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日々の覚書

MFCオーナーのブログ

最近のあれこれ(令和7年7月)

2025年08月03日 18時44分39秒 | 時事・社会ネタ
暑中お見舞い申し上げます。

一体、この暑さはなんなんだ?! とにかくクソ暑い日が続きます。皆さま、どうぞご自愛下さい。

前回の記事で渋谷陽一氏の訃報をテーマにしたが、その直後、オジー・オズボーンも亡くなってしまったのには驚いた。享年76歳。ついこないだブラック・サバスとしてライブを行ったばかりだったのに...7月5日バーミンガムで行われたというライブは、正にラストライブとなってしまった。聞くところによると、オジーはパーキンソン病で歩行困難で、保険会社はステージに立つ事を認めなかったそうだが、妻シャロンが座ったままで歌える特製の玉座を用意する事で、保険会社と合意に達して、ラストライブが実現した、という経緯があったらしい。

恥ずかしながら、僕は10代の頃はブラック・サバスをほとんど聴いた事がなく、従って、オジー・オズボーンの事も全く知らなかった。サバス脱退後のソロ第一弾がベストセラーになったのは覚えているが、正直言うと、最近売れてるオジー・オズボーンって誰?状態だったのである(滝汗)  ほんと、昔の話とはいえ、穴があったら入りたいくらいだ^^; 中高生の頃よく聴いてた『ヤング・ジョッキー』をはじめとするFMの番組でも、サバスがかかった記憶はあまりなく、名前しか知らない状態で成人してしまったのである。こういうの、サバス以外にも結構多い。ジェネシスとかジェスロ・タルとか。

そういえば余談だが、中学2年くらいの時、友人が、親戚のお兄さんが譲ってくれたというLP4枚抱えてやって来た事があって、聴かなくなったLPを譲り受けるというのは、昔ならよくあるパターンだったと思うけど(笑)、思い起こすと、その4枚の中にブラック・サバスが1枚あったような気がするのだ。おそらく『サボタージュ』だったと思う。けど、その時『サボタージュ』は聴かなかった。何故だろう。あの頃、ロックであれば何でも聴きたい時期だったと思うのだが。4枚の中にグランド・ファンクもあって、そっちに興味が集中してしまったのだろうか。あの時『サボタージュ』を聴いていれば、何か変わっていたかもしれない、と思うと惜しい気もする(笑)

僕がわざわざ言う事ではないが、オジーはソロ・アーティストとして成功し、一躍ロック界のVIPとなった。驚いたのは、一時期アメリカのセレブの私生活を公開する的なテレビ番組に出でいた事で、自宅にカメラを仕掛けて、オジーと家族の生々しいプライベート・ショットをテレビで全米に流す、という悪趣味な番組に、よく出演をOKしたなぁ、というのもあるが、反面、オジー・オズボーンは、こういう番組からオファーが来るほどのセレブなのだ、というのも何故か意外な感じだった。ま、そういうのもあって、オジー・オズボーンはあまりロック界の重鎮というイメージはないが、でもその足跡というか実績は素晴らしい。サバス及びソロで商業的に成功し、独特のスタイルを確立して後進に影響を与え多くのフォロワーを生み、また大規模なメタル・フェスを成功させ(これは妻シャロンの功績という声もあるが)、メタルの普及と大衆化に大きく貢献した訳で、本当は凄い人だったのである。外見のイメージとは裏腹に、曲作りも上手く、キャッチーなメタルの名曲たちを世に送り出したのも凄い。ランディ・ローズ以下若く優秀なギタリストたちを何人も抜擢し、ギターヒーローに育て上げたのも大きな功績だ。本当は凄い人なのだ。

安らかにお眠り下さい。合掌。

全く話は変わるが、日本のプロ野球もオールスターを挟んで後半戦に突入した。ご存知の通り、セ・リーグは阪神タイガースが独走しており、8月2日現在59勝36敗2分けで、2位のベイスターズに12.5ゲーム差をつけての首位であり、ただいまマジック35が点灯中という状況。ま、優勝は決まりかな。面白いのは、セ・リーグは1強5弱状態で、勝率5割以上はタイガースだけ、他の5チームは借金生活であり、2位のベイスターズからから6位のスワローズまでゲーム差9.5、今後の展開次第では、スワローズだってCS出場のチャンスはある。我らがドラゴンズは43勝50敗2分けの4位で、ビミョーな成績であり順位であるが、CSの可能性は十分に残している。ま。とにかく夏場を乗り切って頑張って下さい^^

そのプロ野球なのだが、チーム成績の他にも、個人成績も楽しみのひとつな訳だが、気になっている事があって、セ・リーグの首位打者争いなんだけど、現時点で、打率トップはカープの小園で2割8分8厘である。この後はほぼ1厘差で順位が決まってる感じ。このままでいくと、打率3割に満たない首位打者が誕生してしまうのではないか。2リーグ制になって以降、初の事態ではなかろうか(1リーグ時代には1度あったらしい)。今年(去年もだけど)のセ・リーグは投高打低ではあるが、首位打者が3割未満というのはどうかな、と思ってしまう。たぶん、まだ規定打席には到達してないけど打率3割超え、の選手もいるだろうし、現在打者成績上位にいる人たちも、さらなる打率アップを目指して、個人タイトル争いも盛り上げて欲しいと思うのであります。

で、また話は変わるが、昨年、アオノリュウゼツランを見に行ったというのをネタにしたが、実は茅ヶ崎でも見れる、というのを聞いたので行ってきた。

 

確かに、去年の夏に日比谷公園で見たアオノリュウゼツランである。誰が植えたのだろう。私有地みたいだけど。100年に1回しか開花しないと言われているが、100年はともかく、来年以降しばらくは開花しないだろうから、やっぱ見れる時に見ておくべきだね。見れて良かったです^^

来年はまた違う場所でアオノリュウゼツランを見れるだろうか。

で、茅ヶ崎と言えば、先月「道の駅湘南ちがさき」がオープンしたのである。


道の駅なんて、もっと早く出来ていても良かったのでは、などと思ったりもするが、まぁいいか。オープン早々人気のようで何より。ま、なんというか、名前だけは有名だけど、実際には特に何もない茅ヶ崎に於いては、待望の”人が集まるスポット"であり、今まで茅ヶ崎をただ通過していた人たちが、立ち寄ってお金を落としてくれるようになってくれれば言う事なし(笑) 期待してます。人が集まってくるので、治安が心配だけどね^^; ただ個人的には、お値段がとにかく観光地価格って感じなんで、あまり行かないかも(苦笑)
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渋谷陽一を悼む

2025年07月22日 23時29分58秒 | 時事・社会ネタ
またしても訃報である。音楽評論家でありDJであり雑誌『ロッキン・オン』の創刊者でもある渋谷陽一氏が亡くなった、享年74歳。2023年に脳出血で倒れ、ずっと闘病していたというのを、今回の訃報に接して初めて知った。非常に残念というか、ぽっかりと心に穴が開いた気分。謹んでご冥福をお祈り致します。

当ブログでも何回もネタにしているが、僕は渋谷陽一に多大な影響を受けた一人である。思想的な事は正直言うとあまり理解していないが、間違いなくロックを聴き始めた頃の師匠であり、水先案内人であった。特定の世代にとっては、1970年代の半ば頃、NHK-FMで毎週日曜日の夜8時から放送されていた『ヤング・ジョッキー』は忘れがたい番組だろう。僕もご多聞に漏れず、毎週欠かさず『ヤング・ジョッキー』を聞いていた。この番組と渋谷陽一のおかげで、憂鬱なはずの日曜の夜が、どれだけ楽しく充実したひとときであったことか。時報に続いて、ジングルも何もなく、いきなり「こんばんは、渋谷陽一です」で始まるオープニングを今でも鮮明に覚えている。

『ヤング・ジョッキー』は、その時点での新譜を紹介するのがメインだったと思うが、フツーにリクエスト特集もあったし、渋谷陽一が一人で好きな事を喋り好きな音楽をかけ続ける事もあった。個人的には、この”渋谷陽一のロック夜話”というタイトルで、彼が好きな事を喋るコーナーが好きで、ほんと、色々な事を教えて貰ったものだ。ハードロックとかプログレとか、リスナーから人気投票を募り、そのランキングを紹介していく企画も良かったな。あと、夏休みとかに、『ヤング・ジョッキー』とは別枠の特別番組『渋谷陽一のロック講座』とかを放送してたのもよく聞いてた。ほんと、あの頃は楽しかった。

渋谷陽一は、評論家でもあったけど、好きでないとか面白くない、とかも正直に言う人でもあり、そこがまた良かったと思う。ま、好みの問題ではあるのだが、このバンドを評価出来ない理由というのを論理的に説明したりもしてて、それはそれで非常に勉強になった。反面、レッド・ツェッペリンのファンを公言してて、番組でもそれを隠す事はせず、一種盲信的なファンとしての一面を見せていたのも楽しい。喋りだけでなく実は選曲のセンスも良く、ツェッペリンにしてもしょっちゅう番組でかけてたけど、有名曲はあまりかけず、一般には知られていないアルバム・トラックなんかをよくかけていて、実際、「ワントン・ソング」や「夜間飛行」も『ヤング・ジョッキー』で初めて聴いた。ツェッペリンだけでなく、前述の人気バンドランキングや講座でも、有名なアーティストの知られざる曲を好んで選曲してたように思う。

音楽だけでなく、その発言にも結構影響されたりもした。後年、彼の著作も何冊か読んだが(けど、『ロッキン・オン』はあまり読んでない^^;)、実は慧眼な人である。僕なりの”渋谷陽一語録”は、当ブログのあちこちに引用してますので、良かったら探してみて下さい(笑) ま、全ての発言に共鳴した訳でもないし、反発した事もある。けど「ロックは最新のものが一番価値がある」という言葉には、今でも実は呪縛されてたりするのだ。

思い出すのは、フォリナーの1978年の『ダブル・ビジョン』のLPのライナーノーツを渋谷陽一が書いてたこと。当時としてもめちゃ意外だったけど、さすがにライナーだけに、批判的な事は書かないよな、なんて思って読んでみたら、確かに当たり障りのない文章だった。ただ、渋谷陽一らしいな、と思ったのは、「フォリナーは守備範囲が広い。どんな曲でもこなす。なのでアルバムがバラエティに富んでいる。一科目だけ満点取ってあとは落第点ばかり、というバンドが多い中、フォリナーはどの科目でも全力投球で85点以上取る。その手堅さめ真面目さがフォリナーを成功に導いたのだ」という意味の事を書いてたことで、なるほど、そういう見方もあるのか、と思ったな。その頃既に僕はフォリナーのファンだったけど、正直な所、そこまで考えてなかった^^;

後年、自分は評論家というより編集者なのかもしれない、みたいな発言もあったようだが、確かに、直感的に捉えた物を論理的に表現できる、という人だったと思う。そういえば、「産業ロック」という言葉も、僕は渋谷陽一が言ってるのを聞いたのが最初だ。秀逸な表現だよな、と今でも思う。テレンス・ドレント・ダービーがデビューした時、これはアメリカで絶対売れる、と宣言し、本当に売れてしまった、というエピソードもある。

とにかく、惜しい人を亡くしました。渋谷陽一に導かれて、ロックを聴きまくっていた10代の頃、正に僕にとって青春だっと思う。彼がいなければ、ここまでロックにのめり込んでいたかどうか。恩師だね。本当に感謝しています。

安らかにお眠り下さい。
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Pump Up The Volume

2025年03月18日 22時55分28秒 | 時事・社会ネタ
またしても訃報である。歌手で女優のいしだあゆみが亡くなった。享年76歳。死因は甲状腺機能低下症らしい。謹んでご冥福をお祈り致します。

いしだあゆみと言えば、なんといっても「ブルー・ライト・ヨコハマ」だろう。1969年の曲だそうだが、当時としては斬新だったのではなかろうか。”横浜”ではなく”ヨコハマ”としたこともそうだし、曲自体も歌謡曲ではあるけどオシャレな雰囲気だし(かといって洋楽チックでもない、ちなみに作曲は断るまでもない筒美京平)、何より歌ういしだあゆみが実に美しい。今の感覚だとそうでもないけど、この当時は曲もいしだあゆみも今までにないタイプで、いわば最先端だったのではないかと思われる。流行歌の世界にも新しい波が押し寄せている、と皆さん衝撃を受けたのではないか。僕はまだ子供だったので、よく分からないけど。

女優としての評価も高い。僕はほとんど見てないけど、『北の国から』のいしだあゆみは印象に残っている。純と蛍の母親役だった。あと、2時間ドラマで主役やってるのは何回か見た。

訃報が流れた日の夜の『報道ステーション』で、石破首相の商品券贈与問題や来日中のドシャース・大谷翔平を押しのけて、いしだあゆみの訃報がいきなりトップニュースだったのには驚いた。いしだあゆみは、僕なんかが思ってた以上にスターだったのだ。そう、「スター」という言葉がふさわしい人でもある。合掌。

閑話休題。

ご存知の方も多いと思うが、イギリス国王のチャールズ3世が、自分のブレイリストをアップルで公開した。詳細はこちらで。なんというか、チャールズ3世は古いのから新しいのまでジャンル問わず満遍なくフォローされているようで、プレイリストの17曲のうち、最近のものは”知らない・聴いてない・分からない”の三重苦である僕が知ってる曲は3曲しかなかった(ボブ・マーリー、カイリー・ミノーグ、ダイアナ・ロスだけ)。英国らしさを出すのではなく、近頃の多様性にも配慮したのかもしれない。恐れ入りました。チャールズ3世凄い。

ちなみに、このプレイリスト、アップル・ミュージックで購入できるらしい。興味ある方は是非。つーか、ここに名前の挙がった人たち、いきなりトレンド入りで大騒ぎでは?(笑)

という訳で、”80年代の12インチ・シングル”第二弾(笑)は↓これ。


マーズ(M/A/R/R/S)の「パンプ・アップ・ザ・ボリューム」。さすがに、チャールズ3世もこれはチェックしてないと思われます(笑)

この曲が発表されたのは1987年。結構流行ったんじゃないかな。当時、僕は会社の営業車で毎日FENを聴いてたのだが、そこでよくかかってて、気になってレコード買ったような気がする。

いわやる打ち込み(サンプリング?)で、リズムボックスみたいなビートと延々と繰り返されるベースラインに、様々な音がコラージュされて、摩訶不思議な雰囲気を醸し出す。正に、反復がグルーブを生んでいる訳で、方法論としては、70年代初めにマイルス・デイビスやハービー・ハンコックがやってた事に近い、と言っていいのか(違うような気も...^^;) 一見チープなリズムボックスも単調なはずのベースラインも、よくよく聴いてると意外と生々しくて肉感的でファンキーで、こっちも次第に高揚してきて、飽きずに何度でも聴けてしまうのだ。実際、よく聴いてたなぁ。延々同じビートだけど、所々に挿入される意味不明のボイスが良いアクセントになっている。実にカッコいい。

バンド名というかユニット名は、この曲に関わったメンバーの頭文字を並べたものらしい。ちなみに、マーズとしては、この曲以外の活動はないそうな。イギリスで1位になり、米ビルボードでも13位を記録した、というから、文句なしに大ヒットである。

いやとにかく、37年前の曲ではあるけれど、今聴いてもひたすらカッコいい曲だ。お薦めです。クラブ通いとかしてる若い人たちに是非聞いて貰いたいな。きっと気に入ると思うのだが。
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CDラジカセ買った

2025年01月26日 18時42分01秒 | 時事・社会ネタ
年が明けてから、やたらとニュースが多いけど、それにしても中居正広の引退発表には驚いた。暮れに性加害スキャンダルが勃発し、本人は釈明するものの、レギュラー番組は次々と打ち切りになり、事件の背後にはフジテレビと報道されて社長が記者会見したはいいが、社会問題となってフジはスポンサーからCM切られたりなんかして、一タレントのスキャンダルでは済まされない状況になってしまった訳で、しかも最初の報道からほぼ一ヶ月でこんな事になってしまった訳で、正直中居も再起不能だろうし、引退は仕方ないところだろう。こんな形で中居正広を見れなくなってしまうのは残念だが。

個人的には、この問題は決してフジテレビだけではなく、他局でも似たような事が行われているに違いないと勘繰っているが、そういったテレビ局の闇が暴かれ、世間の目が厳しくなって、放送法の改正に向かうくらいになればいいと思うけど、たぶんないだろう。結局、タレントをひとり抹殺し、フジテレビをスケープゴートにしただけで終わらせるような気がする。近頃、”オールド・メディア”に対する風当たりが強くなって信頼を失っているようだが、ここでこの問題を”オールド・メディア”側が徹底的に掘り下げて隠蔽することなく報道すれば、信頼を取り戻すいいチャンスなんじゃないかと思うけどね。新聞の発行部数も復活するかもしれないよ(笑)

あと、違う話だけど、選択的夫婦別姓は、なんとしても阻止して貰いたい。178万円の壁、には消極的なくせに、こんな事は前向きに進めようとする石破内閣にはうんざりである。全員辞めて欲しい。正直なところ、トランプ大統領に介入をお願いしたいくらいだ。「夫婦別姓なんて導入したら、今後の日米安保も考え直さないといかんな」とか言ってくれたら、内閣もさすがにガン無視はできまい。内政干渉だろうが何だろうが、この際どうでもいい。それくらい、日本はダメになりつつある。

閑話休題。

このところ、訃報が多い。『ツイン・ピークス』等で有名な映画監督デビッド・リンチもだが、ロック・ファンとしては、ジョン・サイクス(享年65歳)とガース・ハドソン(享年87歳)の相次ぐ訃報はショックだった。謹んでご冥福をお祈り致します。

ジョン・サイクスは、僕があれこれ説明する必要はなかろう。タイガース・オブ・パンタン⇒シン・リジィ⇒ホワイトスネイク⇒ブルー・マーダーと、有名バンドを渡り歩いたギタリストだ。ギターだけでなくソングライターとしても有能でボーカルもイケる、尚且つルックスも抜群、と天に何物も与えられた人だった。もちろん、ファンやフォロワーも多く、僕の周囲にもジョン・サイクスに影響されたのが何人かいる。僕自身はHR/HM系はあまり知らないのだが、ホワイトスネイクの『サーペンス・アルバム』とブルー・マーダーの1stはよく聴いてた。特に愛聴してたのはブルー・マーダーだな。カーマイン・アピス(Ds)とトニー・フランクリン(Bs)と結成したトリオで、ジョン・サイクスはギターだけでなく全曲でボーカルも担当、収録曲もほぼ彼のオリジナルで、正にジョン・サイクス八面六臂の大活躍、その才能が120%発揮された名盤である。僕が持っていた印象よりも、オールド・スタイルなハード・ロックで、全曲実にドラマティックだ。今回、訃報に接して、久々にブルー・マーダーの1stを聴いてみたが、その素晴らしさは全く色褪せていなかった。晩年は癌を患い闘病生活を送っていたようだが、まだ若いし本当に惜しい人を失ったと思う。合掌。

ガース・ハドソンは、ご存知ザ・バンドのオリジナル・メンバーで、唯一の存命メンバーだった。残念だが、ガース・ハドソンの逝去により、ザ・バンドのオリジナル・メンバーは全員この世からいなくなってしまった事になる。天国で再び5人集まってバンド結成して貰いたいものだ。もちろん、現世での確執は忘れて、仲直りするんだよ。合掌。

またまた閑話休題。

唐突だが、CDラジカセを買ったのである。なんで今さら、と仰るでしょうけど、自分でもよく分からん(笑) 10年以上前には、家にCDラジカセがあったのだが、引っ越しの際に処分してしまったらしく、それ以来CDラジカセのない生活を送っていて、ま、カセットテープが聴けなくても特に支障はなかったので、ずっとそのままだった。が、最近、CDラジカセとは全然関係ない用事でヨドバシカメラに行った時、オーディオフロアでCDラジカセを見て、ふと買おうという気になったのだ。安かったし(笑) で、そのCDラジカセがこれ。


特に変わった点はないかな(笑) 実は、ヨドバシにCDのないラジカセもあったのである。しかも、昔と同じ外見で、横に長くて、両サイドにスピーカーがあり、真ん中にカセットを装填するようになってた。メーカーもアイワだったし、一瞬そちらを買おうかなと思ったのだが、CDラジカセより1万円くらい高かったので断念した(笑)

という訳で、久々に我が家に戻ってきたCDラジカセである。何か聴いてみようと思い、もう15年くらい開けてない、車で聴く用のカセットを入れて持ち運んでいたケースを開けてみた。


ちょうど、B'zが目についたので、聴いてみる事にした。赤い部分です(笑)拡大すると


ポリスのベストの下にB'zの『Brotherhood』が。実は、昨年大晦日の紅白でB'zを見て感銘を受けて、しばらく聴いてないけどB'z聴いてみたいな、と思っていたのだ。もしかすると、CDラジカセ買ったのは、そのせいかも。なにせ、B'zはCDほとんど持ってなくて、もっぱらレンタルしてきてカセットで聴いてもんで(笑)

で、B'zの『Brotherhood』ほんと久々に聴いた。インデックスによると、1999年9月11日に録音しているので、25年と4か月くらい前だ。大昔ではないか(爆) 長い事聴いてないけど、曲は結構覚えてたので、当時はよく聴いてたのだろう(車で)。25年経過してる割には、音質も悪くない。ちょっと懐かしい気分になりました^^ その25年の間、世間も自分も色々な事があったなぁ^^; 

懐かしさに浸るのもいいけど、社会は確実に変わっている。そんな事を実感したCDラジカセなのであった(意味不明ですまそ)。
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2024年を振り返ってみる

2024年12月31日 19時16分49秒 | 時事・社会ネタ
いよいよ2024年も終わりである。

今年も色々なことがあった。世間も色々あって騒がしかった一年であった気もする。という訳で、某業界紙に掲載された2024年の10大ニュースを見てみる。在京メディアの社会部長たちが協議して選定したものらしい。

①能登半島震度7、関連死含め500人近く犠牲、豪雨被害も
②被団協にノーベル平和賞、高まる核リスクに警鐘
③袴田巌さん、再審公判で無罪判決、検察控訴せず確定
④自民派閥裏金問題で首相交代、衆院選で与党過半数割れ
⑤羽田空港で日航機と海保機衝突、乗客脱出、海保5人死亡
⑥最高裁、旧優生保護法は違憲、国に強制不妊の賠償命令、除斥期間は認めず
⑦「闇バイト」強盗、首都圏で続発、SNSで若者勧誘
⑧米大統領選、トランプ氏返り咲き、民主ハリス氏大差で破る
⑨東京、兵庫の知事選でSNSが影響力。公選法想定しない事態も
⑩大リーグ史上初の50-50、3度目のMVP、ワールドシリーズ制覇

社会部長でなく、一般人が選んだ10大ニュースなら、大谷翔平はもっと上位だろうね。

能登半島の震災は、ほぼ一年前の事ではあるが、昨日の事のように思い出す。まさか、元日に地震だなんてね...悲惨としか言いようがない。なかなか復興が進まず、政府や自衛隊が批判されてたりしたけど、地形の問題等もあって、色々難しいのもあったと思う。一所懸命やっても思うようにいかないのもあるだろうし。皆さん大変な思いをしてるのだ。で、地震の後、能登を含む石川県や近隣で、宿泊等の予約キャンセルが相次いだそうで、それはそれで仕方ない事と思うのだが、これを受けて金沢の繁華街の店主がテレビで「地震があったのは能登半島なのに、金沢もキャンセルが多い。世間の人は能登と金沢は別だ、というのが分かってない。困っている」みたいな発言をしてて、同じ県民としてこの発言はどうなんだ、と思ってしまった。

袴田さんの再審→無罪判決は、大ニュースだ。今、無罪と認定されたという事は、要するに冤罪だった訳で、一体どう責任取るのか? また、こういう話を聞くとつい思ってしまうのだが、袴田さんが無罪という事は、他に真犯人がいる、という事だ。そいつはどこで何をしてるのか? 警察の手の届かない所で高笑いしてるのか? 堂々と大手を振って歩いてるのか? 当時、本当に袴田さんが犯人という事で、他には誰もマークしてなかったのか? 色々不思議に思う事がある。この事件は終わってない。まだ捜査は続けるべきと思うけど、どうなんだろう。

選挙にネットというかSNSの影響は見逃せない、というのも今年大きくクローズアップされた。個人的には、今年4月の衆議院東京15区補欠選挙、7月の東京都知事選、10月の衆議院解散総選挙等々、関心があった選挙が多く、もちろん投票したのは10月の総選挙だけだが、補欠選挙にせよ都知事選にせよ、メディアが泡沫扱いして、ろくに名前すら報道して貰えなかった候補が善戦したりなんかして、これは確かにネットの力だろうね。兵庫県知事選もそう。新聞テレビよりネットの情報を重視する人たちが増え、しかもそれが確実に結果を左右するようになっている、という訳だ。それを踏まえて、テレビの人の中には、メディアの敗北だ、みたいな事を言った人もいたらしいが、これを言ってしまうと、今まで世論操作してました、と認めてるようなもんで、気をつけた方がいいと思うけどね。もっとも、某テレビ局の社長が数年前に入社式の挨拶で、愚かな大衆を正しい方向に導いてあげるのがメディアの役割、みたいな発言をしたという話も聞いてるもんで、さもありなんという感じではあるが。

アメリカでは、トランプ氏が大統領に返り咲いたけど、アメリカのメディアやジャーナリスト及び意識高い系の芸能人たちは、この世の終わりだ、みたいな論調でアメリカから移住したりするのもいるようで、本当に、左派というか民主党及び民主党支持者は、エリート意識の塊というか大衆をバカにしてるというか、そういうのがはっきりして、まぁ良かったのではなかろうか。日本でも似た傾向があるけどね。左派はインテリで金持ちで社会的地位も高くて、対して右派は田舎者で無教養で地位も低い、というイメージが出来上がってるし。
それにしても、トランプに対する期待というのも凄い。トランプならロシアとウクライナの戦争をすぐ止めさせる事が出来る、と言われてて、これはトランプ自身も24時間以内に止めさせると言ってるけど、本当に実現出来るのだろうか。ただ、出来そうな気はする。なんとなくだけど(笑)

自民党は、先の総選挙で単独過半数の議席を取れず、いわば大敗という事になったが、僕でさえ、この結果は予想出来たんで、実は皆さんやる前から分かってたんだろう。でも、分かってるのに解散するかね。わざわざ解散しなくてもと思ったけど。解散前なら過半数持ってたんだから、不信任案も否決されるだろうに。よく分からんな。けど、自民党はもうダメだと思う。分裂して、石破総裁以下左派議員は立憲民主党と合流でもした方が、議席も増えていいんじゃないかね。右派は右派でまとまって、新たな政党を立ち上げた方がいいのでは、なんて思うけど、左派と違って右派はまとまりにくいようだし、難しいかな。ただ、日本が左翼化するのだけは、絶対に避けて欲しいと思う。

前述した10大ニュースだけど、スポーツ関係は大谷翔平が10位に入ってるだけで(次点が、パリ五輪・パラリンピックで本陣選手メダル・ラッシュ)、ま、確かに、セ・リーグ3位の横浜ベイスターズがCSを勝ち抜いて日本シリーズ出場しパリーグ優勝のソフトバンク・ホークスを4勝2敗で破って日本一になった、という下剋上が話題にはなったけど、それでも大谷翔平ひとりの注目度にはかなわない、ということかな。史上最高額でドジャースへ移籍し、いきなりの結婚発表(この相手の女性がこれまた好感度高い)と新居の豪邸が話題となり(日本のテレビ局があまりに詳細に豪邸を報じた為、大谷が引っ越しせざるを得なくなって、そのテレビ局はドジャースから出入り禁止になった)、シーズンに入ればプレッシャーもなんのそのの大活躍、ドジャースもワールドシリーズを制覇して大谷自身もMVP(3度目)、と野球のみならずスポーツの話題を独り占めしてたな。ほんと凄いな、大谷って。

ところで、スポーツと言えば、昔は僕もJリーグを熱心に見てたものだが、近頃はそうでもなくなった。が、今年、ちょっと気になるニュースがあって、すなわちJ1の町田ゼルビアの黒田監督の発言が物議を醸した、というものだが、発言の内容はどうという事はないが、色々と調べてみると、この監督、凄い経歴の人で、何が凄いって、ほんの2年前まで高校サッカーの監督をしてて、高校サッカーと言っても青森山田高校という強豪校を28年間に渡って指導してたそうだが、その手腕を見込まれたのか、2023年のシーズンから当時J2の町田ゼルビアの監督となり、そのシーズンなんと優勝してJ1への昇格を果たし、2024年のシーズンしJ1で優勝争いを演じて最終的には3位、という素晴らしい成績を残しているのだ。これは只者ではない。いくらJ2とはいえ、プロを指揮するのが初めての人が優勝なんて考えられない。監督経験のある人でも難しい。J2なんてJ1よりレベル低いと思ってる人は多いと思うが、それは間違いであって、一回J2に降格したチームはなかなかJ1に戻ってこれないのは、Jリーグ見てる人ならよくご存知のはず。J2だってレベル高くて競争も激しいのだ。J1昇格はもちろんだが、優勝なんて至難の技なんである。それを黒田監督はやってしまった。凄い人だ。今さらだが、黒田監督そして町田ゼルビアに注目だ。

という訳で、2024年の大晦日だ。我が家は一応、正月を迎える準備は出来ていて(もちろん、僕は何もしてなくて、全て妻がやったのである)、今日はおせちを受け取りに行ってきた。そうなのだ。うちも数年前から、デパート等のおせちを注文する事にしたのである。正月くらい贅沢してもよかろう(笑) ただ、毎年不思議に思うのだが、おせち料理って本来は、正月三が日は店もやってなくて食材が手に入らないとか、三が日くらいは主婦を休ませよう、とかいった理由で、日持ちのする食材を使った料理にしている、と昔から聞いていたのだが、デパート等に注文するおせちって、賞味期限=元日なんて書いてあったりする。ほとんどの場合、大晦日に配達或いは受け取りなので、実質1日しか日持ちしない、という事になる。元々のおせちの趣旨からすると、なんか外れてないか?

あと、どうでもいいことだが(笑)、皆さんは年越しそばを食べるとすると、どのタイミングで食べてます? 夕食時なのか、元日に日付の変わる瞬間なのか、大晦日ならいつでもいいのか? 昔から不思議に思っていた。年越しそばのベストのタイミングはいつなのか? あ、今年ですか? 今日は既に食べました。3時頃かな。おやつのタイミングだね(笑)

暮れとはいえ、年賀状意外は何もしてない僕であるが、こちらの準備はOKだ。


以前ネタにしたけど、手帳である。来年のは用意しました。いつ新年来ても大丈夫(爆)

という訳で、本年も色々とお世話になりました。
来年も当ブログをよろしくお願い致しますm(_ _)m
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