エンジェル田中のホボ毎日記

☆私たちは何を知り、何を祈り、何を伝えるべきなのか? 大衆伝導師“エンジェル田中”が語るレアな聖書メッセージ!

文化と寛容

2010年02月12日 | 日記
 人類の歴史において、偉大な文明を遺し、且つ長く存続し続けた帝国が幾つかあるが、彼らには共通する一つの特徴があった。それは、征服した民族が持っていた固有の文化や宗教を否定しなかったことである。聖書に登場する軍事国家の中ではペルシャがそうであった。バビロンに捕囚されていたユダヤの民が帰還出来たのはこのためである。ローマ帝国もイスラエルに対して重税を課したが、ユダヤ教は弾圧しなかった。彼らは「征服」ではなく「統治」したのである。

 ところが、帝国日本の他国支配はアッシリア的であった。日本は朝鮮民族の名前を奪い、文化を奪い、神社と天皇を無理矢理に礼拝させた。その結果は目に見るよりも明らかであった。日本は彼らを征服しようとしたからである。基本的に文化は地上のものであり、天のものではない。しかし、神がユダヤ特有の文化をあえて否定しなかったように、優れた文化は決して他国の文化を否定したりはしない。寛容こそ、その国の文化レベルを測る尺度なのである。



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