6月14日に開幕したFIFAワールドカップロシア大会は、予選リーグの中盤に差しかかり、半分くらいのチームが既に2試合消化してて、色々な意味で予想を裏切られる、実に面白い展開になっている、のは皆さんご存知の通り^^
ドイツ、アルゼンチン、ブラジルといった優勝候補が先行き不安なスタートを見せている(特にアルゼンチンがヤバい。予選リーグ敗退かも)のに対し、開催国ロシア、出てくりゃ強いクロアチアあたりが絶好調で、早くも予選リーグ突破を決めてたりするし、強豪相手に奮闘するアイスランド、セルビア、ペルーといったチームも、間違いなく大会を盛り上げている。個人的には、このスリリングな展開はもちろん、今回は、ロシアとの時差の関係で、生中継も割と見やすい時間だったりすることもあり、ほぼ毎日どこかの試合を観戦して興奮してたりなんかする今日この頃である(笑)
ま、今回は、いわゆる番狂わせが多いのでは、と思われるが、我が日本代表も例外ではない。予選リーグH組の日本は、6月19日にコロンビアと対戦、下馬評を覆して、2-1で勝利した。正直言うと、コロンピアに勝てるとは思ってなかったので、実に嬉しい誤算というか何というか。あの監督交代劇とか強化試合での連戦連敗とか見てると、フツーの神経なら勝てるとは思わないでしょ。でも、もしかすると、南アフリカ大会の時のような事があり得るかも、と少しは期待してたけどね。本当に起きてしまうとは思わなかったけど(笑)。
コロンビアはFIFAランキング16位の強豪であるし、前回大会でも同組で勝ってるし、おそらく今回も日本には勝てると思っていただろう。その分、多少の油断というか、日本を舐めていた、というのもあったのではないか。だから、試合開始早々、意外な展開に浮き足だって、わずか開始3分でレッドカードが出されると、完全にペースを乱されて修正出来なかった、という感じ。まさか、日本が...ってところだろうね。それに対して日本は、相手は格上である、簡単に勝てる訳がない、いや負けて当然、だから極力負けないようにしよう、というスタンスで試合に望んだように思える。いやいや、この心構えは正しい。けど、最初から勝ちにはいかないけど、チャンスがあれば勝ちにいきますよ、というのは当然な訳で、守り重視でありながら、高く保たれたディフェンスラインが、それを物語っていたように思う。さすが西野監督、中田ヒデらの反対意見を押し切って守り重視の布陣で臨み、結果ブラジルから金星を挙げただけのことはある。だいたい、サッカーには引き分けというルールがあるのだから、負けない試合展開というのがあってもいいのだ。どうも、日本には、攻撃的でなければサッカーではない、という風潮があり、守備的布陣を忌み嫌うのが、ファンのみならず選手にもいたりするが、強豪相手にただ勝ちにいくバカがどこにいる? しかも、予選リーグである。目標は決勝トーナメントに進出する事だ。その為には、引き分けで得られる勝ち点1が非常に大事なのは、幼稚園児でも分かる理屈だろう。相手が強くても負けてはいけない。いつでもどこでも、相手が誰であれ、攻撃的布陣ばかりを主張する輩は、自身の実力と状況が読めてないアホである。
とにかく、日本の次の相手セネガルも強いと思う。ダイジェストでしか見てないが、とにかく速い。やはりコロンビアと同じく、まずは負けない布陣で臨むべきだ。頑張って欲しい。
ワールドカップといえば、つい2002年の日韓大会を思い出してしまう。ホスト国だった日本も韓国も、それなりの成績を収めたけど、僕がこの大会で一番印象に残ったチームは、実はアイルランドだった。今思い返してみても、凄いチームだったと思う。いや、強かったというのでない(笑) とにかくがむしゃらに、ひたすら泥臭く、勝ちを求めて相手ゴールを目指すサッカーだった。また、攻撃パターンもひたすらサイドから崩そうとするのみ。恐るべきワンパターン。終盤、一点が欲しい時は、必ず長身FWが登場してゴール前に待機。サイドからえぐって、ゴール前の長身FW目がけてクロスを入れる、というのも、毎試合同じ。僕のような素人ですら、その攻撃パターンが読めてしまうのだから対策もしやすく、結果アイルランドは常に攻撃を封じられて何も出来ずに試合終了、かと思いきや、いつも結構相手を苦しめて、負けるにしても、凄い試合をするのである。日韓大会の時は、スペインやドイツとも対戦してたけど、どちらもアイルランドには手を焼いていた。
アイルランドは、当時も決して下馬評は高くなかったけど、がむしゃらに予選リーグを戦って、何とか決勝トーナメントに進んだ。そして、やっぱり凄い試合をして、PK戦の末敗退した。何故、アイルランドはワンパターンなのに、相手を苦しめる試合運びをする事が出来たのか? 今考えるとちょっと不思議(笑) でも、アイルランドは凄かった。下馬評は低く、またサッカージャーナリスト達のおぼえもめでたくなく、NUMBERでは、頑張ったのは認めるけど、もう二度とワールドカップには出て来ないでね、なんてひどい事を書かれたりしてたけど、僕にとっては、この大会のNo.1チームだったかもしれない。あれ以降、ワールドカップを見る度、アイルランドみたいな試合をするチームを探しているのだが、未だ見つけていない。今回も、見つからなさそうだ。アイスランドは応援してるけどね(笑)
そういえば、今大会の韓国は、強豪ひしめくグループFで、初戦スウェーデンに負けてしまい、早くもあとがなくなってしまった。韓国のメディアは、自分とこが負けたのに、日本が勝った事について、「韓国の自尊心を踏みにじった」と書いたそうだが、八つ当たりというか責任転嫁もいいとこだな。なんで、韓国に付き合って負けなきゃいけないのか? アホらしい。なんでも、韓国は日本と一緒に出場したワールドカップで、常に日本より良い成績を収めてきたそうだが、だから何なのだ。そんなに日本より下になるのがイヤなのか。勝手にしなさい。日本は韓国なんてどうでも良い。恨むならスウェーデンやメキシコを恨め。日本を恨むのは見当違いだ。でもって、しっかり練習しなさい。負けたくなければ。
という訳で、この先の展開が楽しみな、FIFAワールドカップロシア大会なのであった^^
ドイツ、アルゼンチン、ブラジルといった優勝候補が先行き不安なスタートを見せている(特にアルゼンチンがヤバい。予選リーグ敗退かも)のに対し、開催国ロシア、出てくりゃ強いクロアチアあたりが絶好調で、早くも予選リーグ突破を決めてたりするし、強豪相手に奮闘するアイスランド、セルビア、ペルーといったチームも、間違いなく大会を盛り上げている。個人的には、このスリリングな展開はもちろん、今回は、ロシアとの時差の関係で、生中継も割と見やすい時間だったりすることもあり、ほぼ毎日どこかの試合を観戦して興奮してたりなんかする今日この頃である(笑)
ま、今回は、いわゆる番狂わせが多いのでは、と思われるが、我が日本代表も例外ではない。予選リーグH組の日本は、6月19日にコロンビアと対戦、下馬評を覆して、2-1で勝利した。正直言うと、コロンピアに勝てるとは思ってなかったので、実に嬉しい誤算というか何というか。あの監督交代劇とか強化試合での連戦連敗とか見てると、フツーの神経なら勝てるとは思わないでしょ。でも、もしかすると、南アフリカ大会の時のような事があり得るかも、と少しは期待してたけどね。本当に起きてしまうとは思わなかったけど(笑)。
コロンビアはFIFAランキング16位の強豪であるし、前回大会でも同組で勝ってるし、おそらく今回も日本には勝てると思っていただろう。その分、多少の油断というか、日本を舐めていた、というのもあったのではないか。だから、試合開始早々、意外な展開に浮き足だって、わずか開始3分でレッドカードが出されると、完全にペースを乱されて修正出来なかった、という感じ。まさか、日本が...ってところだろうね。それに対して日本は、相手は格上である、簡単に勝てる訳がない、いや負けて当然、だから極力負けないようにしよう、というスタンスで試合に望んだように思える。いやいや、この心構えは正しい。けど、最初から勝ちにはいかないけど、チャンスがあれば勝ちにいきますよ、というのは当然な訳で、守り重視でありながら、高く保たれたディフェンスラインが、それを物語っていたように思う。さすが西野監督、中田ヒデらの反対意見を押し切って守り重視の布陣で臨み、結果ブラジルから金星を挙げただけのことはある。だいたい、サッカーには引き分けというルールがあるのだから、負けない試合展開というのがあってもいいのだ。どうも、日本には、攻撃的でなければサッカーではない、という風潮があり、守備的布陣を忌み嫌うのが、ファンのみならず選手にもいたりするが、強豪相手にただ勝ちにいくバカがどこにいる? しかも、予選リーグである。目標は決勝トーナメントに進出する事だ。その為には、引き分けで得られる勝ち点1が非常に大事なのは、幼稚園児でも分かる理屈だろう。相手が強くても負けてはいけない。いつでもどこでも、相手が誰であれ、攻撃的布陣ばかりを主張する輩は、自身の実力と状況が読めてないアホである。
とにかく、日本の次の相手セネガルも強いと思う。ダイジェストでしか見てないが、とにかく速い。やはりコロンビアと同じく、まずは負けない布陣で臨むべきだ。頑張って欲しい。
ワールドカップといえば、つい2002年の日韓大会を思い出してしまう。ホスト国だった日本も韓国も、それなりの成績を収めたけど、僕がこの大会で一番印象に残ったチームは、実はアイルランドだった。今思い返してみても、凄いチームだったと思う。いや、強かったというのでない(笑) とにかくがむしゃらに、ひたすら泥臭く、勝ちを求めて相手ゴールを目指すサッカーだった。また、攻撃パターンもひたすらサイドから崩そうとするのみ。恐るべきワンパターン。終盤、一点が欲しい時は、必ず長身FWが登場してゴール前に待機。サイドからえぐって、ゴール前の長身FW目がけてクロスを入れる、というのも、毎試合同じ。僕のような素人ですら、その攻撃パターンが読めてしまうのだから対策もしやすく、結果アイルランドは常に攻撃を封じられて何も出来ずに試合終了、かと思いきや、いつも結構相手を苦しめて、負けるにしても、凄い試合をするのである。日韓大会の時は、スペインやドイツとも対戦してたけど、どちらもアイルランドには手を焼いていた。
アイルランドは、当時も決して下馬評は高くなかったけど、がむしゃらに予選リーグを戦って、何とか決勝トーナメントに進んだ。そして、やっぱり凄い試合をして、PK戦の末敗退した。何故、アイルランドはワンパターンなのに、相手を苦しめる試合運びをする事が出来たのか? 今考えるとちょっと不思議(笑) でも、アイルランドは凄かった。下馬評は低く、またサッカージャーナリスト達のおぼえもめでたくなく、NUMBERでは、頑張ったのは認めるけど、もう二度とワールドカップには出て来ないでね、なんてひどい事を書かれたりしてたけど、僕にとっては、この大会のNo.1チームだったかもしれない。あれ以降、ワールドカップを見る度、アイルランドみたいな試合をするチームを探しているのだが、未だ見つけていない。今回も、見つからなさそうだ。アイスランドは応援してるけどね(笑)
そういえば、今大会の韓国は、強豪ひしめくグループFで、初戦スウェーデンに負けてしまい、早くもあとがなくなってしまった。韓国のメディアは、自分とこが負けたのに、日本が勝った事について、「韓国の自尊心を踏みにじった」と書いたそうだが、八つ当たりというか責任転嫁もいいとこだな。なんで、韓国に付き合って負けなきゃいけないのか? アホらしい。なんでも、韓国は日本と一緒に出場したワールドカップで、常に日本より良い成績を収めてきたそうだが、だから何なのだ。そんなに日本より下になるのがイヤなのか。勝手にしなさい。日本は韓国なんてどうでも良い。恨むならスウェーデンやメキシコを恨め。日本を恨むのは見当違いだ。でもって、しっかり練習しなさい。負けたくなければ。
という訳で、この先の展開が楽しみな、FIFAワールドカップロシア大会なのであった^^