高根通信

八工3年G組同窓情報

染めてみました草木染め 

2011-07-27 09:43:28 | Weblog

 以前作っておいた抽出液などを使用して染めてみました。

 染めたのはキハダ(胃腸薬として使用されるキハダという木の樹皮)、赤紫蘇の葉、桑の実の三種類。用いた繊維は梱包用の麻糸と木綿糸。

 動物繊維の毛糸や絹(カイコだから動物系)はタンパク質を含んでいるので色が繊維に定着しやすい。一方植物系の繊維はこのままでは染まりにくい(と本に書いてある。なるほど、以前そのままやったらキハダ以外はうまく行かなかった)。今回はレシピ通りに豆乳と牛乳のブレンド液に浸して下準備。あとは素人だからまあこんなモンだろうと大雑把。それでも結構旨く染まった。色止め処理もしっかりとやった。

 上側は木綿、下は麻。左から豆乳下地処理。キハダ、赤紫蘇、桑の実。個人的には麻がいい感じ。

 コーヒー(一度抽出したもの。出がらし)では色が薄くて思ったように染まらない。かといってカミさんが手で焙煎しているコーヒー豆を使うのには気が引ける。そこでインスタントコーヒーの粉が残っていたのでやってみた。写真撮影の時はまだ染め付けの最中だったので今回割愛。今の所希望通りに染まっている。

 早く緑をやってみたいと思うのだが触媒として使う炭酸カリウムの入手まであと数日掛かるとのこと。入手出来たら無謀にも紅花にも挑戦。緑の染めに使用するのは葛の葉でいいらしい。それなら近くに幾らでもある。

 


今蔓性植物に凝ってます

2011-07-26 10:40:19 | Weblog

 一昨年から自然の木の枝と蔓を使った「足元灯」作りをしている。これまでは主に「青つづら藤」という多年生植物(通常の藤蔓とは種類が異なり、もっと細い。3年目からは樹皮は茶色になるがそれまでは緑色)を使って編み込んでいたが、出来れば緑色のままの状態を残したいと一年草の蔓性植物を色々試している。

 家の周りをウロついてヘクソカズラ、カナムグラ、ニオイカズラなど試行中。中でもカラハナソウ(ビールに使われるホップの仲間)が今のところ有望。採ってきた蔓をミョウバン液に浸けてどのくらい緑色が残るかがこれからの楽しみ。

 ネットで調べている内に色々な葉から緑色の色素を抽出して染める技法を発見した人がいるのを知り、今そのために必要な触媒剤(炭酸カリウム)を取り寄せるため薬局に注文してきた。取り寄せに一週間掛かるとの事。待ち遠しい。

 

 


今年もゴーヤ

2011-07-26 10:25:43 | Weblog

 昨年同様ベランダでゴーヤ作り。今年は西日除けに位置を変えて3本植えてみた。

 早速SPAMをつかってゴーヤチャンプルーを作って食べた。我が家のゴーヤは苦みが少なくて何か物足りない。最初にゴーヤを食べたときは苦みが気になっていたが、慣れるに従って苦みの強い方が美味しく感じる様になった。クセのある食べ物の多くは大体似たような傾向にあるようだ。

 始めてコリアンダー(香菜)の匂いを知ったのはバンコックでの事。一週間滞在していて最後はこの強烈な香り(・・・というか臭い)が鼻について「もう勘弁してくれ」という状態だったが今ではカレーライスにコリアンダーの生葉をちぎって入れて食べている。慣れとは恐ろしいものだ。


編笠岳

2011-07-08 03:26:33 | Weblog

 青年小屋の周りには十数名の登山者が来ていた。小屋から山頂まではいきなり大きな岩の登り。時間的には大したことはないがこの登りですっかりペースが崩れてしまった。

 私より一回り年輩の夫婦連れが下ってくる。大したものだ。小学生低学年の男の子がお父さんと一緒に下ってくる。

 そんな山頂からの眺めは素晴らしかった。ここでお湯を沸かしてコーヒーを飲み、パンを食べ、スープを飲んで大休止。先ほど登った西岳(人が立っている写真)には登山者の姿が何人も見える。

 ただしアブは相変わらず。もう何匹も帽子で叩いて落とした。幸いこの時期アブがいることは事前の情報で分かっていたので虫除けスプレーを身体に吹き付けたのが効いたのか刺されはしなかった。東北でのいきなりと言うようなたちの悪いアブではなさそう。

 ゆっくり休憩した後、朝登ってきた不動清水に向かって別の尾根を下った。正直長い下りだった。


編笠岳青年小屋

2011-07-08 03:15:12 | Weblog

 小屋の前で絶句。結構シブイ小屋は見てきたがここは特筆。錆びたトタンが年代を物語っている。休憩料200円。お茶と野沢菜くらいは出るんだろうか。小屋番は若いお兄さんや女の子が数人いる。

 久しぶり(というか殆ど記憶にない)なので中を見せてもらう。以前疲れ切って眠りこけた写真が残っていたがどうも記憶と異なる。入り口はこんな狭かったっけ・・・

 2005年だったか皇太子殿下がここに来ている写真が飾ってあった。このボロ小屋(失礼)に泊まったのだろうか?


西岳の後

2011-07-08 02:57:35 | Weblog

 西岳は八ヶ岳の中でも編笠岳と並んで一番南の(中央高速道路に近い)山。ここから北を見れば主峰赤岳(写真右)や阿弥陀岳がよく見える。更に赤岳の右には権現岳、三ツ頭、そして編笠岳へとつづく。

 本日の目的は達成したのでここからまた元の道を引き返す手もあったが、高校時代近藤、飯島、山下、片桐達と天女山から権現を経由して編笠岳に登り、その後内野と小淵沢の駅から歩いて編笠岳に登り、権現岳(その後の足取りは二人とも覚えていない)を登った事がある。折角だから編笠岳を回ってみることにした。


西岳山頂

2011-07-07 21:28:20 | Weblog

 西岳山頂までガイドブックでは2時間40分と書いてあったが、途中林道を横切るたびに小休憩。不動清水から3時間30分もかかって山頂に到着。歳か・・・

 平日でしかも八ヶ岳の中ではマイナーな山なので登山者は私一人と思いきや私が休んでいる間に2パーティ3人の登山者が登ってきてビックリ。

 写真は富士山の次に標高の高い南アルプスの北岳。その右横には先月登った甲斐駒ヶ岳が見えるのだが写真を撮る際に雲の中に隠れてしまった。

山頂からの 眺めはいいのだがアブが多い。以前東北の沢を歩いていて肩に停まったと思った瞬間刺されて(食いつかれたと言うのが正しいかも)、しかも猛烈な痛み、刺された後数日間は傷跡が残ったという経験があるので神経質にならざるを得ない。いきなりテンションがさがる。