリティーは非主流の血脈で構成されていて、リアルインパクト産駒はその部分を1/4異系として配合がキマりやすいので、注目していた。

本馬は、お手本のような3/4Northern Dancer・1/4異系。


こうして書くと、ディープインパクトの血を活かしていないように思うけれども、サンデーサイレンスが入ることは重要だろう。

本馬には、サンデーサイレンス・Mr. Prospector・Robertoという3つの血が揃っていて、Roberto内の血脈の強調になっている。
これが上手く噛み合えば機動力の強化に繋がって、ダート馬として有利なはず。

また、ステファノス・フィニフティ兄妹とは3/4同血で、父と母の血統的な相性は悪くないはず。
(ココシュニックが、エンプレスティアラの1歳下の全妹)

┌ディープインパクト
ステファノス
│┌クロフネ
└ココシュニック
 └ゴールドティアラ


色々と書いたけど、血統的には出資に値すると、リスト発表時に血統表を見て思った。

ただ、初年度産駒で、リアルインパクトの種牡馬としての能力が分からない中で、高いんじゃないかな。

1口金額を考えると、2つ勝って1000万下で入着できる能力が備わっていて欲しい。