日々の覚書

MFCオーナーのブログ

Hit Me Thunder

2021年03月29日 00時07分31秒 | 音楽ネタ

随分と時間が経ってしまったが、日本が誇る偉大なるドラマー、村上"ポンタ"秀一氏が亡くなった。享年70歳。死因は視床出血とのこと。本当に惜しい人を亡くしました。まだ十分若いのに...謹んでご冥福をお祈り致します。

村上秀一と言えば、説明不要の名ドラマーである。普通、ドラマーというのは知る人ぞ知る存在というのが多いのだが、村上秀一はテレビで見かけた事もあるので、割と一般にも名前を知られていたのではなかろうか。70年代には既にトップクラスのスタジオ・ミュージシャンとして有名になっていたが、僕が初めて村上秀一を意識して聴いたのは、渡辺香津美の『KYLYN』だった。いやはや、そのプレイは凄いなんてものではなかったな。ドラム始めて2年程度の高校生を打ちのめすには十分だった。こんなプレイがしたい、なんてとんでもなくて、それどころか、全く自信を失くしてしまったのを覚えている。

ま、その後、何とか立ち直って、改めて僕はドラマーを目指したのだが(笑)、村上秀一の仕事ぶりは、その後も凄かった。僕が持ってる中では、南佳孝のアルバムでもプレイしているが、立ち位置をわきまえ、無意味に目立たず、でもある程度の自己主張はして全体もリードする、という正にドラマーの鑑である。角松敏生なんて、村上秀一と共演するのが夢だったらしく、初めて自分のバンドに迎えてライブを行った時は、終始ポンタさんポンタさんと連呼し、本当に感激してるのが伝わってきたくらいで、多くのミュージシャンからの信頼と賛辞を集めていたのは間違いない。

たたでさえドラマーなんて目立たないのに、昨今では、益々ドラマーの存在意義が薄れているような気がしてならない。そんな逆風の中でも、もっと活躍して存在感を示して欲しかった。マジ残念です。

と、村上秀一を偲びつつ、最近買ったCDから(は?)

Balin/Marty Balin

マーティ・バリンと言えば、元ジェファーソン・エアプレインというより、やっぱ「ハート悲しく」だな。その名曲「ハート悲しく」を含む、1981年のアルバム。邦題『恋人たち』。長らく廃盤で入手困難だったが、AORの名盤復活企画で、昨年暮れ再発された。ちなみにこの再発企画、マーティ・バリン以外にも興味深いアルバムがたくさんセレクトされているので、洋楽好きは要チェックである。

1981年に突如ヒットした「ハート悲しく」は、メロウなサウンドにまるで歌謡曲のような哀愁溢れるメロディを乗せた名曲であるが、アルバム全体は、そこまで哀愁漂っている訳ではなく、正にAORって感じ。ライナーによると、マーティ・バリンはジェファーソン時代からジェシ・バリッシュというソングライターを贔屓にしており、このアルバムでも、「ハート悲しく」をはじめ3曲がパリッシュの作。確かに、良いメロディを書く人で、「ハート悲しく」の次のシングルになった「アトランタの少女」もパリッシュによる、少々地味だが良い曲だ。他の曲も、自作曲は1曲だけだが、良い曲が多く、またAOR風とはいえ、軟弱な印象はなくロック的であるので、とても聴きやすいし、飽きがこない。当時、僕もFMでかかったのを録音して、よく聴いてたものだ。バリン在籍時のジェファーソン・スターシップの音楽性に近いと言えるのではないかな。よく知らんけど(笑)

ジェファーソン・エアプレイン~スターシップは、マーティ・バリンとポール・カントナーの双頭バンドだったように思うのだが、70年代終わり頃、二人は袂を分かってジェファーソン・スターシップは分裂した。それぞれに成功を収めた後、1989年にジェファーソン・エアプレインを再結成したりするが、その後色々とあって、バリンもカントナーも今や故人である。時の流れは非情だな。なんか、ジェファーソン・スターシップを改めて聴いてみようかな、と思う今日この頃。

Bad English

元ジャーニーと元ベイビーズのメンバーによる、いわゆる“スーパー・グループ”(笑) 1989年発表。当初は、ジョン・ウェイト、ジョナサン・ケイン、リッキー・フィリップスの3人が、ベイビーズ再結成を計画したものの、結局ニール・ショーンとディーン・カストロノヴァが合流して、バッド・イングリッシュとなったものらしい。ちなみに、バッド・イングリッシュというのは、ビリヤード用語だそうな。

という訳で、バッド・イングリッシュの1stである。これがなかなか素晴らしい内容なのだ。当時(もうかれこれ32年くらい前だが^^;)、ジャーニー好きの友人が、「これは絶対いいぞ」と興奮しながらCDを持ってきたのを思い出す(笑) 正に“産業ロック最後の名盤”と呼ぶべきで、ハードな曲とバラード曲のバランスがいいし、曲の出来自体も良い。シンセが全編で活躍してるのもいいね。なんかこう、見事に“売れ筋”なのだ。ジョン・ウェィトがかなりの実力派だというのもよく分かったし。もろ売れ筋バラードの「When I See Your Smile」が全米No.1になってしまったせいで、イメージが固定されてしまったのは残念だが(ナイト・レンジャーあたりと同じ)、実際、通して聴いてみると、バラード系の印象が強いかも。確かに、そっち系の方が出来が良いような気がしないでもない^^; ま、結成当初の流れで、ウェイト-ケイン主体で曲作り等進められてたのだろうから、バラード系が多いのは仕方ないのかも。

1stが成功し、次作では、もっとロック・バンド然としたサウンドを提示するが、これはニール・ショーンの発言力が強くなったせいなのだろうか。残念ながらあまり売れず、結局アルバム2枚で、バッド・イングリッシュは解散する。時代はニルバーナらの台頭で、グランジ一色だった。バッド・イングリッシュのような分かりやすいロック・バンドには、分が悪い時期だったと思う。

という訳で、このバッド・イングリッシュも、今となっては古き良き時代のロック・バンドになってしまった。ハードな曲、ポップな曲、バラード系、AOR系と色々なタイプの曲を、バランス良く聴かせるタイプのバンドは、90年代に入ると、だんだん少なくなっていく。やはり時代は変わるのだった(は?)

 

THE ANYMAL/Suchmos

前から言ってるけど、近頃、洋の東西を問わず、新らしい音楽というか、今売れている音楽、主流になっている音楽、というのが分からなくて、要するに、最近の音楽には疎くなってる訳だ。そのせいもあって、新しいのは聴かなくなって、益々分からなくなっていく、という悪循環なのだが、実はこれは単なる言い訳に過ぎず、つまり、新しいのを知らないのではなく、新しいのに馴染めない、スバリ言うと、新しい音楽、流行ってる音楽が、ちっとも良いと思えない、というのが真実である(笑) 結局、そういうものなのだ。かつて、ロックは最新の物が最も価値がある、と言ったのは渋谷陽一で、最新のロックについていけなくなったら、もう終わりなのである(笑) 新しい音楽は、新しい感性を持つ人イコール若者でないと理解できないのは当たり前、所詮、オジサンには自分が若かった頃の音楽にしかついていけないのだ。悲しい事実だが、我々オジサンは、これを受け入れなければならない。その方が楽になるし(笑) 実際、日本のものでも、僕も最近のは良いと思えない。自分の古い感性が受け付けないのだ。ま、こんなオジサンが良いと思えるのは、米津玄師とSuchmosくらいである。

そんな、還暦が近いオヤジでも理解できる(爆)Suchmosだが、最近、活動休止を発表した。方向性の違いか、ビッグになった事への戸惑いか、詳しい事はよく分からんけど残念な事だ。ま、解散とかではないらしいので安心だが。ただ、それを踏まえて、現時点での最新作『THE ANYMAL』を聴いてみると、以前とのあまりの音楽性の違いに驚いてしまう。『THE ANYMAL』が出たのは2年前で、僕は今まで聴いてなかったのだ^^; ネット等で見ると、Suchmosの音楽性の変化は、もちろんファンも気づいており、心配する向きもあったらしい。で、ここへきての活動休止だがら、悪い予感が当たってしまった、という人も多いのだろうな。

僕自身の感想としても、かなり変わったなぁ、という感じ。なんか、内省的になった気がする。元々、歌詞の傾向は内に向かうイメージはあったけど、今回は歌詞だけでなくサウンドまで内に向かってる、というか。決して悪い出来ではないのだが、R&Bやファンクをベースにした、ある種スティーリー・ダンみたいな雰囲気は、ほとんどない。まだ理解出来てないので、もっと聴き込む必要があるかも。

端からは分からないけど、バンドが成長していく過程で、色々な軋轢や葛藤もあるのだろうね。それをクリアして、吹っ切れた姿で復活して欲しいものです。

まだ若いからね^^

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茅ヶ崎は世界5位のSmall City

2021年03月20日 23時06分20秒 | 与太話

驚きである(笑) この写真は、茅ヶ崎市内で分譲されている新築マンションの広告の抜粋だが、どういうアンケートか知らんが、移住してみたいSmall Cityのランキングで、世界の11都市中5位にランクされたらしい。Small Cityというのがポイントだが、ローザンヌとかボルダーとかボルドーとか、一応名前くらいは知ってる街と肩を並べている、というのは確かに凄い。どういうアンケートか知らんけど(笑)

茅ヶ崎が世界5位に選ばれた理由というのも、↑の写真に書いてあるけど、なんか納得いくようないかないような(笑) 東京から電車で1時間って、近いですか? そりゃ、北海道や九州の人からすれば近いだろうけど、飛行機も新幹線も使わないでの1時間は長いと思う。1時間電車で座ってると尻が痛くなるので、電車移動は30分が限度、なんて人も多い。1時間は決して近くない。少なくとも、東京へ毎日通うのは大変じゃないかな。茅ヶ崎市民は慣れてる人多いけど。

海と山に囲まれた閑静なロケーションって、要するに田舎って事でしょ?(笑) ま、茅ヶ崎に昔から住んでる人の大半は、茅ヶ崎は田舎だと思ってるので、それはそれでいいけどね。有名なサーフィンスポットに自転車で行ける、というのも魅力らしいが、茅ヶ崎に有名なサーフィンスポットってあるの? サーフィンの事は何も知らなくて申し訳ないけど^^; とあるサーファー(我が社の後輩だが)に聞いたら、茅ヶ崎の波は小さくて初心者向きなんだそうで、僕は茅ヶ崎(湘南)ではサーフィンしません、ってえらそーに言ってたけど、どうなの? でも、確かにサーファーはたくさんいて、自転車にサーフボードくくりつけて走ってる人も年中見かける。サーフィン人口はかなり多いようだ。あ、でも、別にサーファーをどうこう言ってるのではないので誤解しないように。サーファーの皆さんには、何の恨みも文句もありません^^

市内にはたくさんの多国籍料理店、これは分かる。確かに多い。特にインド料理店。10軒くらいあるのではなかろうか。けど、他の地域、東南アジア系とか中南米系とかは少ないし、ロシアとかトルコとかアフリカとかの料理店も見かけない。中華・洋食を除くと、何故かインド系が多いというか目立つのだ。なので、多国籍料理店というよりインド料理店が多い、という方が正しい(笑)

治安は良いと思う。たまに暴走族が出没する程度だ。茅ヶ崎警察の車がパトロールしているのを見かけるので、治安が良いのはそのせいと思われるが、茅ヶ崎警察はあまりにもヒマなので、用もないのにパトカーでうろうろしてる、という話も聞く。ま、どっちにしても平和なのはお巡りさんのおかげです(笑) 気候も温暖と思う。神奈川県内の他の街で大雨とか大雪とかだったりしても、茅ヶ崎は全く関係なし、というのも多い。風が強いので、雲が茅ヶ崎上空に停滞せず、海或いは内陸に流れていくからだ、という説もある。また、相模湾は海岸線が東西に広がっていて、一日中太陽が上空にいるので、日当たりも良く暖かい、とも言われている。

あと、↑の写真には書いてないけど、茅ヶ崎に古くから住んでる人って、市外から移住してきた人に対して、拒絶も干渉もしないので、そういう意味では住みやすいかも。その点は鎌倉あたりとは違うと思う。ただ、あまりうるさい事言わないので、逆にあとから来た人たちの方がデカい顔して好き放題やるようになったりするのもある。特にひどいのが、ここ20年くらいで増えたのだが、茅ヶ崎=サザン・オールスターズと思い込んでる人たちがいて、サザンに憧れて茅ヶ崎に住み着いたものの、思ってたほど茅ヶ崎がサザン一色でもないのが不満だったらしい。結構文句言ってるの聞いた。全部が全部じゃないけどね。さらに始末の悪い事に、サザン・ファンの一部には、茅ヶ崎に住んでる人は皆サザンのファンと信じ込んでいるのもいて、僕がサザンは好きではない、と言うと、じゃあ何故茅ヶ崎に住んでいるのですか?、なんて言われた事もある。自慢じゃないが、こちらはサザンがデビューする前から茅ヶ崎に住んでいるのだ。ヘンな事言わないで欲しいな。あと、茅ヶ崎は田舎と言われると怒る人がいるのも勘弁して欲しい。多分、最近引っ越してきた人だと思うけど、茅ヶ崎は田舎だと皆が認めてるんだがら良いではないの。

と、まぁ、かように、実は茅ヶ崎は良い所なのである(笑) 今回僕が書いた事についてはお気になさらず、是非茅ヶ崎に引っ越してきて下さい。ほんと、茅ヶ崎良いとこでっせ(爆)

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スピンオフ四人囃子

2021年03月06日 22時13分25秒 | ライブレポート

去る3月3日、スピンオフ四人囃子のライブ配信を見た。

確か3~4年前、岡井大二と坂下秀実に、根本要と西山毅と山崎弘を加えたメンバーで、スピンオフ四人囃子のライブが開催された。オリジナル・メンバー2人がいるとはいえ、本物ではないのでスピンオフな訳だが、本家が活動していない事もあり、自分的には意外な顔ぶれにも興味をそそられてたりもして、これは見たいとずっと思っていた。そんな中、去年の4月、六本木でスピンオフ四人囃子のライブがあると聞いて、勇んでチケットを入手したのはいいが、コロナ騒ぎでライブは延期となってしまった。非常に残念だったが、仕方ないと言えば仕方ない。

と、紆余曲折を経て、先日、スピンオフ四人囃子のライブは開催されたのだが、僕は諸事情によりチケットを払い戻していたので、延期になったライブ日程を知らなかった。気づいたのは実は妻で、たまたまぴあから来たメールを見て、スピンオフ四人囃子のライブ開催及び配信があることを知り、僕に知らせてくれたのだ。もちろん、ライブは既にソールドアウトで行けないのだが、配信のチケットは間に合うタイミングだったので、すかさず申し込んで貰った。そして、有り難い事に、ついに念願だったスピンオフ四人囃子を見る事が出来たのである。

という訳で、スピンオフ四人囃子のライブなのである。まずメンバーはというと、

岡井大二(Dr)
根本要(G、Vo)
西山毅(G)
山崎洋(Bs)
三国義貴(Key)

当初、坂下秀実(Key)が参加すると聞いていたが、昨年末の不慮の事故(岡井がMCでそう言ってた)により、今回は不参加で、三国義貴が代役を務めた。この人、僕は不勉強にも知らない人だったのだが、札幌出身でなんと、四人囃子の2代目ギタリストの佐藤満とバンドやってたらしい。三国が大学入学で上京した頃に、佐藤が四人囃子に加入し、その縁で、岡井をはじめとする四人囃子のメンバーとは知り合いなんだそうな。驚き。

根本要は、ご存知の通り、スターダスト・レビューのあの人だ。その根本が、四人囃子に参加するなんて、意外中の意外であったが、やはり当日のMCによると、1974年のワン・ステップ・フェスティバルで四人囃子を見て以来のファンらしい。ワン・ステップ・フェスティバルに行ったのは、別のバンド目当てだったそうだが(笑) その時こっそり録音したテープを元に、四人囃子の曲をコピーしてバンドで演奏してた、というから筋金入りだ。その当時、自分で録音した音源とは別に、どういうコネクションが分からんが、PA卓で録音されたテープも所有しており、それが後年、ワン・ステップ・フェスティバルがCD化される際に根本から提供されたそうな。なんというか、凄い関わり方をしてる人なのだ。

西山毅は、元ハウンド・ドッグだそうで、申し訳ないけど、全然知らない人だった。実に上手い人ではあるが。彼は、高校生の時、アマチュア・バンドこのコンテストに出て、予選で落とされたそうだが、その時の審査員が岡井大二だったらしい。これも凄い縁だな。ちなみに余談だが、僕の大学の先輩がプロを目指してコンテストに出場して見事に玉砕したが、その時の審査員も岡井大二だったらしい。かなり厳しい事を言われたそうな。

ま、そんな濃いつながりを持つメンバーによるスピンオフ四人囃子、オリジナル・メンバーは岡井大二しかおらず、要するにプロによるコピバンみたいなものだ。もちろん、そこいらのアマバンとは比較にならない演奏を聴かせる訳だが。とは言っても、皆さん嬉しそうな顔して四人囃子の名曲の数々を演奏してるので、やはり根っこは変わらないのだなぁ、と感じた(なんのこっちゃ)。そんな、ちょっとアマチュア感も漂う素晴らしいライブだった。

とここで、セットリスト。

眠たそうな朝には
Chaos
おまつり
昼下がりの熱い日
カーニバルがやってくるぞ
ハレソラ
空と雲
Nameless
機械じかけのRAM
al-sala-di SCENE
なすのちゃわんやき
一触即発
(アンコール)
泳ぐなネッシー
空飛ぶ円盤に弟が乗ったよ

選曲は岡井大二らしい。四人囃子の全オリジナル・アルバムから満遍なく選曲されていて、定番と言えば定番のセットリストだが、どうせなら、もっと自分の曲を入れても良かったのでは、なんて思ったりして(笑) 「気まぐれの目かくし」とかね。

曲数の割には長いライブだったが、それはMCが長かったからで、演奏する前に必ずその曲について色々と裏話等が披露される訳だが、根本要が完全なファン目線で喋っててなかなかよろしい(笑) 岡井自身による、当時のエピソードも披露され、非常に興味深いものがあった。ファンとしては言うことなし(笑)

アンコールの「泳ぐなネッシー」は、根本のギター弾き語りだったが、これがまた良い感じだった。今回不参加の坂下秀実に捧げた、というところかな。

正直言うと、森園勝敏や佐藤満と岡井・坂本組が仲違いかなんかして、一緒に出来ないので、代わりのギタリストを入れてスピンオフとしてライブ活動やってるのかな、なんて思っていたけど、実際には、10年くらい前から森園も佐藤も病気でステージに立てる状態ではないらしい。徐々に快方に向かってるので、いずれ昔の顔ぶれで何かやりますよ、とMCで岡井は言ってた。その事は知らなかったけど、現在の四人囃子では、演奏活動の出来るメンバーは岡井しかいない、という事になる訳で、歴代のベーシスト2人(中村真一、佐久間正英)と茂木由多加は故人だし、ほんと呪われたバンドみたいになってしまっている。本当に、復活を祈願してます。

という訳で、スピンオフ四人囃子の配信ライブで、久々に興奮していたのであった。しかし、配信ライブというのは凄いな。昨年からのコロナ禍で、仕方なく広まったという感もあるが、新たな商売として成立してるのではなかろうか。そりゃ、ライブなんてものは現場で体感するものではあるが、遠方とかだと移動の問題もあるし、人気のあるアーティストだとチケット手に入らなかったりするし、その点、配信だと、ライブの時だけ時間を取れればいいし、見に行くより代金は安いし、自宅等で飲食も含めて気楽に見れるし、言うことなしである。アーティスト側も、席数だけチケット売るより、配信でキャパの数倍の人が見てくれた方が儲かるのでは(笑) ライブ配信、今後は主流となりそうな予感。

という訳で、スピンオフだろうと何だろうと、四人囃子最高!!

ところで、↑のチラシの下の方にも、3月3日に豪華3枚組CD BOX発売決定、とあるが、これは『Printed Jelly』『包』『NEO-N』の3枚にボーナストラックを加えて、セットにしたものだ。ファンとしては素通りは出来ないが(笑)、中味をよくよく見ると、『Printed Jelly』『包』のボートラは既発表みたいなんで、それなら個人的には『NEO-N』のみ買いそびれて今に至るので、『NEO-N』だけでいいな、ボートラで「拳法混乱」も入ってるしな、これが一番貴重だな、なのでセットじゃなくてバラ売りしてくれないかな、なんて思ってしまった(笑)

いつの日か、あの四人囃子が復活しますように。

コメント (6)
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