日々の覚書

MFCオーナーのブログ

エルトン・ジョン・コンサート・レポート~やつらの演奏は最高

2015年11月22日 02時00分21秒 | ライブレポート
いささか古い話だが、去る11月18日、あいにくの雨の中、横浜アリーナにエルトン・ジョンを見に行ってきた。エルトン自身は2007年以来8年ぶりの来日公演、僕個人はエルトンのコンサートを見るのは14年ぶり。そうか、もう、あれから14年も経ってしまったのか。あの時は武道館だったけど、今回は横浜アリーナなんだよなぁ、チケットも14年前のほぼ倍になっちまったしなぁ、などと、どうでもいい感傷に浸りつつ(笑)、開演時間ちょうどくらいに横浜アリーナに着いてみたら、既に入口前は長蛇の列だった。

関係ないけど、近頃では横浜アリーナの事を「ヨコアリ」なんて呼んだりするらしい。「ヨコアリくん」という名のゆるキャラまでいるそうな。知らなかった。何でも略しゃいいってもんじゃないんだけどね。ちなみに「ヨコアリくん」はこんな人です。



ま、仕方ないので、列の最後尾に並び、10分程経過してから、ようやく会場に入れた。とにかく人多くて、自分の席を探すのも大変。今回の僕の席はアリーナ席となっているが、横浜アリーナの場合、東京ドームではアリーナ席と呼ばれている場所が、センター席という名前となり、アリーナ席は東京ドームで言う所の2階となる。ややこしいのだが、要するに僕の席は2階席やや前より、残念ながらステージ正面ではなく、やや左にずれた場所だった。まぁまぁかな(笑)

ま、とにかく、くどいようだが、人多かった。グッズ買うのも食べ物や飲み物買うのもトイレ行くのも、とにかく長い行列に並ばねばならない。それだけ沢山の人がエルトンを見る為に横浜アリーナに集まっているという事なのか、それとも単に横浜アリーナが狭いだけなのか。14年前の武道館では、人多いとは思ったけど、こんなに行列はなかったような気がするんだけど....ま、とにかく、人多かった(しつこい)

客層を見ると、やはり年配の人が多い。若い人もいるけど、せいぜい30代じゃないかな。一人で見に来ている人が多いような気がした。実際、僕の両隣も年配の男の人で、一人だったし。アベックもいない事はないのだが、一人で見に来ているオジサン、が目立ったような...

そうこうしてる間に、定刻となり、場内が暗くなって、あのお馴染みの音が....そう、オープニングは、ほとんど定番の「葬送」。実は14年前に見た時のオープニングも「葬送」だったので、個人的には、今回のオープニングは違う曲であって欲しい、と密かに思っていたのだが、やっぱり「葬送」かぁ....と少々落胆したものの、続く「血まみれの恋はおしまい」のイントロをエルトンが弾き出すと、つい涙が出てきてしまった。やっぱりエルトンは素晴らしい。

と、ここでセットリスト。

1.葬送~血まみれの恋はおしまい
2.ベニーとジェッツ
3.キャンドル・イン・ザ・ウィンド
4.女の子、みんなアリスに首ったけ
5.リーヴォン
6.可愛いダンサー
7.ビリーブ
8.ダニエル
9.フィラデルフィア・フリーダム
10.グッドバイ・イエロー・ブリック・ロード
11.ロケット・マン
12.ヘイ・エイハブ
13.ブルースはお好き?
14.ザ・ワン
15.ユア・ソング
16.布教本部を焼き落とせ
17.サッド・ソングス
18.悲しみのバラード
19.僕の瞳に小さな太陽
20.ビッチ・イズ・バック
21.アイム・スティル・スタンディング
22.ツイストは踊れない
23.土曜の夜は僕の生きがい
24.クロコダイル・ロック

やはり、お馴染みの曲が多い。14年前と被ってるのが15曲もある。それと、その時はその時点での新作からも7曲演奏されたけど、今回は最近の曲はなし。かろうじて、レオン・ラッセルとの共演アルバムから1曲演奏しただけ。ま、そこいらがちょっと不満でもある。エルトンが目の前で歌ってるんだから、不満もくそもねぇーだろ、と言われればその通りなんだけど(笑)

ステージのやや下手側にグランドピアノが置かれ、エルトンはそこでピアノを弾き歌う。バンドは、意外と少なくて、ギター・ベース・キーボード・ドラム・パーカッションの5人。もちろん、ギターはデイビー・ジョンストン、ドラムはナイジェル・オルソンだ。本当に、この二人、エルトンとの付き合いは長い。レコーディングでは名前見かけなくなってるけど、相変わらずライブでは欠かせないんだね。ちなみに、14年前にも、この二人来てた(笑)

ステージの両脇にディスプレイが配置され、そこにエルトンやメンバーたちのアップが映る。現在68才のエルトンは、サングラスかけて、パッと見、太ったタモリみたいだけど(失礼。爆)、元気そうで何より。声にもあまり変化はないけど、ややキーが低くなったかな、という感じ。それはまぁ仕方ないか。ま、でも、素晴らしい歌いっぷりだった。セットリストを見て貰えれば分かると思うが、バラード系の曲が意外と少ないのも、自分はまだ現役ロッカーなのだ、とアピールしてるんじゃないか、と思えたくらい。それくらい、エネルギッシュな歌を聞かせていたのだ。正直な所、エルトンを見れるのは今回が最後では、と思ってたけど、そのパフォーマンスを見ていたら、そんな杞憂は吹き飛んだ。エルトンはまだまだ現役だ。これからもずっと、素晴らしい曲を作り、エネルギッシュなステージを見せてくれるに違いない。来年2月には新譜を出すみたいだし。

という訳で、素晴らしいコンサートだった。エルトンは歌はもちろん、ピアノも弾きまくりで、フェイドアウトしていく曲だと、エンディングに向かってひたすらソロを弾きまくってて、他のメンバーたちも、それに刺激されたのか、最後まで見事なサポートぶりだった。デイビーは曲毎にギターを代えてたなぁ。

で、今回の収穫。





断るまでもないが、上が表で下が裏である(笑) エルトンは、日本公演の後は、東南アジアを回るらしい。年齢が年齢だけに心配だけど、まだまだ元気だから大丈夫かな。年取ると飛行機の移動は身体にこたえると聞いた事があるので、エルトンも気をつけて欲しいものだ。ま、僕だけでなく、世界中のファンが思ってるのだろうけどね(笑)

てな訳で、エルトン万歳!

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Listen To The Music ~ 槇原敬之コンサート・レポート

2014年06月15日 23時29分05秒 | ライブレポート

いよいよ始まりました、4年に一度の祭典、FIFAワールドカップブラジル大会。世界に名だたるサッカー大国であるブラジルに於いてでさえ、ワールドカップに反対するデモが起こっている、というのは正直驚きではあったけど、それでも無事に開幕し、一ヶ月に渡る熱戦の火ぶたは切られた。優勝候補のブラジルは開幕戦でクロアチアに勝って、幸先良いスタートを切ったが、ディフェンディング・チャンピオンであるスペインが、オランダ相手の初戦で大量5失点でまさかの大敗。この組み合わせ、前回大会の決勝戦の再現というのも面白いが、イタリアvsイングランドという強豪同士の対戦も、イタリアに軍配が上がり、早くも順当なんだか波乱含みなんだかよく分からん展開になってて、今回も目が離せない。今回のワールドカップ期間中は、普段より早起きして、半分でも試合を見てから支度して出勤する、という生活をしようと意気込んでみたものの、そんな都合の良い時間には試合やってない、という事にさっき気づいた(爆)

そんな中、日本時間で今日の午前10時に、日本vsコートジボワール戦が行われた訳で、結果は皆さんご存じの通り、1-2で日本は逆転負けを喫してしまった。前半、本田のゴールで先制したものの、後半コートジボワールが絶対的エース・ドログバを投入した直後の2分間で、あれよあれよという間に2点を取られ、あっさりと逆転された。僕は、その時間所用で外出しており、車を運転しながら、車内のテレビで見ていた、というか音声だけ聞いてたのだが、ほんと何だか訳分からんうちに逆転されてたって感じ。見てないから何とも言えないが、ドログバって、そんなに凄いのか? 解説の岡田武史氏も、(ドログバが入って)全く違うチームになった、なんて言ってたし。ま、とにもかくにも、この敗戦は痛い。監督・選手の皆さんには、気持ちを切り替えて次のギリシャ戦に臨んで下さい、としか言いようがないが、敗戦のショックから立ち直れないままだと、ずるずると負け続けてしまう可能性もある。早くも正念場だ。何とか、乗り越えて欲しいもの。

次の対戦相手であるギリシャも、初戦コロンビアに0-3で負けた。守備力には定評あるチームという話だったし、開幕前の強化試合でも、ほとんど失点しておらず、かなり手強い相手と思っていたけど、まさかの3失点での敗戦、もしかすると日本よりショックはデカいかもしれない。そうなると、日本にも勝機が出てくる。どちらも、次はなんとしても勝たねばならない訳だし、初戦の敗戦のショックから立ち直った方が間違いなく優位に立てるだろう。とにかく、頑張ってくれ。

おっと、今回はサッカーのネタではなかった(笑) 久々のコンサート・レポートなのである。ワールドカップが開幕する2日前の6月10日、東京国際フォーラムに槇原敬之のコンサートを見に行ってきたので、その模様をレポートさせて貰おうと思う。

MFCオーナーが槇原敬之のコンサートに行くとは意外だなぁ、とおっしゃる人もいらっしゃるかもしれないが、確かに、あまり聴いてはいない。「どんなときも。」とか、有名な曲をいくつか知ってるだけだったりする。でも、「どんなときも。」は昔から好きな曲だ。カラオケで歌ってた時もある。けど、コンサートに行くほどのファンではないのは確か。では何故、見に行ったのか? 妻が槇原敬之のファンだからである。

今回の槇原敬之のコンサートというか、ツアーのタイトルは、『Listen To The Music ~ うたのお☆も☆て☆な☆し』。彼は、シンガーソングライターとして有名になったが、カバーアルバムも3枚発表しているのだそう。全く知らなかった。「Listen To The Music」というのは、そのカバーアルバムのタイトルであって、つまり、今回のコンサートは、カバー曲をメインにした構成なのである。それを知った時は、やや拍子抜けだったけど(笑) ちなみに、その3枚のカバーアルバムはこれこれこれ

さて当日、我々は開演20分前くらいに会場に到着した。一階やや後方の席に着いてから客層を見ると、やはり女性が多い。アベックもいたが、女性同士の組み合わせもいた。但し、若い人は少なかった(笑) ファンの大半は、槇原敬之と同世代のようだ。場内では、DJが槇原敬之のカバー曲を次々と紹介する音声が流れている。そして、バンドメンバーの女性による、コンサートに於ける注意事項が流れた後、ほぼ定刻にコンサートスタート。幕が上がると、そこに槇原敬之がバンドを従えて、手を振りながら立っていた。オープニングは知らない曲。多分、誰かのカバーなのだろう。

初めて見る生の槇原敬之は、チェックのジャケットを羽織って、とても若々しい印象。昔風に言うなら“とっちゃんぼうや”風の外見になんたけど、そういう人って年を取っても印象があまり変わらず、結果として若く見られる傾向があり、槇原敬之もまさにそんな感じ(笑) その声もCDで聴くのと同じで、張りがあって若々しく、ほんと“好青年”って感じの人でした(笑)

槇原本人もMCで述べていたように、やっぱり今回はカバー曲中心とのこと。もちろん、「どんなときも。」や「もう恋なんてしない」といったヒット曲も歌ってたけど、セットリストの大半はカバー。といっても、知らない曲が大半だった。けど、槇原敬之、カバーを歌うと分かるが、歌唱力もなかなかである。女性の曲も歌ってたけど、元々キーが高いせいか、全く違和感なし。凄い。原曲のイメージはそのままに、自分の歌にしてしまっているという感じ。正直、ここまでの実力の持ち主とは知らなかった。恐るべし。

嗜好やルーツが窺えるという点で、槇原敬之のカバーの選曲は、実に興味深い。小田和正や大江千里あたりは、シンガーソングライターの大先輩として、かなり影響を受けたのであろう。山下達郎あたりには、アレンジ面で刺激されたのでは。ユーミンや中島みゆきといったあたりは、自分には書けない歌世界を、カバーする事で補ってる感じ。尾崎豊については、全く面識ないけど、彼の曲を歌ってみて、シンパシーを強く感じた。今尾崎が生きていれば、きっと仲良くなれるような気がする、なんて事も言ってた。久保田利伸は、自分にはない才能の持ち主として、純粋に憧れていたんだろうな、なんて思わせたりして、なかなかに楽しくコンサートを過ごしたのである。

バックバンドは8人。意外と多い。コーラスがいない、というのも意外。メンバー構成は、ギターとキーボードが各2人、ベース、ドラム、パーカッション、プログラマーが各1人。ドラムが屋敷豪太だったのには驚いた。全体的には、和気藹々とした雰囲気だった。

アンコールでは、SMAPでお馴染み「世界にひとつだけの花」も歌っていた。また、自身が手がけたミュージカルの曲も披露してたりして、結構幅広い活動をしているようだ。全て終わった時に時計を見たら、なんと2時間45分程経っていた。角松敏生ほどではないものの、3時間近く歌い続けるとは、さすがである。素晴らしい。

という訳で、槇原敬之のコンサートは初めてだったけど、とても良かったと思う。前述したように、歌手としても実力者なのであるが、ただやはり、彼の独特の声や節回しは、やはり彼自身の曲を歌う時に、最もフィットするような気がした。やっぱり、シンガーソングライターなんだな、というのを強く感じた。

槇原敬之は、もうデビューして20年以上が経つ訳で、当然彼の音楽に影響されたミュージシャンも出てきていたりする。そんな若手(ばかりでもないが)による槇原トリビュートも出てたりなんかして、押しも押されもせぬベテランと言ってもいいのだが、コンサートで見せた“万年青年”っぽいキャラクターのままに、いつまでも若々しい音楽活動を続けていって欲しいな、なんて思ったりもするのである。

という訳で、槇原敬之コンサート・レポートでした。今度は、オリジナル中心のコンサートを見たいな。

あ、忘れてた、今回の収穫。

Makihara_drops

グッズ売り場に売ってた。要するにドロップである。缶にシールが貼ってあるのではなく、缶そのものに印刷されている。製造元はサクマ。つまり、本物ってことなのである(笑)

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My Back Pages ~ 南佳孝 40th Anniversary Live

2013年09月24日 23時23分49秒 | ライブレポート

20130922billboardlivetokyo

ここ一週間ほどで、随分秋らしくなってきた。とはいえ、日中はまだまだ暑いし、地域によっては最高気温30度超えだったりするし、ほんと、一体いつになったら涼しくなるのだろう、って感じだけど、それでも、朝晩は確実に涼しくなってるし、夜になると虫も鳴き始めた。夏前の長期予報では、9月いっぱい猛暑が続く、なんて言ってたけど、秋はもうすぐそこまで来ている。

秋といえば、食欲の秋だったり(猛暑のせいで、秋刀魚が高騰してるようだが)、スポーツの秋だったり(富士山の弾丸登山は危険なのでやめましょう)、芸術の秋だったり(最近気づいたのだが、ボブ・ディランの『セルフ・ポートレイト』のジャケット、なかなか良い絵だねぇ)、と人それぞれなんだけど、やはり音楽好きとしては、秋の夜長はじっくりと音楽を聴きたい。プログレでも何でもいいけど(笑) という訳で去る9月22日、久々、ほぼ10年ぶりくらいに、南佳孝のライブを見に行ってきた(相変わらず強引な展開)。

場所は六本木の東京ミッドタウン内にあるビルボードライブ東京。国内外を問わず、ベテランを中心とした有名ミュージシャンがライブを行う大人の空間として、すっかり有名になったが、ライブは一晩に2回、完全入れ換え制という事で、一回あたりの時間も非常に短く、一部のファンには不評なライブスポットでもある(笑) ちなみに、我々はこの日車で六本木まで行って、ミッドタウンの駐車場に入れたのだが、嫌味なほど高級車ばかり停めてあった(爆)

知ってる人は知ってるけど、南佳孝のデビューは1973年、つまり今年はデビュー40周年という記念の年なのである。去年あたりから、自身の40周年関連イベントを、あちこちで行ってきたが、今回の大阪・名古屋・東京の各地のビルボードライブでのコンサートが、一応40th Annoversaryの集大成となるらしい。名古屋はブルーノートだけどね。

という訳で(しつこい)、南佳孝を見てきた。ビルボードライブ東京のカジュアルエリアである。実は、ここのシステムをよく分かってなくて(笑)、客席はサービスエリアとカジュアルエリアに分かれていて、カジュアルエリアの方が安い。で、その違いはステージに近いか遠いかだけだろう、と思っていたら、とんでもない間違いだった。サービスエリアでは、レストラン並にメニューを見ながら料理を注文出来るのだが、カジュアルエリアでは、料理は軽食系が4種類ほどしかなく、ドリンクもチケット代に一杯分は含まれているが、もっと飲みたければ自販機で食券を買って、カウンターで受け取るのである。知らなかった。フードもサービスエリアより安価だし、必ず一品はオーダーしたないといけない、というルールもなく、まぁ安く上がると言えば上がるのだが、たまに来たのだから、たとえ一品でも料理もオーダーして、リッチな気分も味わいたいところ。僕はともかく、妻は少しがっかりしてたみたい。

そのカジュアルエリアの我々の席は、ステージが1階とするなら、3階席の最前列といった所で、ステージ正面を見下ろす感じがなかなかよろしい。↑の写真は、開演前に席から撮ったものだが、窓の向こうに庭園も見えて、良い眺めだった。開演するとカーテン閉めて外は見えなくなるんだけどね。

と、そんなカジュアルエリアでノンアルコールビールを飲みながら待っていると、やがて開演時刻となり、場内暗転してまずバンドのメンバーがステージに登場し、ほどなく南佳孝本人が暖かい拍手に迎えられて登場。髪を切ったのか、少し痩せたのか、ジャケ写等で見ていたのより若々しい印象。ステージに上がるとギターを抱え、ライブスタート。なんか、チューニングを気にしてた(笑)

Desert Storm
遙かなディスタンス

40周年記念ライブのオープニングは、ちと意外な曲。一瞬知らない曲と思った^^; 1992年の『New Standard』という、割に地味なアルバムの曲なんだけど、今までもライブでやってたんだろうか。ちなみに、この曲、反戦争というか反アメリカというか、そんな内容の歌詞で、今このタイミングでステージで披露したという事は、もしかして南佳孝は憲法改正に反対の立場なんだろうか、なんて考えてしまったが(笑)、それはともかく、グルービーなバンド演奏に乗って、初っ端から気持ち良さそうに歌ってた。

プールサイド
日付変更線
Scotch And Rain

このあたりは定番である。「プールサイド」は本人もお気に入りの曲らしく、ライブでは必ずと言っていいほど歌われるけど、ファンの間ではどうなんだろう、という疑問がいつも頭をかすめる。歌詞の内容も内容だし(笑) 片や「日付変更線」、これは文句なしの名曲。ゆったりしたサンバのリズムが心地よい。ユーミン作詞と今回も紹介してた(笑)

そばかすのある少女

てきぱき進めないと、2回目のステージに影響するから、なんて本人がMCで言ってたけど(笑)、今回はあまり喋らず、早いピッチでステージを進めていく。ここからは、南佳孝ゆかりのゲストを招いての演奏。まず最初に登場したのは、元はっぴいえんどでお馴染みのギタリスト・鈴木茂。南佳孝とはデビュー時からの付き合いだとか。曲はやっぱり鈴木茂作曲の「そばかすのある少女」。最初の方は鈴木茂が歌ってた。

Cheek Dance

2人めのゲストは、元スクエアのサックス奏者・伊東たけし。意外な気もするが、南佳孝とは友達らしい。3蓮のロッカバラード調の曲で、入魂のサックスソロを聴かせてくれた。ちょっと、早弾きならぬ“早吹き”だったような気もしたけど(笑)

Midnight Love Call
You've Got A Friend

最後のゲストは紅一点、石川セリ。知る人ぞ知る、70年代に活躍したシンガーだ。井上陽水の妻、と言った方が知られてるかも。このライブの為に福岡からやって来た、と紹介されていたが、今は福岡在住なのか? 最初に歌った「Midnight Love Call」は、南佳孝の『モンタージュ』というアルバムに収録されているが、元々は石川セリの為に書かれた曲らしい。「なんであなたが歌うのよ」なんて、南佳孝は石川セリに突っ込まれていたけど(笑)、僕もずっと、南佳孝のバージョンを聴いて、石川セリがカバーしたと思い込んでた。良い曲だからね。女性の心情を歌ってるだけに、女性なら歌いたくなるだろう、なんて思ってたのだ(笑) 石川セリのベスト盤にも入っているので、是非ご一聴を。とても良い雰囲気です。ただ、この曲サビで譜割が難しい部分があって、石川セリは上手く歌えてなかった。久々でリハーサル不足だったのか。

一曲で終わりかと思ったら、南佳孝がギターをつま弾きながら「この曲覚えてる?」と石川セリに問いかけ、「覚えてるわよ」と始まったのが「You've Got A Friend」。もちろん、かの有名なキャロル・キングの曲である。この2人のデュエット、なかなか良い雰囲気だった。ただ、石川セリがボソッと言った一言、「あの頃はユーミンにいじめられてねぇ」ってのが実に気になった(笑)

マエストロ

ゲストコーナーが終わって、次の曲は今年出たブラジル録音のボサノバ・アルバム『スケッチブック』に収められた新曲。初めて聴いた^^; まだ、このアルバム聴いてないのだ。

スタンダード・ナンバー
月夜の晩には
モンロー・ウォーク
スローなブギにしてくれ(I want you)

南佳孝にも、やっぱりライブでこの曲をやってくれないと、みたいな定番曲がある訳で、本人曰く「ストライク!みたいな曲」、ライブ終盤はヒット曲のオンパレードでやっぱり盛り上がった。「月夜の晩には」からは、先程の鈴木茂・伊東たけしを再びステージに呼んでサンバ大会。全員でソロ回しなんかやったりして大盛り上がり。「モンロー・ウォーク」では、スタジオ盤でもソロを弾いてた鈴木茂が、レコードと同じソロを弾いてて、なんか嬉しかった。そして「スローなブギにしてくれ」で大団円。素晴らしい。

冒険王

アンコールはこの曲。定番という意味では、伊東たけしもいるし、「ブルーズでも歌って」あたりかな、なんて思ってたけど、「冒険王」も名曲である。歌詞も泣けるし。この曲の時、カーテンが開いて、ステージ後ろにライトアップされたミッドタウンの庭園が見えたりなんかして、なかなか粋な演出だなぁ、なんて思ったりして(笑)

残念ながら、アンコールは一曲だけで、南佳孝40th Anniversaryライブは幕を閉じた。やはり、2ndステージを気にしてたみたい(笑)

それにしても、久々の南佳孝ライブ、実に良かった。素晴らしかった。声が全く変わってないのが凄い。何でも、近年フルートを習い始めたら、声が以前よりよく出るようになったとか。デビューして40年だけど、年取ったなぁ、なんて全く感じさせないのが頼もしいというか何というか。彼の魅力はなんと言ってもその声、及びその声によって醸し出される雰囲気にある。かといって、歌いにくい訳ではなく、カラオケでも気持ち良く歌えたりする。忌野清志郎や稲葉浩志みたいに、声だけでなく、独特の節回しが特徴で、他の人には歌えない、という感じではない。けど、南佳孝が歌うのが一番良い(当たり前だ。笑)。昔からそうだけど、サンバやボサノバ、ジャズに裏打ちされた音楽性のせいもあり、ほんと大人による大人の為のライブという雰囲気だった。別にファンではなく、さほど期待していなかったらしい妻も、ライブが終わる頃にはすっかりのめり込んでいたのも嬉しい展開。本音を言うと、もっとやって欲しかったけど、時間の短いビルボードライブで、約一時間半のステージで15曲、というのはかなりやってくれたと思う。有り難い。2ndはおそらく時間が押したので、何か1曲カットされたと推測されます。2ndのお客さんには申し訳ない(笑) でも、ほんと素晴らしかった。

南佳孝、現在63歳。次は50周年目指して頑張って欲しいもの。ライブ以来、すっかり南佳孝はヘビーローテーションである(笑)

ライブ終わって、さて帰ろうと地下の駐車場に降りていくと、あれ、見た事ある人がいる、と思ったら、なんと!鈴木茂だった! 何故、ここにいるのか分からなかったけど。「お疲れさまでした」と声をかけられたので、良かったかな。「あの人いくつか知らないけど、顔すべすべ」とは妻の談(笑)

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ワールドイズマイン ~初音ミクコンサート 最後のミクの日感謝祭 ファイナル~

2012年03月17日 22時13分06秒 | ライブレポート

久々にコンサートに行ってきた。誰のコンサートかというと、以前にもここで取り上げた初音ミクである。とはいっても、GoogleのCMに起用されて海外でもブレイクし、今や世界で一番な有名な日本人ミュージシャンと言われている初音ミクである。簡単にコンサートのチケットが手に入るはずもなく(笑)、コンサートを他会場に中継して、そこで見るという、いわゆるビューイングで見たのであった。

このビューイングであるが、違う会場でもリアルにコンサートなどを体験出来るとはいえ、確かに実際に行われている場にいる訳ではないので、臨場感や一体感に乏しいのでは、と思う人もいるだろうけど、反面、会場からの映像が目の前のスクリーンに大写しになって、近くで見てる、いやそれ以上によく見れたりして、これはこれで良いのではないか、なんて思ってたりもしている(笑)

しかし、ビューイングとはいえ初音ミクである。コンサートそのものはTOKYO DOME CITY HALLで行われるのだが、そっちのチケットは取れないのは当然として、ビューイングだって取れるかどうか全く分からない。全国25箇所の映画館で開催されるとはいえ、狭き門なのである。だが、我々は幸いにも渋谷のTOHOシネマズでのチケットを取る事が出来た。開催日が金曜の夜である事を考えると、正に奇跡と言っていいのではないだろうか(笑)

と、すっかり前置きが長くなったけど(爆)、2012年3月9日の初音ミク感謝祭のビューインクに行ってきたのであった。ちなみに、3月9日はミク(39)の日である。去年も一昨年も、この日にミクのコンサートが行われている。一部の人は、「’39」と混同しないように(意味不明)

当日、我々は渋谷で待ち合わせして、会場行く前に食事をして、開演の30分前くらいに会場入りした。受付で記念品として、緑のサイリウムと缶バッヂを渡される。場内のスクリーンには、既にTOKYO DOME CITY HALLからの映像が映し出されている。どうやら前座らしい(笑) さすが世界の初音ミク、ちゃんと前座がいるのである(笑) 我々が席に着いた頃に舞台に上がっていたのは、女の子4人から成るダンス集団“ダンスロイド”。単なるアイドル予備軍と思ったら、彼女たちはミクの振付を担当してるらしい。なんと、センセイではないか(笑)驚いた。で、そのダンスロイドのパフォーマンスが終わると、今度は見た目はフツーの女の子2人が登場して、前説を始めた。自己紹介によると、この2人は声優で、1人はミクのキャラクターボイス担当という事だった。キャラクターボイスか、よく分からん(爆)

さて、前説が終わると丁度開演時間の19時、ビューイング会場内も暗くなり、いよいよ初音ミクコンサートのスタートだ。今回も、以前紹介したライブDVDと同様、バックは生演奏である。G、Key、Bs、Dsの基本メンバーにプラスしてストリングスやホーンもいて、今回は結構大所帯。あ、そういえば、生身のダンサーもいた(笑)

オープニングは「Tell Your World」、GoogleのCM曲である。その後も、ほとんどMCはなく、「ワールドイズマイン」「恋するVOC@LOID」等、お馴染みの曲を歌っていく。実は、僕もミクの曲は例のDVDに収録されてるものしか知らないのだが、今回はそのDVDの収録曲のうち半分くらい歌ってくれたので、ついていく事が出来た(笑)

ミクは微笑みながら、歌い踊り早着替えもし、観客を魅了する。場内も一曲目から大盛り上がり。皆さん、合いの手を入れながら、サイリウムを振っている。僕も合わせて振ってた(笑) 以前にも書いたけど、ミクはボーカロイドてはあっても、バックが生演奏なので、臨場感が生まれるのだ。カラオケだったら、ここまでは盛り上がらないのではないかな。ま、少なくとも、僕は(笑)

音楽的には、ボーカロイドという事もあって、ミクの曲はテクノ風と思っている人も多いかもしれないが、実際にはかなりロックテイストの強い曲が多い。もちろん、ライブなので意図的にロック食を強めているのかもしれないが。なんというか、90年代あたりから一般的になった、パンク風或いはメタル風のリフやビートに、分かりやすい日本語のメロディを載せる、というスタイルの曲が多く、ご承知の通り、そういう曲は実にライブ映えするのだ。で、演奏は見事だし、ミクのパフォーマンスも素晴らしい、となれば盛り上がらない訳がない。

ただ、アーティスト初音ミクとして、何枚かのアルバムが発売されているのだが、中には『初音ミクsingsハルメンズ』なんてのもあったりして、誰が聴くのかなぁ、なんて思ったりもする。聴いてみると、違和感はほとんどないんだけど(笑)

途中、ゲスト(MEIKO、鏡音リン、鏡音レン、巡音ルカなど。みなボーカロイド。僕は今イチ区別つかない。笑)のパフォーマンスを挟んで、コンサートは続いていく。アンコールは2回。1回目のアンコールの最後で歌われた「ハジメテノオト」が実に感動的だった。2回目のアンコールでは、もう一度「ワールドイズマイン」を歌っておしまい。ほぼ2時間。十分満足だった。

正直言うと、そこいらのロックバンドのライブなんかより、ずっと良かったと思う。物言わぬボーカロイドてはあるが、その分バンドの人たちが代弁してくれる。いいコンサートだった。

実は、我々は去年の3月9日にも、初音ミクのコンサートをビューイングで見ている。その時は、感謝祭ではなく、ミクパと冠されていたのだが、内容は今イチでよく覚えてない。しかも、その2日後にあの震災が起きたものだから、ミクパの事はすっかりどこかへ飛んでいってしまった。でも、今回は大満足。今年は感謝祭なんだけど、ミクパとはやはり違うのだな。去年のミクパの時は、知ってるは一曲もなかったし(笑) ちなみに、今年は3月8日にミクパ、9日に感謝祭が、同じ会場で行われている。同じようでも違うのだ。

今年の感謝祭なんだけど、“最後の”と冠されている。来年からはやらない、という事なんだろうか。残念だなぁ。

という訳で、よく分からなかったかもしれないけど、初音ミクのコンサートレポートでした(笑)

で、今回会場で貰った記念品。

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サイリウムはあらかじめ用意していったので、これは使わなかった。

ついでに、去年のミクパで貰った記念品。

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これ、トートバッグらしい。

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Daryl Hall & John Oates - Do What You Want Be What You Are Tour 2011

2011年02月27日 00時34分06秒 | ライブレポート

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2011年2月26日(土)、なんと今月2度目の武道館なのである。今回見に行ったのは、6年ぶりに来日したダリル・ホール&ジョン・オーツ。僕自身、彼らを見るのは9年ぶり2度目。今回のツアーでは、かなり昔の曲(笑)のタイトルを冠しているが、原点回帰とか、そんな意味合いもあったのだろうか?

今回の来日に先立ち、ホール&オーツの日本独自企画のベスト盤が出たが(余談だが、ホール&オーツって、とにかくベスト盤が多い)、ファン投票により収録曲が決まったそうで、ファン・サービスも兼ねて、このベスト盤の曲を全曲演奏するコンサートになるのかな?、なんて勝手な推測をしながら(笑)、武道館へ出かけて行ったのであった。

さて、前回のテイラー・スウィフトの時は南東スタンドだったが、今回の席は西スタンドである。

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写真が暗くなってしまったが^^;、テイラー・スウィフトと違い、実にシンプルなステージであるのが、お分かり頂けるかと(笑) 

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開演約20分前の武道館。アリーナはほぼ埋まってる。

定刻の17時をやや過ぎた頃、場内が暗転。まず、バンドのメンバーたちが現れ、それに続いてダリルとジョンの二人が姿を現す。もちろん、場内は大歓声。ダリルとジョンの二人は、ステージ中央にギターを手に並んで立ち、ダリルがギターを弾き始めると曲が始まった。オープニング・ナンバーは「マンイーター」。

以下、26日のうろ覚えセットリストである。間違ってたらごめんなさい。ネタバレだったら、さらにごめんなさい。

Maneater
Family Man
Out Of Touch
Method Of Modern Love
Say It Isn't So
It's A Laugh
Las Vegas Turn Around
She's Gone
Sara Smile
Do What You Want, Be What You Are
I Can't Go For That (No Can Do)

-ENCORE-
Rich Girl
You Make My Dreams

-ENCORE-
Kiss On My List
Private Eyes

予想通り、ヒット曲のオンパレードだったけど、「ファミリー・マン」「イッツ・ア・ラーフ」「ラスベガス・ターン・アラウンド」あたりをやってたのは意外でもあり、嬉しくもあり。とくに、「イッツ・ア・ラーフ」である。一応シングル・カットなのに、数あるホール&オーツのベスト盤にすら、収録されるのが珍しいという不遇な曲が、ここで陽の目を見ようとは...(なんのこっちゃ)。やはり、原点回帰なんだろうか。

今回のバンドは、ダリルとジョンの他、ギター、キーボード、ベース、ドラム、パーカッション各1名にお馴染みチャーリーという8人編成。ほとんどの曲は、ダリルがギター或いはエレピでイントロを弾いて、それに合わせて演奏がスタートする、という形で進行していた。ギターソロは、ジョンともう一人のギタリストで交代で弾いてた。全体的に、なかなか良い雰囲気だったな。いかにもバンドらしい音が楽しめた。個人的には、ドラムが良かったと思う。

客席から見る限り、ダリルもジョンも昔と変わらない。声だって、ほとんど変わってないし。数日前にテレビで見たダリルは、髭を生やしていたけど、このときはどうだったんだろう? テイラー・スウィフトの時に買ったオペラグラスでも、そこまでは分からなかった。金髪だというのは分かったけど(笑) ジョンは、Tシャツから二の腕が見えてて、なかなか若々しかったな。

僕自身は、ホール&オーツは好きだけど、それほど思い入れのあるアーテストではない。が、思い入れのある曲は多いのであって、この日演奏された曲の中でも、前述した「イッツ・ア・ラーフ」の他、「シーズ・ゴーン」「キッス・オン・マイ・リスト」「プライベート・アイズ」あたりについては、あれこれと語りたいのだが(笑)、またの機会にという事で(笑)。

それにしても、原点回帰なのか(しつこい)、「ドゥー・ホワット・ユー・ウォント」をやるのなら、同じく『ロックン・ソウル』の収録曲である「バック・トゥゲザー・アゲイン」もやって欲しかったな、と思ったのは、多分僕だけだろう(爆)

「アイ・キャント・ゴー・フォー・ザット」でいつもの通り盛り上がったと思ったら、これでラストってのはちょっと拍子抜けだった(笑) もっと、やって欲しかったな。ま、アンコール2回あったから、文句はないけど。ただ、「ウェイト・フォー・ミー」をやらなかったのはどうかな。前述のファン投票で1位になった曲なのに。本国ではともかく、日本ではやるべきでしょう。

と、うだうだ言ってるけど、実は大満足だった。90年代以降の曲を全然やらなかったのは少々残念だったけど、ダリルもジョンも若々しくてカッコよかったし、バンドの演奏・ノリも申し分なかったしね。さすがホール&オーツ、と唸らされるものがあった。ダリルもジョンも還暦過ぎてるので^^;、次の来日公演があるかどうかは分からないけど、その時はまた見たいと思わせるものがあった。本当に素晴らしいコンサートだったと思う。

という訳で、今回の収穫。

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