様子見馬の候補探し~2シルキーラグーンの13牡(シルク)その2
シルキーラグーンの13牡の配合の累代は、ディープインパクト×ブライアンズタイム×Dayjur×Assert。
Hail to Reason4S×4D、Northern Dancer5S×5D。
本馬の検討をしようと思ったきっかけは、菊花賞前後に見たマイネルフロストの血統表。
マイネルフロストは毎日杯に勝ち、ダービー3着。
その配合の累代は、ブラックタイド×グラスワンダー× Dayjur×Olden Times。
血統構成はシルキーラグーンの13に近いものがある。
┌ブラックタイド
マイネルフロスト
│ ┌Roberto
│ ┌〇
│┌〇┌Danzig
└△└△┌His Majesty
│ └△
│┌Dayjur
└△
┌ディープインパクト
シルキーラグーンの13
│ ┌Roberto
│┌〇┌Graustark
└△└△
│┌Dayjur
└△
ブラックタイドとディープインパクト、His MajestyとGraustarkは全兄弟。また、DanzigはDayjurの父。共通する構成血脈が多い。
ディープは大きくしなやかに俊敏に動ける稀な馬。
全兄のブラックタイドはしなやかさや俊敏さはあまり伝えず、血統表通り斬れるというより鋭い脚に欠ける粘り強さを伝える。
捲り脚質で直線をガシガシ走るRoberto系には、直線での粘りをプラスできるブラックタイドの方が合いそう。
Roberto系の中でもブライアンズタイムはパワーがあるので、ディープには特に合わなそう。
走法的に、サンデー系が素軽い脚捌きなのに対して、Roberto系はキレイな脚捌きでなくても持ち前のパワーで進んでいく。
体型も、細身が多いディープ産駒に対して、BTはコロッとした産駒が多かった。
ディープ×ブライアンズタイムという配合を、他のディープ産駒と比べてアドバンテージと受け取ることは出来ないだろう。