日々の覚書

MFCオーナーのブログ

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2016年01月11日 23時10分52秒 | あれこれレポート
ショッキングな訃報が飛び込んできた。なんと、あのデビッド・ボウイが亡くなったそうな。癌を患って、ここ2年ほど療養していたとか。ついこないだ、新作が出たばかりなのに...享年69才。早過ぎる。やりきれない気持ちでいっぱいだ。慎んでご冥福をお祈り申し上げます。

それにしても驚いた。ロック界のビッグネームである。しかも、ほとんど隠遁生活を送っていた訳というのではなく、パリパリの現役で、前述したが、新作を出したばかりだった。癌で闘病中とは、恥ずかしながら全く知らなかった。僕自身は、デビッド・ボウイは好きだけど、大ファンというほどのことはなく、従ってアルバムも全て聴いた訳でもなく、好きな作品はというと、あの『ジギー・スターダスト』はマストなので別にして、『ステーション・トゥー・ステーション』と『ヤング・アメリカン』を挙げるような輩で、要するにコアなファンではない。大変失礼ながら、90年代以降のアルバムは全然聴いてないし。コンスタントに活動してたのにね。その程度のファンではあるが、やはり訃報はショックだ。

あまり語られる事はないように思うが、デビッド・ボウイはとても優秀なソングライターだ。彼は、その音楽やイメージをカメレオンの如く変化させていった事で知られる。常に、ファンや世間に対して新しい姿を提示し続けた訳だが、それもベースとなる音楽の才能が豊かな人だったからこそ成し得たのであって、目先の新しさだけでは長続きしないのは、皆さんご存知の通りであり、また歴史が証明している訳で、やはりミュージシャンは良い曲が書けなければ、何をしてもダメなのだ、という、ごく当たり前の事を、僕はデビッド・ボウイを聴く度に思う。本当に、才能に溢れた素晴らしいミュージシャンだった。

余談だが、デビッド・ボウイがメジャーになるきっかけを作ったのは、1969年の「スペース・オディティ」のヒットだろう。この曲、スタンリー・キューブリックの『2001年宇宙の旅』にインスパイアされたと言われているが、曲想はビージーズの「ニューヨーク炭鉱の悲劇」にヒントを得たらしい。そのせいかどうか分からんけど、デビッド・ボウイを代表する名曲であるのは間違いない。

本当に、惜しい人を亡くしたと思う。安らかに眠って欲しい。

そのデビッド・ボウイとも深い関係にあるのがクイーンな訳だが(強引)、先日、久々にクイーン・セッションに参加してきた。ほんと、久々である。おそらく、クイーン・セッションに参加するのは5年ぶりくらいかと思う。

場所は、以前にもお邪魔したことのある、埼玉県は蕨市のHONEYFLASH。詳しい事情は知らないけど、残念ながら近々閉店するそうで、今回が最後のクイーン・セッションになる、という話だったので、最後ならば行かねば、という訳で行ってきた。

で、セットリスト。

We Will Rock You (Fast)
Don't Stop Me Now
A Kind Of Magic
Hammer To Fall
The Prophet's Song
If You Can't Beat Them
Princes Of The Universe
Now I'm Here
Brighton Rock
Somebody To Love
Procession
Father To Son
White Queen (As It Begun)
Orge Battle
The Fairy-Feller's Master Stroke
Nevermore
March Of The Black Queen
Funny How Love Is
Teo Torriatte (Let Us Cling Together)
Stone Cold Crazy
I Want It All
Crazy Little Thing Called Love
Bohemian Rhapsody
Tie Your Mother Down
We Will Rock You
We Are The Champions
God Save The Queen

(After Session)
YaYa~あの時代を忘れない
Hotel California


中盤で、『クイーンⅡ』の大半をやってしまっているのが、さりげなく凄い。僕もそのうちの2曲参加出来て良かったと思う。全体的にも、ややマニアックな選曲で、↓の写真見てもお分かりの通り、マニアックな人もいて(笑)、なかなかに楽しいセッションだった。「Under Pressure」はなかったけど...

 

 

 

 

今回の仕切役はお馴染みのjazzさんで(5年ぶり!)、進行も手慣れたものだった。今回もお疲れさまでした&ありがとうごさいました。

そして、今回はHONEYFLASHでの、最後のクイーン・セッションという事になる訳なのだが、また(場所を変えて)復活します、というボスの力強い言葉もあったことだし、大人しく復活の日を待つ事にしよう。ボス、ありがとうございました。



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4 コメント

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ビックル (忍者)
2016-01-13 01:32:33
デビッド・ボウイの訃報は驚きましたね。正直、レッツ・ダンスの頃は好きじゃありませんでした。いいなと思い始めたのは、クイーン・セッション他で、何度もアンダー・プレッシャーを弾くようになってからです。最初はいち課題曲として聞いてましたが、聞き込むにつれ、ボウイの方がフレディよりええ味出してるかもと思うようになり、そこから評価が変わりました(上から目線(爆))何とも惜しいですね。

ハニフラも残念ですが、また場所を移して再開するとのこと。こちらはその日を待ちましょう。
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マジ、びっくり (MFCオーナー)
2016-01-14 00:23:46
♪忍者さん

ほんと、デビッド・ボウイの訃報には驚きました。新譜出たばかりなのに、と思いましたが、その新譜は彼の誕生日に発売になってたんですね。なんというタイミング...合掌

>何度もアンダー・プレッシャーを弾くようになってからです
これは凄い曲です。さすが、お目が高い(笑) 初めて聴いた時、マジでブッ飛びました。クイーンとボウイ、両者の持ち味が遺憾なく発揮された名曲と思いますが、その持ち味というのが、それまで両者があまり見せてこなかった一面でもある、というのが、これまた凄いことです。知らず知らずのうちに両者は触発し合っていたのでしょう。

>そこから評価が変わりました
それならば、名作『ジギー・スターダスト』は聴いてますよね?(笑) 宇宙人が地球にやって来てロックスターになる、というストーリー仕立てのコンセプト・アルバムでありながら、一曲一曲が名曲ばかりで、コンセプト云々は関係なしに聴いても素晴らしい、という奇跡のアルバムです。ボウイはやっぱり凄い! 惜しい人を亡くしました。

>こちらはその日を待ちましょう
そうですね。そう遠くない時期に再開しそうな雰囲気でした。こういう店がなくなるのは寂しいですもんね。
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ああ(悲)デビットボウイ (メコ)
2016-01-16 01:18:30
デビットボウイって随分昔から活躍してたんだね
我々が大学時代にレッツダンスがはやったのが
一番印象に残ってます
そのあとでヒーローズを聞いて大好きになりました
悲しいいです(涙)
返信する
悲しいです (MFCオーナー)
2016-01-17 00:48:15
♪メコちゃん

>我々が大学時代にレッツダンスがはやった
流行りましたね。プロモビデオもしょっちゅうテレビで流れていた記憶があります。特に「ブルー・ジーン」のビデオをよく見たような。合掌

>そのあとでヒーローズを聞いて大好きになりました
メコちゃんが部屋で『ダイヤモンドの犬』をかけてた記憶があります。サークルにもボウイ好きが大勢いましたね。合掌
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