始めたよ!一口馬主~チーム・ノーマンの挑戦~

競馬と少し距離を置いていたが、一口馬主を始めて、資金力が無いのに入れ込んでいるノーマンが書く備忘録

エレディータの血統・配合 その3

2014-11-18 22:15:00 | 2012年産出資馬
エレディータの父である、種牡馬スニッツェルについて調べたことを書いておく。

スニッツェルの父はオセアニアでリーディングサイアーに君臨した名種牡馬Redoute's Choiceで、Northern Dancer3×4、Tom Fool≒Attica5×5・6、Busanda≒Mr.Busher5×6、Alibhai5×6の相似配合で自己主張が強い。
その産駒のスニッツェルはNorthern Dancer4・5×4・5にLunchtime5×3とこれを更に累進した相似配合で、この父系本流のパワースプリントを伝える。
そのため早期から動くパワースプリンターを主に出している。

スニッツェル産駒は勝利数の中で1200m以下の割合が高くて、特に牝駒はその傾向が顕著で、ほぼ100%スプリンター。
牝駒が短距離に偏るのはDanzig系全般にみられる傾向だそうで、スニッツェル牝駒は本質的には1400mまででマイルは長いようだ。

スニッツェル産駒はデインヒル系のパワー型スプリンターで、好走条件は急坂や洋芝の芝1200mで時計の掛かる決着が見込まれる時のようだ。

◇◇
これらの事から考えると、エレディータが芝1400mで5着に踏ん張ったのはよく走ったと評価して良さそう。

次走は1200mで、メンバーが落ちそうな中京もいいけど、坂のある阪神を考えても良さそう。
勝ちに行くならメンバーを見て中京で、ダートを試すなら阪神もどうだろう。

まあ、エレディータの状態次第。権利が有っても疲れが出たら休ませないといけないからね。

エレディータの血統・配合 その2

2014-11-18 12:15:00 | 2012年産出資馬
エレディータの血統・配合について書いたことを、ここでまとめておく。殊更に書く内容がある訳ではないが。

残口あり牝馬(シルクその8)
エレディータ
エレディータの血統・配合~スピード不足?
エレディータの距離延長

◇◇◇
エレディータ牝2
父スニッツェル母サンスプリング

配合の累代は、スニッツェル×サザンヘイロー×More Light×Tudor Meody。
Northern Dancer4D×5S×5S。

父スニッツェルはNDが4本。父父も父母もNDのクロス馬。父父がND3×4、父母がND4×3で、父スニッツェルはND4・5×5・4。
母父サザンヘイローはND内包。

それに対して、母母はMore Light(Ribot系)×Tudor Melody(Hyperion系)の配合で、非主流血脈で構成されておりNDを持っていない。
すなわち、母母が1/4非Northern Dancerとなっている。
これは面白いと思って出資した。母母の部分がサポートとして働くことを期待した。

母母が1/4非Northern Dancer―Natalma―Almahmoudであり、と同時に1/4非Native Dancerでもある。

エレディータの血統的特徴の1つはMr. Prospectorが入らないこと。
父系がDanzig系で母からスピードを入れたいこと、Nijinsky≒Storm Birdに対してBuckpasser―Tom Foolを入れることを考えると、スニッツェル産駒で母父がBuckpasser持ちMr. Prospector系というのは1つの正解なのかも。

エレディータの場合には、母父に内包されるHaloとBold Rulerからスピードが補給される想定だった。
それに関しては不十分だったかもしれないが、母母に底力のある欧州血脈が入っているので、成長力もしくは能力の持続性に期待したい。

エレディータの父と母との間のクロスは、 Northern Dancer―Natalma―Almahmoudが中心で、RibotとHornbeamがサポート。