高根通信

八工3年G組同窓情報

竹筆係のおじさん

2010-07-04 22:38:39 | Weblog
 竹筆作りが園内で行うが、今日は時間がない(結構長い間叩く必要がある)ので5本分のお金を払い竹を切ってもらった。2本おまけしてくれた。

 来年買いに来るのも面倒(山梨から高速乗り継いで2時間半)。では小町竹の株が売っていたら買おうと売店に行ったが笹は売っているがこの竹は販売していなかった。

 今日は日差しが強く気温も上がって炎天下では園内を見て回る気も失せてしまった。早々と次なる目的地沼津の漁港市場に向かった。

 同行者の目的はこっちか・・・

これが小町竹

2010-07-04 22:19:39 | Weblog
 一寸分かりにくいがこれが筆にする「小町竹」。
竹にしては茎の空洞が小さい。穴が小さい小町竹。分かる人は分かる。分からない人は何かで調べて・・・
 今年筍から生長した若い竹を筆にする大きさに切り、筆の穂先になる部分の皮を剥ぎ、トンカチで気長に叩くとやがて穂先の様に細かくささくれてくる。ささくれた細かい竹の繊維を鋏で整えて筆にする。従って茎の穴が小さい(狭い)方が筆としては都合がよい。
 ・・・と言うわけ。古くて堅くなった竹では幾ら叩いても繊維が柔らかくならないので都合が悪い。茎の中の穴(空洞部分)が大きいと周りだけの穂先になり、これも又都合が悪い。
 譲ってもらった竹を水に浸けておけば暫くは水を吸い上げるので数日後に叩いても筆になるとの事。但し根の方向を下にして水に浸ければ吸い上げるし、その反対は水は吸わないのだそうだ。メカニズムは分からないが植物の性質はその様になっているという説明に思わず「ふ~ん」と素直に納得。

竹の植物園

2010-07-04 22:10:33 | Weblog
 沼津にある竹の植物園に行ってきた。この時期植物園では七夕の短冊に「竹筆」で願い事の字を書きましょうと無料開園。入園料が無料だから行った訳でもないが、竹筆を作るイベントとか地元の人が作る筍の皮で包んだ炊き込みご飯など販売している。
 お目当ては「竹筆」にする「小町竹」。竹の植物園も珍しいがこの竹はここでしか手に入らない。詳しくは後ほど 続く