日々の覚書

MFCオーナーのブログ

2022年を振り返る

2022年12月31日 11時07分01秒 | 与太話

という訳で、2022年も終わりである。毎年言ってるけど早いものだ。例年のように、今回もまた2022年を振り返ってみると、それなりに色々な事があった一年だった。社会的には、

安倍元総理狙撃され死亡

とにかく、これに尽きる。今までの自分の人生では経験した事のないような、衝撃的な事件だった。首相経験者が演説中に狙撃されたのである。これはテロだ。警備の問題もあり、もっと大騒ぎしてもいいニュースなはずだのだが、マスコミは犯人が統一教会を恨んでいた、という話にすり替えて、この史上類を見ない凶悪なテロ事件を葬り去ろうとしている。いくら統一教会を恨んでいたとはいえ、一般人が個人的に計画したとは思えない事件であり、背後に大きな悪の力が働いている事は、誰でもうすうす感じていると思うのだが、マスコミがこれだけ隠そうとしている所を見ると、それは事実なのだな、という気もしてくる。話を統一教会にすり替えて、世間が統一教会を糾弾する方向に持っていった事に関しては、個人的には統一教会を含む新興宗教というのが嫌いなので、それはそれで構わないのだが、安倍元総理狙撃事件は、これとは別の話である。それを忘れてはいけない。また、批判の矛先が統一教会ばかりに向いているが、良い機会なので、他の新興宗教もまとめて攻撃して解散に追い込むくらいの事はして欲しいもの。でないと不公平である。最近のマスコミの動きを見ていると、これくらいの事はしないと腑に落ちないのだが、全くそんな気配は見せていない。与党に気を遣っているのか。その割には、安倍元総理には遠慮がなかったよな。ま、日本のマスコミなんてこんなもん。腐ってます。

それと、ロシアがウクライナに軍事侵攻、つまり戦争を始めた、というのもショッキングなニュースだった。今の世界で、こんな事が起こるとは...ロシアにはロシアなりの事情があるのだろうが、いきなり戦争というのはダメでしょう。というかあり得ない。前から思ってたけど、やはりこういう時には国連は役に立たない。だいたいロシアを(中国も)常任理事国にしている時点でアウトだ。ロシアからすれば正にやりたい放題。誰にも止められないんだからね。いや、アメリカ或いはNATOなら止められるのか。一説では、ロシアがウクライナに軍事侵攻する意向を明らかにした際、アメリカは軍隊を出さないと言ったので、安心したロシアはウクライナを攻撃した、という話で、そうであれば、アメリカはウクライナに加勢するぞ、というのがロシアに対しての抑止力になる訳で、我が日本でも、防衛力強化の方向に世論が動くのは当然。そりゃそうだ。明日は我が身だもん。

このロシアとウクライナの戦争だが、ロシアは数日でウクライナの首都キエフを陥落させて、ウクライナを降参させる予定でいたらしいが、意外とウクライナが善戦しているので、宣戦布告から10ヶ月経ってもまだ決着がついていない。報道をはじめ、色々な話を聞くけど、このロシアとウクライナの戦争については、何が正しいのか、全く分からない。日本のテレビではウクライナ有利、という観点の報道が多いが、海外メディアはそうでもない。

とにかく、戦争なんて早く終わらせて欲しい。

ま、この戦争や、相変わらずのコロナ禍の影響もあって、物資が入ってこなくなって、品薄の結果コストが上がり、運賃の上昇なども手伝って、インフレが進んでいるとか、大きなニュースもあった。一時期ほど報道されなくなったけど、コロナ禍は相変わらずで、新規感染者はまだだ多い。が、致死率は低い事もあり、2類から5類への引き下げも検討されているらしい。遅いな。個人的には、多少の規制は仕方ないけど、マスクはしないでもいい生活に戻って欲しい。

で、続いて、2022年の個人的ニュースはというと、

60才になってしまった

やっぱりこれでしょうね(笑) ま、一昔前なら60才と言ったら老人の域だったけど、少子高齢化が進んだ現代では、60才なんてまだ若く、立派な労働力であるらしい。自分としても、一部は別としても、60才を迎えた今と10年前とで、体力的に衰えを感じる、というのはないし、疾病等もないので、まだまだ若々しく元気だ、と感じてたりなんかして(笑)、結局、60才即引退、という事にはならず、立場や待遇は変わるけど、そのまま引き続き同じ会社で働いている。いつまで続くかな。働いてはいるけど、給料は減ったしね(笑) なにかいい副業ありませんか?(爆)

それと、2022年の個人的ニュースとしては、これも忘れてはいけない。

NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』を一年間見続けてしまった

これは僕にしては大変珍しい。大河ドラマを見る事すら近年ではまずないのに、一年見続けるだなんて。それこそ『国盗り物語』以来ではなかろうか(爆)

一年間欠かさず見ていた(正確には、2回程見れなかった回がある)のは何故か、というと、単純に面白かったから、としか言いようがない。鎌倉が舞台で、脚本が三谷幸喜というのを聞いて興味を持ち、ちょっと見てみようか(こういうのはよくある)と第一回を見たら面白かったので、続けて第二回を見て、そのまま第三回も、というパターンで見続けて、気がついたら最終回だった(笑)、という次第。まぁ、とにかく、面白かったし、実に深い。神奈川県以外の方々の間では、おそらく『鎌倉殿の13人』はあまり盛り上がっていない、と思われるので、あれこれ語るのは止めておくが、とにかく面白かったのである。歴史は好きだが、鎌倉時代や北条家についてはあまり知識がないので、勉強にもなった。最終回は衝撃的だったな。29日に放送された総集編もしっかり見てしまった。

いやとにかく『鎌倉殿の13人』で始まり『鎌倉殿の13人』に終わった一年だった、と言っても過言ではない。

他にも色々あったなぁ。公私共に、色々な事があった一年だった。その2022年がもうすぐ終わると思うと淋しい。

という訳で、年末はゆっくりCDを聴いたりしてます^^;

どちらも、以前のブログでちょっと触れたが、クイーン・ファンにはスルーされてる名盤『ザ・ミラクル』のデラックス・エディションは、お察しの通り、ミラクル・セッションズと題されたDisc2が目当て。本編収録曲のデモもなかなか面白いが、「ドッグ・ウィズ・ア・ボーン」とか「ウォーター」とか、初めて聴く曲の出来の良さに驚いた。それまでのクイーンの作風とは違うのもいい。『ザ・ミラクル』発表時に、「スティーリン」とか「ハイジャック・マイ・ハート」といった曲がシングルB面として発売されたけど、そんな曲たちと通じるものがある。80年代の終わりに、クイーンは新たな地平を目指していた事が、こういった曲を聴いてもよく分かる。この頃のクイーンはバンド史上最も創作欲に溢れていたのではないか、とグレードの高い未発表曲を聴いて思うのである。

もちろん本編も実に素晴らしい。

そのクイーンのロジャーのライブ盤、当初は配信オンリーと聞いてたので、せめて日本だけでもフィジカルも発売しろ、と当ブログで文句言ったせいか(違)、日本でのみフィジカルもリリースされた。めでたい(笑) さすがロジャーですな。実に素晴らしいライフ盤だ。声も昔と変わらないし、バンドの演奏も良い。特にギターがいいね。メンバーのクレジットはあるけど、担当楽器が書いてないので、ギタリストの名前が不明だが(笑) 分かるのはスパイクだけ。ソロ曲をメインにした選曲もよろしい。クイーンの曲では、「ロック・イット」を演奏してるのが意外だが、この冒頭のボーカルは、もしかしてフレディ? 

という訳で、穏やかな年末なんである(笑) ここで高齢もとい恒例の、写真で振り返るMFCオーナーの年末^^;

 

 

 

 

 

 

 

解説ないと分からないよね(笑) とにもかくにも、今年もお世話になりました。来年も当ブログをよろしくお願い致します m(_ _)m

 

コメント (4)
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寛容

2022年12月04日 17時18分06秒 | 与太話

いきなりですが、サッカー日本代表快挙である。こないだから始まったFIFAワールドカップカタール大会で、日本代表は予選リーグで、ドイツ・スペイン・コスタリカと同組になったが、なんと!ドイツとスペインの強豪2チームに勝つ、というジャイアント・キリングを成し遂げ、決勝トーナメントに駒を進めた。2大会連続である。いや凄いなぁ。日本がワールドカップで決勝トーナメントに進む、つまりベスト16に残るのは4度目だが、最も凄いベスト16として、後世に語り継がれる事になるだろう。何しろ、ドイツかスペインのどちらかならいざ知らず、両方に勝ってしまうとは、誰も予想しなかったであろうし。この勢いで、ベスト8いやベスト4を本気で狙って欲しいと思う。

ドイツとスペインに勝つ、というのは快挙だが奇跡ではないと思う。皆さん言ってるけど、それなりの下地はあったのでは、と思うし、昔から、日本代表は格上のチームとは善戦する、という傾向もあった。選手もチームも国際舞台での経験を積んで、実力を付けてきている、という事でしょう。しっかりとした戦術もあったし。じゃ、何故コスタリカに負けたのか、という事になるのだが、ドイツ戦勝利の次で、主力を温存したりして、要するにコスタリカを舐めてかかったのでは、と言われてたけど、勝ち点3をゲットした余裕もあり、メンバーを変えて様子を見る、というのは別に間違いではなかったのでは、と思う。ただ負けるつもりはなかっただろう(当たり前だ)。コスタリカは第一戦でスペインに大差で負けており、それを考えると、第二戦では勝利と大量得点を狙って、攻撃的に来るのでは、と読んでいたのが、見事に外れてしまった、というところなのでは。それこそ、日本体表は引いて守りを固めてくる相手には弱い、という傾向もあるし。ワンチャンスをコスタリカに決められてしまった、という不幸も重なっての敗戦だったと思う。

でも、ほんと、スペインに勝てるなんて、全く思ってなかった。引き分けに持ち込んだ場合どうなるか、しか頭になかったな(笑) それにしても、日本の2点目をアシストした三笘のプレーだが、ヒデオ判定でボールはラインを割っていない、という事になって、得点が認められて日本は勝った訳だけど、今後、世紀の誤審として語り継がれ、何かというと引き合いに出されるのだろうね(苦笑)

やや季節はずれなサッカーワールドカップに沸く一方、訃報も続いている。フリートウッド・マックのクリスティン・マクヴィーが亡くなったのはショックだった。享年79才。数年前に見たライブ映像では、元気そうだったけど...一度はフルメンバーでのマックを見たかったな。合掌。

また、「フラッシュダンス」でお馴染みの歌手、アイリーン・キャラも亡くなった。享年63才。こちらはまだ若い。合掌。そして、『太陽にほえろ』でお馴染みの渡辺徹も亡くなった。敗血症だそうな。享年61才。またまだ若いのに...こちらもショックでかい。報道によると、11月20日頃に体調崩して入院し、敗血症と診断されたらしい。だとすれば、診断されてたった10日ほどで天に召されたことになる。なんか、やり切れないな。謹んでご冥福をお祈り致します。

さて、気を取り直して。

皆さんも、ACジャパンの、このテレビCMをご覧になった事はあるだろう。

ACジャパン CM「寛容ラップ」篇 60秒 - YouTube

このCM結構身につまされるのである。それも両方の立場から(笑)

コンビニでもスーパーでもそうだけど、僕の場合、レジ待ちの行列が自分の後ろに出来ている、と凄く焦るのである^^; 待たせちゃいけない、急いでいる人もいるだろうから迷惑かけちゃいけない、あのオッサン遅いな要領悪いんだよどんくさいと思われるのもイヤだ等々、財布の中の小銭を探したり、返して貰ったポイントカードとおつりを財布に入れたり、持参したレジ袋やエコバッグに買った物を入れたり、といった作業をしながら、色々な事を考えてしまうのだ。特に小銭やカードを探すのに手間取っていると、早くしろよ遅いんだよ、と後ろの人たちの視線が背中に刺さる。声さえも聞こえてくる。それらが巨大な圧力となり僕を押し潰そうとする。だいたい、僕はコンビニとかで、自分のせいで行列が出来るのがイヤなので、レジに行く前に店内にいる客の数とかを確認し、今なら誰もいないから大丈夫だ、と財布の用意もしつつレジに行ったりするのだが、ふと後ろを見ると、つい2~3分前まで店内に客がいなかったのに、5~6人の行列が出来ていたりする。いつの間に増えたのだ、こんなの聞いてねーぞ、と思いつつ早く済ませようと圧力がかかり結局焦るのだ。また店員も良くない。僕がまごまごしてて、まだレジにいるにもかかわらず、行列に向かって「次の方どうぞ」なんて言ったりする。お待たせしているのは、この客のせいです、と吊し上げているようなものだ。で、結果、行列の憎悪は僕一人に集中する。本当に申し訳ありません、僕が全て悪いのです、僕なんか生まれてこなければよかったのです、とひたすら自分を責め、オレなんか死んだ方がいいんだ、という精神状態に追い込まれていくのである。

ま、このCMのように後ろの人が、焦らなくてもいいですよ、マイペースでどうぞ、と言ってくれれば確かに救われると思う。けど、大半の人は、何も気にしていないのだろう、とも思ったりもする。気にしてるのは僕だけなのだ、おそらく。小さい頃から今に至るまで、早くしなさい、ほんとのろまなんだから、どんくさい奴だなまったく、と言われ続けてきたので、トラウマみたいになっているのだろう。損な性分だ。そういう人間からすると、ゆっくりどうぞ、という一言は神の声に等しい。

という訳で、このACジャパンのCMの、高齢の女性に共感してしまうのである。

反面、行列を作る側の気持ちも分かる気がする。僕自身も、結構いらちで、行列自体嫌いだし、並びたくない。どうしても並ばなければならない場合、時間がかかるとイライラしたりする。ただ、そのイライラのベクトルは少し違う気がする。

このCMのように小銭が見つからない、或いは、持参のエコバッグに詰めるのに手間取っている、といった場合は、自分がよくやってる事でもあり、特にイライラすることはない。イライラするのは、コンビニや100均でやたら沢山買い物する人(10000円以上支払う人)、並んでいる間に財布などの準備をせず、レジで金額を提示されてから財布をおもむろに取り出す人、キャッシュレス支払いでなんちゃらペイとかで払おうとして、それがなかなか上手くいかない人、といった人たちがいた場合である。こういう人たちがいると、レジの行列は減らない。

レジではないが、電車の切符の自販機に行列が出来ていて、自分の目的地はどこで、いくらかかるのか、並んでいる間に料金表を見て確認しておけばいいのに、自分の番が来てから初めて料金表を見上げて行く先を探す人、なんてのがいた場合もイライラする。または、銀行のATMを一人で占領して、何度も何度も入金(だと思われる)を繰り返す人、なんてのがいた場合とか。自販機の使い方が分からないで遅い人、もイライラする時があるが、ラーメン屋とかの券売機は、使い方或いは買い方が複雑というかやりにくいのも多いので、ほんと、券売機を破壊したくなる事も多い。買う人に罪はない場合もある。

あと、前述のキャッシュレスの場合だけど、レジのマシンがなかなか受け付けない(認識しない)、或いは店員が不慣れなのか、なかなか進まない、というのもよく見かける。偏見とは思うが(笑)、キャッシュレス特になんちゃらペイって、ちっとも早くない。画面を呼び出したり、コードを読んで認識するのに、結構時間がかかっているように見受けられる。キャッシュレスって、はっきり言って、省力化以外のメリットはあまりないと思う(笑)

と、そういうのもあり、レジ待ちしてて、前の人が小銭を探すのに手間取っていたりしても、自分は決してイライラしないように、多少イライラしてしまっても、それが前の人に伝わらないように、決して、自分の表情や態度に表さないように、他人にヘンに圧力をかけないように、いつも注意している。これも結構気を遣うのだ(笑)

と、そういう訳で、このACジャパンのCMは身につまされるのだ。ほんと、“寛容”は必要だな。僕もあまりイライラしたり焦ったりしないようにしなくては。けど、そういうのを全く感じてないヤツってのも存在する。つまり、レジで時間かかっても次の人に申し訳ない、なんてこれっぽっちも罪の意識を感じないヤツね。そういうのに限って、前の人が遅いと文句言うのである。こういうヤツらには“寛容”は必要ない。大いに糾弾されてよろしいかと存じます(笑)

ほんと、世間というのは疲れるものだ(爆)

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