いやいや、盛り上がってますね、WBC。我が日本代表チームは、日本時間の今日(3/20)行われたメキシコとの準決勝で、6-5とサヨナラ勝ちし、決勝進出を決めた。WBCは皆さんご存じの通り、今回は第5回で、6年振りの開催となる訳だが、実は日本は過去4回のWBCに全て出場し、優勝2回、ベスト4が2回と、つまり毎回出場すればベスト4以上、という他国とは比較にならない実績を誇っているのである。今回も既に5大会連続ベスト4という、前人未踏の記録を打ち立てたのに加え、3度目の優勝も射程圏内に入った。決勝はアメリカとの対戦。相手にとって不足なし。頑張って下さい。
日本はWBCでは、輝かしい実績を残しているにもかかわらず、国民の関心は今イチのような気がしていた。が、今回は今までとは違い、最初っからかなり注目を集めている。やはり、大谷とダルビッシュが参加した、というのが大きいと思う。他にも、今年からメジャーでプレイする吉田をはじめ、投手では佐々木、山本、野手なら村上、山田、岡本、山川など、スター選手が顔を揃えており、加えて、母親が日本国籍というメジャーのヌートバーの参加も話題となった。東京ラウンド前の中日や阪神との練習試合の段階で、既に話題を独占し、大会が始まると負け無しで決勝まできた訳で、やはりスポーツ大会というのは、スターが参加すること、観客が多いこと、そして自国チームが強いこと、で盛り上がるのだな、と当たり前のことを実感する。グッズもよく売れてるようだし。
昨夜テレビで見たのだが、準決勝当日、朝から店を開けるというビア・レストランがあって、もちろん、皆で朝からビール飲みながらWBCをテレビ観戦する訳だが、相手がメキシコという事で、普段メニューにないタコライスとか特別に用意して客を待ってるらしい。予約もいっぱいで、「こういうイベントは経済回しますね」とニコニコ顔だった。
話変わるが、パソコンを買い替えたのである(唐突)。実に我が生涯で4台目(4代目?)。どうでもいいことだが、僕のパソコンの変遷を振り返ってみると、
1台目・・・1998年5月、Window95、富士通
2台目・・・2006年1月、WindowsXP、富士通
3台目・・・2014年3月、Windows7、マウス
4台目・・・2023年3月、Windows11、マウス
だいたい8年ごとに買い替えている。この8年というのは別に深い意味はなく、たまたまである(笑) 2台目に替えた時は、色々な面で1台目が使い物にならなくなってきていたのが理由だったが、3台目に替えた時は、2台目の動きが悪くなってどうしようもなくなったのと、WindowsXPのサポートが終了する、というタイミングが重なった、という感じだった。で、今回だが、正直マシンの動き等には不満はなかったのだが、Windows8のサポートが3年前に終了しており、その時点では買い替えるつもりはなく(8年経ってなかったし。笑)、OSのみグレードアップしようとしていたのだが、すぐにWindows10が入手出来なかった事もあり、結局そのままWindows8を使い続けていて、ま、マイクロソフトのサポートは受けられなくても、セキュリティソフト等は最新版でもWindows8に対応していたので、さほど問題はないだろう、と思ったというのもあるが(笑) 幸いなことに、特に問題はなく、そのままWindows8を使い続ける事が出来た。ありがとうございます(爆)
と、まぁ、そんな訳で、時は来たりて、最近になってようやく、新しいパソコンに買い替えたのである。8年過ぎたし(爆) 今回の4台目も3台目と同じ、マウスコンピューター製にした。やはりパソコンは、いや電化製品は日本製に限る(笑) 今までは店頭で現物を見て決めていたのだが、近頃はどこへ行ってもノートしか置いてないので(実はノート嫌いのデスクトップ派なのだ)、マウスの通販で購入した。ミニタワーとのことだったけど、結構デカいのが来た(笑)
新しいパソコンのセットアップはすぐ出来たのだが、3台目で使っていたソフトを4台目にコピーして使おうと思ったら、やはりうまくいかなかった。当然と言えば当然だが、3台目のソフトたちは、新しいOSに対応してないのである(苦笑) Windows11で起動させてみると、対応してないのでバージョンアップして下さい、今すぐサイトにアクセスすればOKです、費用もバージョンアップ費だけで済みます、という事になるのを期待していた僕が甘かった(爆) ま、前回もそうだったけど、各種ソフトの最新バージョンをいくつか購入する事になってしまった。なんというか、いい商売してるよな(爆) 仕方ないけど(爆)
という訳で、現在新しい4台目のパソコンで、プログを書いております。今後とも、よろしくお願いします(笑)
さらに話は変わって、最近買ったCDから。
エブリシング・バット・ザ・ガール(以下EBTG)を2枚続けて聴いたのである。先に聴いたのは左の『Amplified Heart』だが、発表されたのは右の『Home Movies The Best Of Everything But The Girl』が先。どちらも、聴くのは初めて。
『Home Movies』は彼らの1984年のデビューから1993年までに発表したアルバムからのセレクトで、1994年に出た『Amplified Heart』の曲は含まれていない。僕個人は、EBTGに関しては、アルバムとしては1990年の『The Language Of Life』(名盤!)と1996年の『Walking Wounded(哀しみ色の街)』くらいしか聴いてないが、ストレートでシンプルで無駄な装飾のない、いわばストイックに作品を作る人たち、というイメージを持っている。R&Bやボサノバの影響下にあるのは間違いないだろうが、アコースティックギターとボーカルだけで成り立っているような楽曲に、最低限の音を足していって完成する世界、それがEBTG唯一無比のものなのである、と。だが、この度『Home Movies』を聴いてみて、少しだけそのイメージが崩れた。デビュー当時のEBTGの音は、僕がイメージするのより、もっと明るくてポップな雰囲気だったのだ。ま、ちょっと意外だったかな。大した事ではないが。
『Home Movies』には、ロッド・スチュワートでお馴染みの「もう話したくない」やサイモン&ガーファンクルの「ニューヨークの少年」といった曲もカバーも収録されている。これがまた、EBTGのイメージにぴったりで違和感ゼロ。温かみのあるアコギの音、トレイシー・ソーンのボーカルも良い。この人の歌は好きたな。淡々としてるけど優しげな雰囲気。間違いなく、僕の好きな女性ボーカルのベスト5に入る。
初期の作風から徐々に変化して、独特の世界を築きあげてきたEBTGだが、90年代初頭、もう一人のメンバー、ベン・ワットが病に倒れ、活動休止を余儀なくされる。ベン・ワットはかなり重病で一時は生死の境をさまよった事もあったらしいが、回復して1994年に『Amplified Heart』を発表するのだが、このアルバムで聴けるのが、前述したような、シンプルで研ぎ澄まされたストイックな世界である。それでいて、決して冷たさを感じるものではない。サウンドも歌も、あくまでも優しく温かい。けど、軽い緊張感を感じさせる音でもある。ハマったら抜け出せないタイプかな(笑)
EBTGだが、型にとらわれない活動を続けているようだが、今年、新作を出すらしい。オリジナル・アルバムとしては、なんと24年振りだそうな。現在の彼らは、どんなサウンドになるのだろう。ちょっと楽しみ^^
続いては、
前回ムーンライダーズを取り上げて、あれこれ書いてたら、長い事聴いてなかった本作を聴いてみたくなって購入した。正直、等して聴くのは20数年振りと思うが、やっばり良い。
このアルバム、メンバーの岡田徹と白井良明がプロデュースとアレンジを全て担当し、それだけでなく、バック・トラックもほとんどこの二人で作っているので、バンドのアルバムと言っていいのかどうか^^; 岡田、白井以外のメンバーは、ほぼ歌うだけだしね。ただ、型にはまらないバンド形態やレコード制作というのを、あれこれ試してきた人たちなので、本作での試みは、新しいバンドのかたち、を模索した結果なのだろう、と思う。
中身は、タイトル通り、アダルトな雰囲気の曲が多く聴きやすい。「幸せの洪水の前で」「さよならを手に」といった名曲も多い。80年代的なアプローチの曲もないことはないけど(笑)、1992年時点での最新型のムーンライダーズがこれだったのだろう。ただ、彼らはこの路線に安住することなく、これ以降も色々なスタイルを追求していくので、ご安心を(誰に言ってんだか。笑)