日々の覚書

MFCオーナーのブログ

アニバーサリー

2022年07月31日 10時55分49秒 | 本と雑誌

暑中お見舞い申し上げます。

いきなりだが、あのレコード・コレクターズ(以下レココレ)が創刊40周年だそうな。それを記念して、このところ4号連続でベスト・アルバム企画をやっている。

年代ごとにロックのベスト・アルバムを、恒例のライター諸氏による投票で選出しているのだが、今回の特色は、60年代・70年代・80年に加え、90年代のベスト・アルバムも選出していること、それぞれの年代で200枚づつ選出していること、という事になろうか。忘れていたけど^^;、レココレは創刊25周年の2007年にも、同様のベスト・アルバム企画をやっていて、そういえば当ブログでもネタにしたっけか(笑)

90年代のベスト・アルバム企画をレココレがやるようになるとは思わなかったれど(笑)、ま、発行を続けていれば、いつかは直面する課題であり(笑)、さすがのレココレも避けては通れなかった訳だ(爆) 90年代のロックについて執筆出来る人が、果たしてレココレ編集部にいるのかどうか心配だが(笑)、見てみると若いライターも増えているようで、結果としては、なかなか読み応えのある企画となった(90年代に限らず)。ま、とにかく、こういう企画、好きです(爆)

それぞれのランキング紹介に続き、ベスト・アルバム200枚の論評を行う座談会が載っているが、それによると、25周年の時とは内容がかなり変わっており、それは、選者の若返り等により、リアルタイムで聴いていた人たちの感覚ばかりではなく、後追いの人たちの感覚も反映された結果で、いわば当時の評価と現代での評価(後からの評価)がプレンドされたもの、と言っていいらしい。なるほど。逆に、比較的歴史の浅い90年代は、当時の評価・人気が色濃く反映されているようだ。

で、これも恒例だが(笑)、各年代のレココレのベスト・アルバムの上位10枚を紹介させて頂く。

60年代
1位・・・ベルベット・アンダーグラウンド&ニコ/ベルベット・アンダーグラウンド&ニコ
2位・・・ペット・サウンズ/ビーチ・ボーイズ
3位・・・ミュージック・フロム・ビッグ・ピンク/ザ・バンド
4位・・・クリムゾン・キングの宮殿/キング・クリムゾン
5位・・・サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド/ビートルズ
6位・・・追憶のハイウェイ61/ボブ・ディラン
7位・・・アー・ユー・エクスペリエンスド/ジミ・ヘンドリックス
8位・・・レッド・ツェッペリン/レッド・ツェッペリン
9位・・・オデッセイ・アンド・オラクル/ソンビーズ
10位・・ハートに火をつけて/ドアーズ

70年代
1位・・・彩(Aja)/スティーリー・ダン
2位・・・狂気/ピンク・フロイド
3位・・・レッド・ツェッペリンⅣ
4位・・・勝手にしやがれ/セックス・ピストルズ
5位・・・血の轍/ボブ・ディラン
6位・・・マーキー・ムーン/テレビジョン
7位・・・つづれおり/キャロル・キング
8位・・・ブルー/ジョニ・ミッチェル
9位・・・オール・シングス・マスト・パス/ジョージ・ハリスン
10位・・ジョンの魂/ジョン・レノン

80年代
1位・・・リメイン・イン・ライト/トーキング・ヘッズ
2位・・・ヨシュア・ツリー/U2
3位・・・シンクロニシティ/ポリス
4位・・・ナイトフライ/ドナルド・フェイゲン
5位・・・スカイラーキング/XTC
6位・・・デイドリーム・ネイション/ソニック・ユース
7位・・・コロッサル・ユース/ヤング・マーブル・ジャイアンツ
8位・・・アバロン/ロキシー・ミュージック
9位・・・サイン・オブ・ザ・タイムス/プリンス
10位・・スティーブ・マックイーン/プリファブ・スプラウト

90年代
1位・・・ネバーマインド/ニルバーナ
2位・・・OKコンピューター/レイディオヘッド
3位・・・愛なき世界/マイ・ブラッディ・バレンタイン
4位・・・オディレイ/ベック
5位・・・タイム・アウト・オブ・マインド/ボブ・ディラン
6位・・・モーニング・グローリー/オアシス
7位・・・ビーイング・ゼア/ウィルコ
8位・・・コロッサル・ヘッド/ロス・ロボス
9位・・・メタリカ/メタリカ
10位・・リバイバル/ギリアン・ウェルチ

なんというか、個人的には、90年代はともかくとして、80年代にも知らないアルバム(アーティスト)がランクインしてるのが驚き。また、80年代以外の各年代に、ボブ・ディランが10位内にランクインしてるのは、単純に凄いと思う。レココレ的と言えなくもないが、今回の特徴としては、ビートルズやストーンズが意外と上位に来ておらず、おそらく若い世代にはそれほど思い入れはないのだろうから、そういう点では、ディランの健闘振りは凄いと思う。

で、これも恒例(爆)この中で自分が持ってるのランキングだが、レココレ選出の200枚で見ると、こうなります。

60年代・・32枚
70年代・・60枚
80年代・・30枚
90年代・・19枚

60年代と80年代がほぼ同数というのが意外(笑) 80年代で持ってるの意外と少ないけど、産業ロック系とかディラン、ストーンズ以外のベテラン勢とかが全くランクインしてないので、仕方ない結果ではある。90年代もこんなもんかな。知らない・聴いた事ない、というのは多いが、コメント読んでたら興味を覚えたのもあるので(ベル・アンド・セバスチャンとかDJシャドウとか)、そのうち買ってしまうかも^^;

ま、こんな風にして過去を振り返るのも、また楽しいものであり、新しい発見もあると思うので、決して後ろ向きに捉えないように(誰に言ってんだ?笑) 昔の事を思い出すのは、高齢者には脳を活性化させる効能もあるっていうし(知らんぞ)

ところで、ベスト・アルバム・ランキングといえば、以前ローリング・ストーンが選出した『500 Greatest Albums of All Time』というのをネタにした事があるが、これにちょっと影響されてしまって(笑)、MFCオーナーの『500 Greatesu Albums of All Time』をやってみようかな、と書いているのだが(笑)、なんと出来上がりました。自分の好きな・よく聴いた・影響された・思い入れの強い・アルバムを1位~500位選出したのであります。凄いというかなんというか...そういう好きなアルバムをリストアップして、評価やら何やらを数値化して、ランキングなので得点順に並べてみた訳だ。我ながらヒマ人だなぁ、と思う(爆)

と、まぁ、そんなランキングなのだか、是非皆さまにご覧頂きたく、1位~10位を掲載させて頂く。だいたい予想はつくでしょうけど、こんな感じ。

1位・・・オペラ座の夜/クイーン
2位・・・世界に捧ぐ/クイーン
3位・・・ダブル・ビジョン/フォリナー
4位・・・ディソレーション・エンジェル/バッド・カンパニー
5位・・・ヘッド・ゲームス/フォリナー
6位・・・ワイルド・ハート/スティービー・ニックス
7位・・・ザ・ミラクル/クイーン
8位・・・狂気/ピンク・フロイド
9位・・・シアー・ハート・アタック/クイーン
10位・・カム・テイスト・ザ・バンド/ディープ・パープル

いかにもMFCオーナー、って感じ(爆) 実は、このランキングを作成するにあたり、順位を付ける為、数式を設定したのだが、この数式は正直言うと『オペラ座の夜』を1位にする為に作られたもので(笑)、それを他にも適用すると、↑の結果となった。自分でも驚きだが、別に的外れではない。確かに、バドカンやスティービーがここに来るとは予想しなかったし、パープルも違うアルバムが来ると思ってたので、意外な結果ではあるものの、この10枚は若い頃、歌詞も全てそらで歌えるのでは、というくらい聴き倒したアルバムばかりなので、納得の結果でもある。

以前から、自分のサイトで『私選名盤100選』というのを公開しているが、今回はそれのグレードアップ版てとこかな。『私選名盤100選』の時は、順位は付けず、また1アーティスト1枚、と規定していたが、今回はアーティスト別の制限はなく、結果、複数のアルバムがランクインしているアーティストが相当いる。なので、500位までのランキングを見ると、同じ人ばっかし、という印象を持つ人が多いだろうな(笑) なので、クイーンの各アルバムのランクイン状況はどうなっているのか、公表させて頂きます。4作は↑上位10枚に入っているので、それ以外はこういう感じ。

44位・・・クイーン・ライブ・キラーズ
62位・・・オデオン座の夜~ハマースミス1975
64位・・・クイーンⅡ
98位・・・ホット・スペース
146位・・華麗なるレース
276位・・戦慄の王女
330位・・ジャズ
349位・・イニュエンドウ

これ以外は500位内にはランクイン出来なかった。500枚の壁は想像以上に高いと言わざるを得ない(なんのこっちゃ)

という訳で、MFCオーナーの還暦記念企画と言っていい(爆)ベスト・アルバム500枚企画であるが、せっかくなので、何らかの形で公開したいと思っている。やはりMFCかな。是非皆さん、お楽しみに(いねーよ)

 

コメント (4)
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90年代も遠い昔

2022年07月16日 15時51分42秒 | 音楽ネタ

僕もちょいちょい利用しているディスク・ユニオンで、オンライン・ショップの顧客情報流出があったのは皆さんご存知の通り。流出の事実が公にされたのが先月末、対応が遅いとかいや悪くないとか、店員がこの会社は終わってると言ったとか、とにかく大変な騒ぎだったけど、原因調査中とのことでオンライン・ショップは未だに閉鎖されたままである。こんなところに事態の深刻さが表れているというか何というか。ディスク・ユニオンなんて、知る人ぞ知る単なる中古(新品もあるが)レコード屋だったのに、この件ですっかり有名になってしまったような気がする。ちなみに、僕もディスク・ユニオンのオンライン・ショップに登録しているので、氏名・住所・メアド等々が流出してしまった訳だ。ただ、あれから迷惑メールが増えた、というのはない。

ネットが発達するとセキュリティも重要になってくる訳で、チェック・認証が厳しくなるのは当然だが、厳しくなり過ぎてめんどくさいと感じる事も多い。実際、さっき何気にアマゾンにアクセスしたら、やたらと認証がめんどくさくなってた(苦笑) ログインしようとする度にスマホにワンタイムパスワードを送ってくるとか、毎回パスワードの変更を要求してくるとか、そういうサイトも増えてきて、いちいち面倒である。とはいえ、知らんうちにSNSなどでパスワード乗っ取られてはたまらんし(僕自身も過去Facebookで経験あり)、対策は必要なのだが、パスワードは定期的に変更しろとか、パスワードの使い回しはせずサイト毎に違うパスワードを設定しろとか、色々とやかましい^^; ま、安全のために理解は出来るのだが、パスワードの変更はいいけど、おそらく一度使ったパスワードは二度と使えないはずなので、定期的に変更を続けていくと膨大な数のパスワードが必要になるし、文字数もひたすら増え続けて覚えられないし、それを目的別にちゃんと管理出来るのか、という問題もある。一体、世間の人たちはどうしているのだろう? ちなみに僕の場合は...と、これは言わない方がいいな(爆)

という訳で、最近買ったCDから(いつもの通り唐突) ディスク・ユニオンで買ったCDもあります(笑) もちろん、店舗ですけど。

Jennifer Paige

これは結構懐かしい。アメリカのシンガー、ジェニファー・ペイジのデビュー・アルバムである。確か、1998年に出てた。いきなりシングルの「クラッシュ」がヒットして注目されたが、その後が続かなかった。チャート・マニアからは一発屋と思われてるんだろうな。

当時、たまたま「クラッシュ」のPVを見て気に入ったので、レンタルして結構よく聴いてた。時代の割にはオーソドックスというか正統派のポップスで、今時こういうのも珍しいかも、と思いながら聴いてた記憶があるが、実際、「クラッシュ」を筆頭に良い曲が多い。全体のテンポも早くもなく遅くもなく、といった感じで、落ち着いて聴いていられる。じっくり聴いても良いし、BGMにしてても邪魔にならないが曲はしっかり耳に残る、というタイプの音楽。ジェニファーの声もいい。個人的には「クラッシュ」の他「バステッド」「ソウバー」などのややアップテンポ気味の曲が好きだが、「オルウェイズ・ユー」や「サムホエア・サムデイ」などのややスローな曲も、当時主流だった大仰な歌い上げバラードになっていないのがよろしい。アンディ・コールドマークという人が、ほとんどの曲の曲作りとプロデュースを行っていて、よく知らない人だが才人と言ってもよかろう。

前述したが、この後「クラッシュ」ほどのヒットが出なかったみたいで、僕もジェニファー・ペイジの事はずっと忘れていた。アルバムは出しているので、地道に活動は続けてきたのだろう。ちょっと惜しいなぁ、実力あるしルックスもいいのに。今となっては、アルバムも入手困難なのが残念。でも、長い大衆音楽の歴史の中では、こういう人たくさんいるんだよね。せめて90年代コンピの常連になって欲しいもの。

Rush Street/Richard Marx

こちらも懐かしい名前である。リチャード・マークス。1987年のデビュー・アルバムがヒットして一躍スターダムにのし上がり、勢いに乗って1989年の2ndもベストセラー、デビューからの2年間で全米No.1ヒットを3曲も放ち、正に絶頂期だった頃、満を持して1991年に発表された3rdがこの『ラッシュ・ストリート』だった。この頃リチャード・マークスはほんと好調だったようで、収録曲はどれも粒よりだし、豪華なミュージシャンを揃えたサウンドも素晴らしく、1st・2ndと着実にステップアップして、ついに3rdで頂点に達したという感じの、正に自信作だったに違いない。ただ、残念ながら、本作は前2作ほどのヒットを記録するには至らなかった。

僕個人としては1stが好きでよく聴いてたが、2ndは期待したほどではなかった。「サティスファイド」「ライト・ヒア・ウェイティング」といった名曲が大ヒットした事もあって人気は高いが、全体的にイージーに作ったような雰囲気があって、そこいらが気に入らなかったのだろう。ま、デビューしていきなり売れたんで、リチャード・マークスも忙しかったとは思うけど。それと比べると3rdの『ラッシュ・ストリート』は、売れた事で余裕が出来たのか、曲もサウンド・プロダクションもよく練られて作り込まれた感があり、要するにじっくり時間をかけて取り組む事が出来たのだろう。成果は確実に出ている。結果は残念だったけど。ま、この結果はリチャード・マークスにとっては失意以外の何者でもなかったと思うが、さらに残念なのは、この次に出した4作目の『ナウ・アンド・フォーエバー』が、映画の主題歌になったタイトル曲がヒットした事もあって、そこそこ成功してしまったこと。余計に『ラッシュ・ストリート』の存在は地味になってしまったのである。

リチャード・マークスの音楽性は、”ひとり産業ロック”とも呼ぶべきか、いかにもウェスト・コーストっぽいタイト&ジャストな音をバックに、フックの効いたメロディを魅力的に歌うというスタイルだけど、決してAORやコンテンポラリーポップスではなく、あくまでもロック、言うなればTOTO系の音である。80年代はこの手の音がウケてたし、僕自身も決して嫌いではなかったが、90年代以降はすっかり廃れてしまうので、リチャード・マークスみたいなタイプのミュージシャンにとっては厳しい時代だったであろう。もし『ラッシュ・ストリート』が売れてたとしても、安泰ではなかったかも、と思うし、実際、前述の「ナウ・アンド・フォーエバー」のあとヒットから遠ざかってしまう。余談だが、「ナウ・アンド・フォーエバー」がヒットしたのは映画主題歌というのもあるが、おそらく当時トレンドだったパラード曲だったから、というのが大きかった気もする。けど、リチャード・マークスの本質はバラード歌手ではない。つくづく気の毒な人だな、と思う。才能はあるのに。

Diamonds And Pearls/Prince & The New Power Generation

最近どういう訳か、プリンスをよく聴いてたりするのだが、何故このアルバムを買ったかというと、昔友人に貰ったプリンス名曲集(もちろん友人の趣味で選曲されたもの)に、「~フロム・コックピット」というタイトルの曲が入ってて、凄くカッコいい曲という印象だったのだが、今になっていきなり聴きたくなり、検索してみたら、その曲は『ダイアモンド・アンド・パールズ』に収録されている、という事だったので、ディスク・ユニオンで見つけて買ってみた次第。「~フロム・コックピット」というのは副題で、正題は「リブ・フォー・ラブ」、アルバムのラスト曲だった。初めて聴いてから20年以上が過ぎていて、自分の印象が実際聴いてみると違ってたけど、カッコいい曲であるのは間違いない。

という訳で、フリンスの1991年のアルバムという事だが、とにかくカッコいい。やはり事この人は凄いな、と旧作を改めて聴く度に思ってしまう。基本スタイルはファンクなんだろうけど、色々な要素が感じられて飽きずに聴ける。なんか、有無を言わさずに自分の世界に引きずり込んでいく、って感じだよね、プリンスって。やっぱり天才ってことか。

Looking For Lucky/Hootie & The Blowfish

今回は懐かしい名前が多い(笑) フーティー&ザ・ブロウフィッシュである。1994年のメジャー・デビュー・アルバムが大ベストセラーとなって、こちらもいきなりスターダム(笑) ついこないだの事のように思ってたけど、その大ベストセラーとなったデビュー・アルバムの25周年記念エディションが出てるのに最近気づいた。時の流れは非情だ(爆)

で、本作は彼らの5作目となるアルバムで、2005年に発表された。大変残念なのだが、衝撃的なデビューを飾ったフーティー&ザ・ブロウフィッシュであったが、この頃にはやや地味な存在になっていて、本作もあまりプッシュされてなかったと思う。たぶん自主レーベルからの発売と思うので、そのせいもあるのかもしれない。僕も、実は本作の事を知ったのは何年か経ってからの事だった。デビュー・アルバムを聴いて彼らの虜になり、ずっとチェックしていたんだけど、本作はノーマークだった訳だ^^; で、欲しい物リストに入れておいたら、いつの間にか廃盤になってた^^;

で、ようやく聴いてみたこの『Looking For Lucky』だが、これがなかなか良いのである。もしかして、衝撃的だったデビュー・アルバム以来の出来かも。彼らは元々カントリー、フォーク、ゴスペル等を取り込んだ、いわばルーツ・ロックのバンドであり、決して派手な事はやってないし、斬新なアイデアとも無縁だし、見た目もアレだし、大らかな演奏とダリアス・ラッカーの男臭いボーカルが売りの、ほんと素朴なバンドなのだが、そんな彼らの良さが全て詰まってる感じ。サウンドも力強い。デビュー・アルバム以後そんな雰囲気が薄まっていたような気がしてたもんで、本作は久々にらしくて良い。まぁ、既に15年以上前の作品ではあるんだけどね^^; 

フーティー&ザ・ブロウフィッシュは、本作を出した後、2008年に一旦解散(活動休止?)したようだが、2018年に復活し、なんと2019年には新作を出したそうな。アメリン・ロックの良心とも言える彼らのようなバンドが、まだ活動を続けているというのが嬉しい。その2019年の新作も欲しいものリストには入れたので、今度は廃盤になる前にポチッとしないとね(笑)

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R. I. P.

2022年07月10日 12時46分05秒 | 時事・社会ネタ

皆さんご存知の通り、元内閣総理大臣の安倍晋三氏が、選挙応援演説の最中に、狙撃されて亡くなった。正に「凶弾」である。このような形で、偉大なる政治家の命が絶たれた事に、大きな怒りと恐怖、そして虚無感を感じる。狙撃犯はすぐに身柄を拘束され現在取調中とのことだが、どう考えても個人の犯行とは思えない。犯人を洗脳し、資金援助し、情報提供した存在が背後にあるはずだ、と思う。これについて今後、徹底的に捜査を行い、当人だけでなく、関係者や組織の存在も洗い出し、背後関係等も全て解明し、実行犯を含む関係者を全て厳罰に処し、とにかく厳しい態度と姿勢で臨むべきである。現役の政治家が暗殺されるだなんて、これは言論弾圧以外の何者でもない。誰もがコメントしているが、民主主義に対する冒涜であり挑戦である。この事件の関係者を全て検挙し裁判にかけた上で処罰すること、そして今後同じような事が起こらないように、法整備等を進めていくこと、これが徹底して行われなければ、民主義国家でも法治国家でもない。これを見ている人の中にも、安倍氏は好きでない、政治信条が合わない等の考えの人もいるだろうし、安倍氏は国政から退くべきだ、と思っていた人も多いだろう。しかし、そういった人たちも、このような形で安倍氏がフェートアウトするのを望んでいた訳ではないはずだ。これはテロだ。テロは絶対に許してはならないし、日本でテロを起こしてはならない。思想信条を超えて、日本人はテロ撲滅の為に団結しなければならない。

安倍晋三氏は、本当に偉大に政治家だったと思う。安らかにお眠り下さい。

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