日々の覚書

MFCオーナーのブログ

ちょっとの差?大きな違い?

2018年03月18日 23時10分36秒 | 音楽ネタ
かつて、僕はヒットチャート・マニアであった。高校生の頃の楽しみは、毎週土曜日の夜のラジオ関東『全米TOP40』を聴く事だった、と言っても過言ではない。とは言っても、別にチャート至上主義ではなく、好きな曲は1位にならなくても好きだし、そうでない曲でも、1位になったから好きになったというのもなく、チャートの順位に自分の嗜好が影響を受ける事は全くなかった。今思うと、チャートを追いかけていたのは、旬の音楽情報がいち早く入手出来るのと、色々な曲がたくさん聴けて楽しいという、ただそれだけの理由だったような気がする。『全米TOP40』をはじめとするヒットチャート番組は、チャートに登場する曲しかかけない、つまり、DJの好みに左右される事なく、客観的にヒット曲が聴ける、という公明正大さを魅力に感じていた、というのもあったかもしれないが(よく分からんぞ)

と、それを踏まえて(笑)、またしてもコンピを作ってみた。題して「懲りないコンピ19」

1. It's Too Late/Carole King
2. Bennie And The Jets/Elton John
3. Mandy/Barry Manilow
4. Best Of My Love/Eagles
5. If You Leave Me Now/Chicago
6. Dreams/Fleetwood Mac
7. Kiss You All Over/Exile
8. Love You Inside Out/Bee Gees
9. Don't Stop 'Till You Get Enough/Michael Jackson
10. Crazy Little Thing Called Love/Queen
11. Maneater/Daryl Hall & John Oates
12. Tell Her About It/Billy Joel
13. Let's Hear It For The Boy/Deniece Williams
14. Crazy For You/Madonna
15. Kyrie/Mr.Mister
16. Jacob's Ladder/Huey Lewis & The News
17. I Knew You Were Waiting (For Me)/Aretha Franklin & George Michael
18. Heaven Is A Place On Earth/Belinda Carlisle

音楽好きなら、すぐお分かりになりましたよね?(笑) そう、テーマは「全米No.1ヒット」である。

で、ついでに、こんなのも。「懲りないコンピ24」

1. Double Vision/Foreigner
2. Shame On The Moon/Bob Seger & The Silver Bullet Band
3. Material Girl/Madonna
4. Everybody Have Fun Tonight/Wang Chung
5. Hurting Each Other/Carpenters
6. Short People/Randy Newman
7. Kodachrome/Paul Simon
8. Goodbye Yellow Brick Road/Elton John
9. Keep It Comin' Love/KC & The Sunshine Band
10. Pour Some Sugar On Me/Def Leppard
11. The Girl Is Mine/Michael Jackson & Paul McCartney
12. Say It Isn't So/Daryl Hall & John Oates
13. When Will I See You Again/Three Degrees
14. Raspberry Beret/Prince
15. The Heat Is On/Glenn Frey
16. The Wild Boys/Duran Duran
17. Ranblin' Man/The Allman Brothers Band
18. I'm Not In Love/10cc

文脈から推測した人も多いと思うが(笑)、こちらのテーマは「全米No.2ヒット」つまり、惜しくも1位になれなかった曲たちだ。

だから何なの?って言われりゃそれまでだが(爆)

曲の良し悪しとヒットチャートの順位が必ずしも一致しないのは、皆さんよ~く分かってる事なので、この1位の曲のリストと2位の曲のリストを見比べても、どういう違いがあるのか、よく分からない、というのが本音であろう。

でも、せっかく1位になったのに、何のプレミアもないのか。

キャロル・キングは今でも高い人気と評価を誇るアーティストであるが、彼女の代表曲といえば、大半の人が「君の友だち」と答えるだろう。「イッツ・トゥー・レイト」と答える人は少ないように思う。そういう意味では、やや気の毒なNo.1ヒット。
イーグルス、シカゴ、マイケル・ジャクソンあたりは、他にヒット曲・有名曲が多いので、ここいらの曲が1位になった、なんて事は忘れられてるかも。
1978年に「キス・ユー・オール・オーバー」が1位になったエグザイルは、いわゆる一発屋であるが、後年の一発屋特集とかで、名前が挙がったのを見た事がない。一発屋の中でも地味な存在だ。この「キス・ユー・オール・オーバー」は、当時飛ぶ鳥落とす勢いだったプロデューサー、マイク・チャップマンの手による曲である。結構ツッコミ所多いんだよ(笑)

マドンナにせよヒューイ・ルイスにせよアレサ&ジョージ・マイケルにせよ、他の曲のインパクトが強くて、No.1ヒットという印象が薄いかも。ここいらは、選曲した僕の責任というか、わざとそういうのを選んだかも。○○は××だけじゃないよ、なんて(余計なお世話)

2位の曲を眺めていても、似たような感じがする。

マドンナやプリンスは、1位になったと思ってた人が多かったのでは? 
10ccは文句なしの代表曲。2位というポジションも、この曲に関しては却ってプラスイメージになってるような。
エルトン・ジョンは、1位の曲と2位の曲が、実は同じアルバムの収録曲である。考えてみると、これは凄い。
カーペンターズは、最高位2位の曲が4曲もあるのだそうな。ポール・サイモンも3曲あるらしい。フォリナーも、もう一曲有名な2位の曲がある。
こうなってくると、1位の曲と2位の曲の違いが分からんな(笑) トップに上り詰めた曲と、あと少しの所でトップになれなかった曲の区別がつかないなんて、実は由々しき問題なのだが(笑)

で、さらについでに、こういうのも作ってみた。題して「懲りないコンピ31」

1. Feel Like Makin' Love/Bad Campany
2. I Can't Stand It/Eric Clapton
3. Stand Tall/Burton Cummings
4. I Was Made For Dancin'/Leif Garrett
5. What Kind Of Fool/Barbra Streisand & Barry Gibb
6. This Time I'm In It For Love/Player
7. China Girl/David Bowie
8. Don't Cry Out Loud/Mellisa Manchester
9. Church Of The Poison Mind/Culture Club
10. Here I Am (Come And Take Me)/Al Green
11. I Won't Hold You Back/TOTO
12. If It Makes You Happy/Sheryl Crow
13. MIssing You/Diana Ross
14. Off The Wall/Michael Jackson
15. Heartbreaker/Dionne Warwick
16. Feelin' Stronger Everyday/Chicago
17. Too Funky/George Michael
18. Hey Nineteen/Steely Dan

分かった人が一体何人いたのか?(笑) これ、ビルボードで最高位10位の曲たちである。こうして見ると、バッド・カンパニーといいカルチャー・クラブといいシェリル・クロウといいスティーリー・ダンといい、割に有名な曲が多い。ディオンヌ・ワーウィックなんて、代表曲のひとつと言っていいのでは。

でも、1位或いは2位の曲たちと比べると、やっぱ地味かな?(笑) ギリギリ滑り込んだおかげでTOP10ヒットという称号を得る事が出来た訳で、その点では抜け目ないというか逞しいというか、そういう曲たちであるのだが(笑)

なんだかんだ言っても、1位になれば、それなりのステータスが得られるのだと思う。1位になった事で広く一般にも知られるようになるし(現代の日本では成り立たないけど^^;)、記録に残るから、後年メディアに取り上げられたり、音楽好きの間で話題になったりする事も多いだろう。結果、何年経過しても、評価や人気を継続させる原動力にもなる。首位打者と同じで、やっぱり2位じゃダメなんですよ、きっと(爆) 曲の良し悪しとヒットチャートは関係ないとはいえ、1位になる曲には、それなりのオーラがある。制作側の努力も認めてあげなくては。そうでないと、せっかく1位になったのに浮かばれない。No.1ヒットに少しくらい敬意を表してもいいのでは、と感じる今日この頃(相変わらずオチなし)。

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平成30年2月のあれこれ

2018年03月04日 23時47分23秒 | あれこれレポート
前から不思議なのだが、仮想通貨というのは何の為に存在しているのか? 仮想通貨で一体何をするのか?

という訳で、あっという間に2月が終わってしまった。ま、今年の2月の最もホットな話題は、なんと言っても冬季オリンピックであろう。開催地が韓国の平昌で、設備や交通手段の問題とか(これは、どこで開催されても心配の種である。東京オリンピックも例外ではないかも)、開幕直前の韓国側の露骨な政治利用もあって、果たして無事に開催されるのか、気にはなっていたが、蓋を開けてみれば、日本人選手は大健闘、史上最多の13個のメダルを獲得するに至った。女子選手の活躍やら、羽生結弦の2大会連続金メダルやらに、渡部暁斗や原大智のメダルが霞んでしまったのは、気の毒と言えば気の毒。ま、極寒の地なのに屋根もなく、しかも安普請のスタジアムでの開会式から、安倍総理も無事帰ってこれたし(笑)、選手村の日本選手の部屋の暖房が壊れていたとか、夜中の練習終了後に日本選手を送迎するバスが大幅に遅れたとか、色々と圧力(笑)を喰らいながらも、表向きは食中毒も体調不良も事故もなく、日本選手は頑張ったし、それだけを取ってみれば、印象的なオリンピックだったと思う。

選手の皆さん、本当にお疲れさまでした。

また、2月の印象的な出来事といえば、秋篠宮眞子様のご結婚延期がある。ま、延期とは言ってるけど、実質的には破談の方向に動いているとかいないとか。大変にお目出度い話ではあるものの、相手の一般人男性がなんか胡散臭くて(海の王子をやってたなんてチャラい奴じゃないのかとか、皇族を嫁に貰おうとしてるのにフリーターとは何考えてるのかとか)、あまり結婚相手としてはふさわしくないのでは、と、個人的には思っていた所へ、母親の金銭トラブルまで明らかとなってしまっては、この話はもうこれ以上進めるべきではない、と思う。本人達が良ければ、というレベルではない。なんたって皇族である。一般人とは訳が違うのだ。眞子様にはお気の毒だが、諦めて頂くしかない。おそらく、破談という事になれば、巨額、おそらく億単位の賠償金を要求されるのだろう。眞子様を責めるつもりはないが、若気の至りというには、あまりにも巨大過ぎる代償である。所詮、20歳そこそこの女性には、人を見る眼なんて備わっていないのだ。つーか、皇室も世間知らずというか無防備というか。こういう話が持ち上がった時点で、周囲が全て徹底的に調査し、ヤバい所があれば、恐れながら皇室にご注進申し上げる、というシステムは、今は機能していないのか? こんな話を聞くと、平成以降皇室の弱体化は着実に進んでいるというのもさもありなん、という気がしてくる。

皇室の崩壊は日本の崩壊でもある。皇族も国民もしっかりと自覚しなければ。

さて、2月の個人的なイベントとしては、高齢もとい恒例のフォリナー・セッションに参加してきた。当初は昨年10月に予定されていたが、台風の影響で延期となり、年が明けて2月に仕切り直しの開催となった訳だ。とはいえ、さすがに毎年フォリナー・セッションを開催するのも、なかなかに無理があり、ここ2~3年は参加者が少なくて開催も危ぶまれたりもしていて、今年もそういう状況ではあったが、セッションとは別にゲストを招いてパフォーマンスをご披露頂く事で、何とか乗り切った感じ。ほんと、皆さんありがとうございます。

セッション自体は、昨年本家のデビュー40周年を記念して、デビュー・アルバム全曲演奏をぶち上げたが、開催が今年に延期になった事で、その意義は半減してしまい(笑)、エントリーが少なく成立しない曲もあったりして、残念ながらデビュー・アルバム全曲演奏は実現しなかった。でも、マニアな曲もやれたし、まぁ良かったかな。久々に会えた人もいたしね^^

 



 

 

それにしても、フォリナー・セッションも年々開催が難しくなってきて、ま、ファンも限られてるし(笑)、毎年ではなく2年或いは3年に一度の開催でも仕方ないのでは、という気がする。他のイベントやセッションとくっつけての開催では、あまり意味ないように思うし、少し考えてもいいのではないだろうか。

それと、中央大学スイング・クリスタル・オーケストラ、つまりジャズのビッグ・バンドのリサイタルにも行ってきた。実は、姪っ子がメンバーなのだ。いやいや、とても素晴らしかった。大学生って凄いな^^;

 

 

今年は異常気象なのか、豪雪に見舞われた地域の皆様には心よりお見舞い申し上げます。
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