始めたよ!一口馬主~チーム・ノーマンの挑戦~

競馬と少し距離を置いていたが、一口馬主を始めて、資金力が無いのに入れ込んでいるノーマンが書く備忘録

[シルク]バラダガール(バラダセールの14)牝 その2

2016-05-27 12:30:00 | 2014年産出資馬
[シルク]バラダガール(バラダセールの14)牝 その1

◇◇◇
バラダガール牝
(バラダセールの14)

配合の累代は、ハーツクライ×Not for Sale×Confidential Talk×Mariache×Gamin。
クロスはLyphard4S×5D。


父ハーツクライの産駒の配合において、個人的には、ハーツクライの3代母My Bupers に入るBusanda (La Troienne血脈)やRevoked も押さえたい気持ちがある。

┌○
│└Busanda
My Bupers
│┌Revoked
└△

┌War Admiral
Busanda
│┌Blue Larkspur
└△
 └La Troienne

┌Blue Larkspur
Revoked
│┌Sir Gallahad
└△


まず、Busandaを母母父Confidential Talk が内包する。
Confidential Talkの母母Numbered Account は、父がBuckpasserで、その母がBusanda。

Confidential Talk
└△┌Buckpasser
 └Numbered Account
  └Intriguing

┌○┌Bull Dog (=Sir Gallahad)
│└△
Buckpasser
└Busanda

ということで、Buckpasserは Blue Larkspur・War Admiral・La Troienne・Sir Gallahad という血脈を押さえている。

加えて、Confidential Talkの3代母Intriguing は、その母母Striking がBusanda と3/4同血で、Sir Gallahad も押さえている。
ただし、Blue Larkspur が入らない。

┌○
│└△┌War Admiral
│ └Iron Maiden
│  │┌Sir Gallahad
│  └△
Intriguing
└△┌War Admiral
 └Striking
  └△
   └La Troienne

なので、Numbered AccountはMy Bupers と割りとニアリーな血で、結び付く可能性がある。

Confidential Talk
│┌Lyphard
└Confidentiality
 └Numbered Account

┌Lyphard
ビューパーダンス
└My Bupers

従って、母母父Confidential Talk の母Confidentiality は、父ハーツクライの母母ビューパーダンスとニアリーな血と言えそう (ビューパーダンス≒Confidentiality 3×4?)。
しかも、ナスペリオンも含む。

この点を面白いと思って、様子見を続けた。


母父Not for Saleも La Troienneを内包する。
Not for Saleの父母父No Robbery を詳しく見てみる。

┌○┌No Robbery
│└△
Not for Sale

┌○
│└△┌War Admiral
│ └Iron Maiden
│  │┌Sir Gallahad
│  └△
No Robbery
│┌○
││└La Troienne
└Bimlette
 │┌Blue Larkspur
 └△

見て分かるように、No Robberyも Blue Larkspur・War Admiral・La Troienne・Sir Gallahad という血脈を押さえている。

よって、母父と母母父とで二重にMy Bupers を強調している。


La Troienneはパワースピードを伝えるし、上述した点に関与する血脈 (Swapsなど) もパワーが強い。
血統・配合からは力馬っぽさを感じるから、ダート寄りの可能性がある。

と言っても、 ハーツクライ産駒の場合は、母からパワー型のアメリカ血統を入れるとうまくいくと言われている。
だから、方向性は合っているんじゃないかな?

牝馬としては大型で馬体重がある。大きすぎる牝馬はね・・・。
それでもガッチリした体型ではなくて、牝馬らしさを残していて好みのタイプではある。

トモの大きさからちょっと非力さを感じるが、牝馬だから何とかならないかなぁ。
ハーツクライ産駒としては、トモに力が有った方が良いのだが。

血統屋の望田潤氏によると、ナスペリオン的な斬れは後駆の蹴りの力強さから生まれるらしい。
だから、ハーツクライ産駒ではトモの大きさや力強さが重要だと考えられる。


◇◇◇
ちゃんとまとまった感じはしないが、バラダガールの血統表を見て興味を持った点は書けた。

ビートフォーセール(ライフフォーセールの14)牝も、血統・配合的に似たようなところがある。

[シルク]バラダガール(バラダセールの14)牝 その1

2016-05-27 00:05:00 | 2014年産出資馬
2015年シルクHC募集予定馬(8)~7バラダセールの14牝

◇◇◇
バラダガール牝
(バラダセールの14)

1口5万円/総額2500万円
関東・国枝栄厩舎予定
父ハーツクライ
母父Not for Sale

配合の累代は、ハーツクライ×Not for Sale×Confidential Talk×Mariache×Gamin。
クロスはLyphard4S×5D。


父ハーツクライは、その母父トニービンのために完成が遅い傾向がある。

その産駒が完成を早めて3歳春のクラシックで能力を示すためには、「パーフェクト種牡馬辞典」によると、母がNorthern Dancer のクロスを持つ方が良いとされる。

また、ワンアンドオンリーとヌーヴォレコルトの配合を参考にすると、母系にDanzigと Specialと Mr.Prospectorと「War Admiralと La Troienne」の血を持つ配合が「黄金配合」。

母バラダガールは、これらには当てはまらない。
だから、完成が遅いタイプだと思うのだが、天栄ツアーのために北海道からの移動が早かったし、早期入厩も言われている。

入厩が早くても早期デビューとは限らないし、早期デビューでも勝ち上がりまでに時間が掛かるだろうと思う。

能力が有って早めに勝ち上がれたものの、その後は苦戦して、3歳夏以降に成長を見せるパターンを1番望んでいる。
しかしながら、それが出来るのはそれなりの能力がある馬だけだ。

牝馬だから、少し早く完成する場合も考えられるのではないか?
ただし、ハーツクライ産駒は牡馬に大物が多く、牝馬の勝ち上がり率は悪くないはずだが、大物は出にくい。


父ハーツクライと相性の良い血脈としては、ナスペリオン (=NasrullahとHyperionの組み合わせ) が挙げられる。
トニービンがHyperionとNasrullah主体の配合で「HyperionとNasrullahの組み合わせ」のHornbeamを母父に持つからだろう。

ハーツクライ
│┌トニービン
│││┌Hornbeam
└△└△

┌Hyperion
Hornbeam
│┌Nasrullah
└△

ナスペリオン血脈の代表は、Special。
母バラダセールはSpecial血脈を持たない。

  ┌Hyperion
 ┌○
┌○
Special
│ ┌Nasrullah
│┌○
└△

ということで、ナスペリオン血脈を探してみると、母母父Confidential Talkが Intriguingを持つ(3代母)。

  ┌Hyperion
 ┌○
┌○
Intriguing
│┌Nasrullah
└△

また、母父Not for Saleは NasrullahとHyperionの組み合わせを持つが、有効性のあるナスペリオン血脈かは分からない。

┌Parade Marshal
Not for Sale
│┌Laramie Trail
└△

  ┌Hyperion
 ┌○
┌○
Laramie Trail
│  ┌Royal Charger(≒Nasrullah)
│ ┌○
│┌○
└△

   ┌Nasrullah
  ┌○
 ┌○
┌○
Parade Marshal
│   ┌Hyperion
│  ┌○
│ ┌○
│┌○
└△

明らかに代を経ていて、血が薄くなって組み合わせとして成立しているか?が疑問。

これで、ナスペリオン的な斬れが伝わっているだろうか?


◇◇◇
もう少し書きたいことがあるので、近いうちに「その2」を書く予定。