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日々の覚書

MFCオーナーのブログ

異邦人

2006年07月10日 00時24分40秒 | 音楽ネタ

前の記事と関連するのだが、7/8のBBAセッションで、久保田早紀の「異邦人」が演奏された。舞いさんのボーカル&ピアノをメインに、シンセ=Jun Greenさん、ギター=忍者さん、ベース=よっしい☆、そしてドラムが僕、という布陣で、まぁ楽しかったけど、この手の曲で難しいのは、なんだかんだ言っても歌中心であるので、プレイヤーは慣れないと歌を聴きながら演奏してしまう傾向があるということ。今回はリハはなく、ぶっつけ本番で、ほとんどのメンバーは初めて演奏したと思われ(僕もそう)、結果として、演奏に歌が乗るのではなく、歌に演奏がついていくような、どこかちぐはぐなものになってしまったのではないか、と密かに反省している。舞いさんには、5月の「Root Beer Rag」に続いて迷惑をかけてしまったかも。ドラムのパターンも、普段やってるのとは違ったので、消化しきれなかった感もあるし。あれがリハだったら、と少々口惜しかったりして(笑) 一回目で飲み込んだので、2度目があれば絶対いい演奏になったに違いない(と、今さらながら負け犬の遠吠え)。

しかし、今回の為に改めて聴いたけど、この「異邦人」いい曲である。この曲がテレビのCMだかドラマだかに使われて大ヒットしたのは、僕が高校2年の冬の事だから、1980年初頭の頃だ。久保田早紀という人が、どういうきっかけでデビューするに至ったのかは知らないが、デビュー曲の「異邦人」が大ヒットしてしまったので、次の曲はやりづらいだろうな、なんて思っていたら、案の定第二弾の「25時」は「異邦人」ほどのヒットにはならず、しっかり一発屋のレッテルを貼られてしまった。悪くない曲だったんだけどね。今にして思うと、第二弾が出る前から、世間は彼女を一発屋にしたがっていたような気もする。だから「25時」にも手を出さなかった。考え過ぎか。

で、「異邦人」だが、「シルクロードのテーマ」なんて副題も付いてたような気がするが、その割には中近東っぽくなくて、どちらかと言えばヨーロッパ風だ、なんて故・宮川泰氏も言ってた(余談だが、僕はこの頃、宮川氏が朝日新聞に連載していた、ヒット曲を解剖・分析するコラムを愛読していた)。なるほど、なんて当時は思ったけど、今聴いてみると歌詞が上手く出来てるな、と感じる。特に冒頭の部分、

子供たちが空に向かい、両手を広げ、
鳥や雲や星たちを掴もうとしている
その姿は昨日までの、何も知らない私
あなたに、この指が届くと信じていた

なんというか、非常に歌詞の流れがスムーズである。言うならば、論理的(?)なのだ。唐突に情景が変わったり、脈絡のない言葉が出てきたりするのではない。ひとつの事柄から、自然に情景が流れていくようになっているので、破綻がなく、歌詞も覚えやすい。言葉を記憶するのではなく、流れが自然だから言葉が繋がっていくのだ。見事だなぁ、と今さらながら感心する。久保田早紀は単なる一発屋ではない。これも今さらだけど(苦笑)

思えば、昔の歌謡曲(流行歌)は、非常によく出来ていたと思う。特に歌詞。曲ごとに違ったドラマや風景があり、言葉の選び方も巧みだった。最近の曲のように、言葉が違うだけで、実は同じ内容だったりとか、響きはいいけど具体性に欠ける言葉を並べていたりとか、そういうのはほとんどない。昔の曲はよく覚えているけど、最近のは覚えられない、というのは、単に記憶力の問題だけではなく、昔は自然と歌詞が心に残るような作り方をしていたからではないのか、と僕はいつ頃からか思うようになった。これは決して間違いではない、と思うのだが(笑)

今は、こういう歌詞を書く人は少ない。せいぜい稲葉浩志くらいではないか。

それにしても久保田早紀、前述のように一発屋扱いのまま、第一線から退いてしまった。彼女の曲は「異邦人」と「25時」くらいしか知らないし、「異邦人」のヒットに乗じて出たアルバムも聴いてないので、どういうバックボーンを持ちどんな音楽を志向する人だったのかは分からない。だから、「異邦人」がフロックだったのかどうかも判断できない。勿体ないことしたな、と思う。でも、間違いなく「異邦人」は歌詞もメロディもアレンジも素晴らしい名曲だ。そして、昔はこんな素晴らしい流行歌が、たくさん存在したのだ。つまり、いい時代だったなぁ、と思うのである(またこれかよ...爆)

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土曜の夜は僕の生きがい

2006年07月09日 10時58分32秒 | 与太話

昨日は、毎度お馴染みBBAでの『プロデューサーナイト「ちゃぴさん(名Q会)」を迎えて・・・byよっしい☆』に行ってきた。長いタイトルであるが(笑)、これに「土曜の夜は僕の生きがい~甘味実演付セッション」というサブタイトルがつく(笑) このサブタイトルに引っかけて、エルトン・ジョンのTシャツを着ていったのだが、果たして気づいた人はいただろうか?(爆)

ま、完全尼嗜好のベーシストであり、和菓子職人でもあるよっしい☆が、初めてプロデューサーを務めたのが、昨日のセッションだった訳で、セッションの前によっしい☆による甘味実演講座が行われたのが、画期的かつ斬新な試みで良かったのではなかろうか。僕は甘味講座は参加してないけど(笑) セッション自体は、ギター歴七ヶ月というちゃびさんを中心に、ハードロックの古典や新旧のJ-POPなど、BBAセッションではお馴染みの曲もそうでない曲も演奏され、普段のセッションとはやや違う感じで楽しかった。よっしい☆、お疲れさまです。

プロデューサーなんて、いちお僕も経験あるけど、要するに雑用係みたいなもんで(笑)、特に本番当日は結構大変なのである。酔っ払いたちを相手に(爆)場を仕切って、うまく進行させねばならない。よっしい☆はよくやってたと思う。それと、大変失礼な言い方だけど、彼も成長したなぁと思ったのは、今回僕は自分が参加する曲以外は、エントリー表をちゃんと確認してなかったのだが、曲が始まってからふと見ると、よっしい☆がベース弾いてたりして、それが違和感なくはまってて、彼もこういうプレイができるようになったんだなぁ、ということ。やった事ない曲でもちゃんと覚えて、周囲を見ながら合わせられるようになったのだ。それもごく自然に。彼と知り合ったのは3年前だが、この3年でよっしい☆は目ざましく進歩している。こういうのって、なんだか自分の事のように嬉しい。よっしい☆、これからも頑張ってくれ! 僕が言うのも何だけど(爆)

さて話は変わるが、ヨガなんである。よくテレビで、その効能と共にヨガのポーズを紹介して、さぁ皆さんも自宅でやってみましょう簡単ですよ、と言ってるのだが、ふと思い立って、その中の「歪んだ身体を矯正するらくだのポーズ」というのに挑戦してみた。立て膝の状態で、両腕を大きく前から後ろに回して、かかとを掴み、身体を上下させるものだ。言葉だと分かりづらいが、完成図は↓な感じ。

Rakudaharu

初めてやってみた時は、身体中でゴリゴリと音がしていたが、何度かやってたら静かになった(笑) やはり、かなり歪んでいたらしい(爆) ちょっとキツいけど、身体を伸ばすとかねじるとかって、なかなかに気持ちのいいものだ。ヨガって、どこか胡散臭い響きがあるが(爆)、身体の為にはいいものらしい。でも、道場とかに行くと、怪しげな宗教とかに巻き込まれそうな気がするので(爆)、家で簡単に出来るのがいいな。

ただ、ヨガのポーズもいいけど、問題があって、実は僕は身体が凄く硬いのである。この「らくだのポーズ」も、本来とは違った意味で身体が痛くなる。つまり筋肉痛ってことね(笑) 決して無理してはいけません、とテレビのヨガ教室などでも言ってるけど、僕の場合、無理しようがない。とにかく想像を絶する硬さなのだ。なにせ、座って足を伸ばした状態で、つま先に手が届かないのだから。つまり、どんなポーズも、無理しないと出来ないのですね(爆)

という訳で、あなたも歪んだ○○を直しませんか?(○○には適当な言葉を入れてください)

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虹をみたかい

2006年07月06日 19時25分08秒 | モバイル投稿

虹の向こうに

久々に虹を見た。

そういえば昔、虹の足が生えている所に財宝が埋まっている、という外国の言い伝えを聞いた事がある。なんとなく、ロマンをかき立てるものがあるなぁ、虹って。

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最高の予告編

2006年07月03日 22時45分10秒 | 音楽ネタ

200607022253000

Stand Up And Be Strong EP/Soul Asylum

1.Stand Up And Be Strong
2.Misery
3.Success Is Not So Sweet
4.Just Like Anyone
5.Slowly Rising

知ってる人は知ってると思うけど、今月あのソウル・アサイラムの新譜が発売される。なんと、前作『Candy From A Stranger』以来、スタジオ録音としては8年ぶり! このアルバムを買った頃、サッカー日本代表は初出場のワールドカップで3戦全敗してたのだ(笑) 思えば長い年月だったのだなぁ。

この8年間で、ソウル・アサイラムはベスト盤とライブ盤を1枚づつ出しただけだった。ツアーは積極的に行っていたようだけど、この間来日もなかったし、情報もあまりなくて、ちゃんと活動してるんだろうか、なんて心配した時期もあった。でも、彼らはくたばってはいなかった。去年、オリジナル・メンバーであったベースのカール・ミュラーを病気で亡くしたりしたけど、久々の新譜を手に再びシーンに姿を現したのだ。

その久々の新作『The Silver Lining』が店頭に並ぶのは、あと10日ばかり先だが、先日某レコード屋で見つけたのが、このミニアルバム『Stand Up And Be Strong EP』だ。新作からのシングルに、去年12月のミネアポリスでのライブ音源4曲をプラスした5曲入り。まず、この新曲がいい。ソウル・アサイラムらしいといえばらしい作りだが、音がラウドになったような気がする。以前より攻撃的な感じがするのだ。それは、4曲のライブを聴いても明らかだ。去年出た1997年のライブと比べてみても、サウンドが骨太になり、ハードロック色を強めているのが分かる。8年の月日とメンバーを一人失うという悲しみを経ても、彼らが枯れることなく、それどころか新人バンドのような若々しさを全面に出してきた事自体が素晴らしい。20年以上のキャリアを誇る、ベテランと呼んでもいいソウル・アサイラムを、そこまで駆り立てたものは何なのか? 答えは新作の中にあるのか?

ま、何はともあれ、8年ぶりの新作への期待がイヤでも膨らむミニアルバムなんである。最高の予告編だな。それとも、小粋な前菜か、極上の食前酒か。ま、彼らの場合、予告編が面白かったので本編を見たら期待はずれだった、なんて事は絶対ないので、心配しないでいいよ(って、誰に言ってんだ?)

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キャンディ・ポップ♪

2006年07月01日 23時57分39秒 | 音楽ネタ

二ヶ月続けて、(身から出た錆とはいえ)決められた日に、何が何でもブログを更新するという苦行を課していたので(そんな大層なもんじゃないってか)、しばらくは適当にやっていこうと思うのである。そろそろ夏だしね(意味不明)。

私事ではあるが、今月は何かとイベント続きで忙しいのである。いずれ、詳細を告知するつもりだけど、8月にライブ(またもや2週連続)するので、その練習もあるし、他にもあれこれあって、7月になったばかりだというのに、既に土日の大半は予定で埋まってしまった。元来、友達が少なく人付き合いも良くない僕としては、喜ぶべき事であろう(笑) そう、もうすぐ夏なのだ(やっぱり意味不明)。

夏も近づき、しりとりも終わろうかというある日、会社の先輩が「キャンディ・ポップ聴く?」と言って、一枚のCDを貸してくれた。ま、厳密にはCD-Rなんだけど...^^; で、さっそく聴いてみようとしたら、レーベル面に「キャンディ・ポップ」とサインペンで手書きしてあるだけで、曲目が分からない(くどいようですが、CD-Rなんで...これ以上は追求しないで下さい)。ま、曲目あてクイズに挑むつもりで聴いてみた。

説明が必要なのかもしれないので(笑)、一応解説すると、「キャンディ・ポップ」とは、70年代終わりから80年代にかけて一世を風靡した(と言っていいと思う)ポップスで、若い女の子主体のグループによって歌われた音楽を指す。明るく楽しく健康的でダンサブルそしてちょっと哀愁のあるメロディが特徴で、代表的なグループといえば、異論はあると思うけど、ノーランズ、アラベスクあたりだろう。英語圏だけでなく、非英語圏のグループも日本でヒットを放っていたのも特色だった。ある種、日本独特の洋楽ムーブメントだったかもしれない。ま、そんな、特定の世代には甘酸っぱい思い出とともに甦るキャンディ・ポップが、一枚のCDに20曲も詰め込まれている訳だ(笑) これは聴かねば(爆)

で、内容はというと...

1.ダンシング・シスター/ノーランズ
やっぱ、キャンディ・ポップといえば、これでしょう。ほんとにヒットしてたよなぁ。オリコンで一位になった位だし。今聴いても、楽しくていい曲だと思う。聴いてると気分がウキウキする。当時、僕もこの曲は好きでした(笑)

2.ハロー・ミスター・モンキー/アラベスク
これもはずせないかな。この曲もイヤになるほどヒットしてた。今聴くと、意外とリズムが単調だが、ストリングスのアレンジが大変よろしい。当時、僕はアラベスクをディスコとして捉えていたけど、今ではキャンディ・ポップを代表するグループという評価が一般的みたい。

3.ウォンテッド/ドゥーリーズ
これまた懐かしい(爆) 確か大所帯のファミリー・グループだったよね? 違ったかな。マイナー調のメロディが実に日本人好みって感じ。マジで日本人が作ったのではと、疑ってしまうね(笑)

4.ドン・キホーテ/ニュートン・ファミリー
最初は分からなかった。スパニッシュ風のイントロにどう聴いても英語じゃない歌詞、そしてマイナー調メロディ...サビで「ドン・キホーテ」と歌うのを聴いて、ようやく思い出した次第。確か、ニュートン・ファミリーって、ハンガリーかどこかのグループではなかったっけ? ギターはフラメンコ風だしトランペットはマリアッチ風で、スペインといった方がしっくりくる感じ。

5.タイトル分からない
記憶にない曲だった。サビで「ダンス、サンティアゴ・メン」と歌うのだが、そういうタイトルだろうか。これもちょっとエキゾチックな雰囲気で、英語で歌ってるけど、英語圏のグループではないような気がする。途中に挿入される太い男の声が、なんか可笑しい(笑) エンディングが唐突。

6.タイトル分からない
これもちょっと記憶にない。けど、エキゾチックな曲が続いた後に、典型的なアメリカン・ポップってな感じで、なかなかよろしい。サビで「I just wanna dance tonight」と歌ってる。ウキウキ系だな。こういうの好き(爆)

7.タイトル分からない
でも、曲は知ってる。「Radio, everybody listen to the radio」と歌うあれだ。全曲と同様、きらびやかなシンセを施したアレンジが印象的だが、当時はこういうフレーズも人力だったんだろうね。こういう曲聴くと、元気になったような気がするのは何故だろう?(爆)

8.誘惑のブギー/バカラ
出ました(爆) しかし、この曲をキャンディ・ポップの範疇に入れていいのだろうか。健康的とは言い難いしな。どっちかというと淫靡だぞ(爆) バカラの2人は性転換した男だという説もあったし。やっぱり、こういう人も曲も怪しげなのは、ディスコという言葉のほうが似合うと思うな。

9.タイトル分からない
イントロが、初めはブロンディの「コール・ミー」みたいで、メジャーコードに変化する。このイントロは好きだ。頼りなげなボーカル(発声も発音も)が、サビで「アリババ、アリババ」と歌うので、タイトルは「アリババ」か。ベースがミョーにハネててGoodです。間奏にややアラブっぽいフレーズが。アメリカンな曲調だけど、「アリババ」の歌詞を入れるだけで、どことなく無国籍(なんのこっちゃ)

10.タイトル分からない
これはイントロからテンション高い(笑) ストリングスが印象的なアレンジで、一時期のフィリーっぽい雰囲気も。「I wanna get you, Ooh I wanna get your love」と歌ってる(ように聴こえる)。終わると見せかけて終わらないエンディングもなかなか(笑)

11.恋のハッピーデート/ノーランズ
やはりキャンディ・ポップの大御所だけに、一曲だけの収録だけではないのだ(笑) しかし、この曲も分かりやすくていいよなぁ。完成度の高いポップソングだ。

12.イン・フォー・ア・ペニー、イン・フォー・ア・ポンド/アラベスク
確か、邦題があったはずだけど思い出せない。タイトルもサビで思い出したくらい。でも、随分サビで印象変わるんだね。こういう曲だっけか。ま、アラベスクもノーランズと並んでキャンディ・ポップの2大巨頭なだけに、2曲収録は順当な所か。個人的には「ペパーミント・ジャック」の方が好きだけど(笑)

13.タイトル分からない
全体的にミュンヘン風。シンセもメロディも。サビで「I Like your look」と歌ってるように聴こえる。聴いた事はあるような気がするが...

14.タイトル分からない
再び、エキゾチック路線(笑) 歌の出たしが男声なので、「えっ!」と思ったけど、サビで女声となるので安心(笑) で、そのサビなのだが「サンタマリア」と繰り返すだけ。その直後に入る男の「サンタマリア~」という掛け声が、なんか日本人の発音みたい(爆) ま、でも、良く出来た曲ではある。

15.タイトル分からない
これもイントロが印象的。ややエキゾチックなフレーズを、摩訶不思議な音色のシンセで弾いているのだが、歌に入ってからは冗長な感じ。アレンジの勝利という感もあり、キャンディ・ポップとしては不合格ではなかろうか。

16.タイトル分からない
これがややこしい。9.でも「アリババ」と連呼してたけど、こっちもサビが「アリ、アリババ」なのだ。「オープン、オープン、オープン、オープン、セサミ、セサミ」とも歌ってる。9.はアメリカンな感じだったけど、こっちはヨーロッパっぽい。緊張感を孕んだ曲調とアレンジで、なかなかの出来。

17.タイトル分からない
なんかカーズみたいなイントロ。サビは全然違うけど(笑) 「Easy lovin', easy livin'」と歌ってる。「It's so easy to be with you」とも。ボーカルとコーラスの掛け合いがGood。

18.タイトルわからない
「ロックンロールに恋狂い」みたいなイントロから、ロックンロールっぽく展開する。ま、楽しい曲ってことで(笑) 「I make you mine」とブレイクで歌ってる。

19.タイトル分からない
この曲はいい。このCDの中では唯一と言ってもいいAOR風の曲だけど、実に良く出来ている。「プライベート・アイズ」みたいなピアノもいいし、ストリングスを使ったサビの盛り上がりも素晴らしい。誰か知らないけど、女声ボーカルもいい感じ。これはキャンディ・ポップの範疇に押し込めてしまうには勿体ない。歌詞が聞き取れないので、タイトルが類推できないのが残念。2番に入る前のセリフもGoodよ。

20.タイトル分からない
典型的な80年代ポップスといった感じ。サビで「DJ in my life」と歌ってるので、きっとタイトルは「DJ In My Life」なんだろう。ま、その程度かな(笑)

という訳で、20曲中タイトル分からないのが、半数以上の13曲、と非常に残念な結果に終わったが(笑)、久々に聴いたキャンディ・ポップ、大変良かったです。中には、キャンディ・ポップとは言えないのもあったけど。僕が知らない曲について、何かご存知の方は是非教えて下さい。特に19.の曲が気になるので。

前述したけど、キャンディ・ポップの特徴は、明るく楽しく健康的って訳で、とある本に書いてあったけど、歌い手たちが容姿も音楽もオトナになってくると、次第とその魅力は薄れていくのだそうだ。なるほどね。限られた時だけしか、キャンディ・ポップは成立しない訳か。そう思うと、何か物悲しいものも感じるなぁ。結局、このキャンディ・ポップというのは、一時期だけのムーブメントで終わってしまい、フォロワーが出てこなかった(つーか、レコード会社が違う路線にシフトした)という事もあり、今では特定の世代の青春を彩ったポップス、という事になってしまっている。しかし、たまに聴いてみるとなかな良いし、こういう曲がヒットしていたなんて、いい時代だったんだなぁ、なんてまたしても思ってしまうのである(爆) 中年の感傷か?(爆爆) ま、いいじゃないの、もうすぐ夏なんだし(結局は意味不明)。

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