日々の覚書

MFCオーナーのブログ

茅ヶ崎NOW

2014年11月29日 21時44分49秒 | 与太話

以前のブログにアクセスしたら、こちらに誘導されてきた、という人もおられるだろう。いよいよもって、OCNがサービスを停止するので、11月いっぱい、つまり明日で旧OCN版『日々の覚書』は閲覧出来なくなる。寂しいものだ。二ヶ月ほど前からこちらのgooブログに移行していたので、ご存知の人はご存知と思うが、そんな訳で、我が『日々の覚書』はOCNからgooに引っ越しました。OCNは明日を以て閉鎖となります。今後は、こちらで続けていきますので、よろしくお願い致します。

という訳で、今年も残す所あと一ヶ月である。毎年感じるけど、アッという間の一年だった。もちろん、それなりに色々とやってたのだが、今年もあと一ヶ月と思うと、何もしない(出来ない)うちに2014年が終わってしまうような気がして、ミョーに焦ったりなんかする。

それにしても、色々な事があったなぁ。思い出したくない事もあるけど(爆) ま、とにかく、残り一ヶ月頑張ろう(何を?)

自分自身にも色々な事があったが、自分が住む茅ヶ崎市も、実は最近色々な事があって、変わりつつある、いや、もう変わっているのかもしれないけど。

まず、この10月から、JR茅ヶ崎駅の東海道線ホームに流れる電車の発車メロディ(以下、発メロ)が、サザン・オールスターズの「希望の轍」になった。下り電車はサビの部分、上り電車はイントロ部分がオルゴール風にアレンジされて流されている。数あるサザンの名曲の中から、何故発メロに「希望の轍」が選ばれたのか、というと、サザンが初めて茅ヶ崎市でコンサートを行った時のオープニング、及び昨年やはり茅ヶ崎で行われたサザンのコンサートでのアンコール、が「希望の轍」だったから、という事らしい。それなりに茅ヶ崎と縁の深い曲なのだそうな。個人的には、やや地味に感じたので、「勝手にシンドバッド」とかの方が威勢が良くていいんじゃないか、なんて思ったけどね(笑)

ただ、サザンの桑田佳祐が茅ヶ崎市出身というのはデビュー当時から知られていて、茅ヶ崎=桑田佳祐と日本中に認知されるようになって30年以上経つし、実際、サザン(=桑田)のおかげで茅ヶ崎の地価が上がったとすら言われているにもかかわらず、桑田佳祐が茅ヶ崎の名誉市民になったのは今年になってからだし(あの山本昌よりも遅いのだ)、発メロに採用されたのも今年、と遅い。おそらく、余所の自治体なら、もっと早くに実現させていただろう。いや、別に、発メロなんてどうでもいいんだけど(笑)、茅ヶ崎はサザンの街です、なんて自慢気に言ってる市民は多いのにね。こういうのが遅いのは何故なのかな、なんて思う人多いと思うが、これ茅ヶ崎市民の特性と言えるのかもしれない。

もうひとつ、茅ヶ崎の最近のトピックとして、ハワイのホノルル市と姉妹都市提携をした、というのがある。余談だけど、姉妹都市って日本での呼び名と思ってたけど、英語でも“Sister City”って言うんだね。アメリカ英語らしいけど、でも知らなかった。ちょっと驚いた(笑)

いつの頃からか、茅ヶ崎は日本のハワイ、なんてことを主張する人が増えたみたいで、なんとなく、茅ヶ崎及びその周辺自治体は、無理矢理(笑)ハワイ化されつつあるような気がする。フラダンスの教室やイベントも増えたし、ハワイ料理を謳うレストランやカフェも、これまた増えた。ま、ロコモコなんて今じゃどこでも食べれると思うけど(笑)、フラダンス人口の増加は不気味だ。サーフィン人口は昔から多い。そこいらとホノルルと比較して、茅ヶ崎はフラダンスもサーフィンも市民の間に浸透してるし(それは嘘だと思うけど。笑)、ホノルルとは共通点も多いので、是非姉妹都市提携しましょう、って感じでアプローチして話がまとまったんだろうな。何故、茅ヶ崎(というか湘南)がハワイなのか。非常に疑問ではあるが。

この姉妹都市提携に絡んで、ハワイで行われた調印式に、もちろん市長をはじめとする市の幹部クラスが出席した訳だが、その出張中に副市長が急死というニュースが飛び込んできて、しかも死亡した時サーフィンをしてたらしい、というので、一部では騒然となった。亡くなった副市長はサーフィンの心得があり、ハワイ出張のたびに現地でサーフィンを楽しんでいたのでは?、という憶測が飛んだのである。公費で出張してるのにサーフィンするとはけしからん、というとこかな。副市長死亡のニュースが流れた時、死因を伏せていたというのもまずいね。

この、発メロといいホノルル姉妹都市提携といい、商工会議所や市役所の有志が、あちこちに働きかけて実現したものらしい。発メロなんて、立案から半年で実現にこぎつけたそうな。確かに、凄いバイタリティーだが、ちょっと気になる事があって、こういうプロジェクトに関わった人たちがよく口にするのが、「茅ヶ崎は周辺の他の自治体に比べると地味で無名」「茅ヶ崎の人って、あまり地元に愛着をもっていない」という言葉である。つまり、地味な茅ヶ崎を有名にしたい、都民に茅ヶ崎に愛着を持って貰いたい、と言う気持ちから行動を起こしたのだとか。こういう話は、実はよく聴くのだが、その度に違和感を感じるのは僕だけか?(笑)

さっきも少し触れたけど、そこには茅ヶ崎市民の特性が関係してくる。別に何もしないし、しなくてもいい、という特性が(笑)

決して偏見ではないと思うが、茅ヶ崎を有名にする為に、或いは活性化する為に何かしよう、と考える人たちの大半は茅ヶ崎の人ではない。余所から移り住んできた人たちである。海が近い(=環境が良い)、毎日サーフィンがしたい、サザンを聴いて憧れていた等の理由で、茅ヶ崎に移住してきた訳だ。そういう人たちは、いざ茅ヶ崎で暮らしてみると、イメージと違う事に気づき始める。そう、茅ヶ崎が思ってたほどオシャレでもリベラルでもない、という事に。要するに田舎なのだ。そこに気づくと、彼らは茅ヶ崎を変えようとする。自分たちの持ってるイメージと釣り合うように。余所の人たちにも自慢出来るように。それが彼らなりの「茅ヶ崎愛」なのだろう。もちろん、全てそういう人ばかりではないけどね。

対して、茅ヶ崎で生まれ育った人たちは、そういう行動は起こさない。というか、何もしないのが、茅ヶ崎市民の最も顕著な特性なのだ。そりゃ、あれこれと市制に対して文句は言う。道路広くしろとか何とか。けど、出て行く事はない。文句は多いけど、見切りをつけて引っ越していく人はごくわずかだ。余所の人に何か言われると、「田舎だからしょうがないでしょ」と平然と言う。何か変えようとは思わない。これは、市民が保守的だからではなく、単に面倒なだけなのではないか、と僕は思う(笑)

ちなみに、本人の意志とは関係なく茅ヶ崎に移住してきた人も多くいて、その人たちも、茅ヶ崎を変えよう、とかいう行動は起こさない。僕の妻もそうです。

ま、どっちがいいのか、は分からんけど、余所から来た人に、茅ヶ崎はだからダメなんだ、行動を起こすべきだ、と言われても、単なるおせっかいにしか聞こえない事もある。だいたい、茅ヶ崎に勝手なイメージを持って、勝手にそれに憧れてやってきたのはそっちでしょ、思ってたのと違うからと言って、茅ヶ崎市民を能無し呼ばわりして、勝手な事をしないで欲しい、と思う時もある。どう頑張っても茅ヶ崎は茅ヶ崎でしかない。もし、大阪を東京みたいにしよう、という運動を大阪で始めたら総スカンだと思うけど、茅ヶ崎では好き放題やれるのは、茅ヶ崎市民が何も言わないからだ。茅ヶ崎市民って、結構寛大なのだよ(爆)

つまり、茅ヶ崎はいい所なのである。田舎だし、オシャレでも何でもないけど(笑) けど、決して思うほど無名ではないと思うし、市民が愛着を持ってない、という事もないと思う。茅ヶ崎市民って、市内に仕事や学校が少ないので、横浜や東京でに出て行かざるを得ず、必然的に茅ヶ崎には寝に帰るだけ、という人が多いので、地元に関心を持ってないように見られるのだろう。僕もかつては、そうだったかも(笑) でも決して、愛着を持っていない訳ではない。その辺りは誤解しないで欲しいと思う。茅ヶ崎の悪口言われると怒る人多いしね(笑)

とはいえ、本当に茅ヶ崎を良くしたい(オシャレにしたいとかではなく)と思って活動している人には、やはり頭が下がる今日この頃。こちらが何もしないだけに(爆)

ついでに言うと、現在、茅ヶ崎駅は改装工事中である。駅の北側だけにあった駅ビルを南側にも拡張(増床?)するらしい。テナント増えたら、どんな店が入るのかな、と今から楽しみにしてたりする(笑) 王将とか出来てくれたら嬉しいな(爆)



コメント (8)
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