蕎麦の播種に新兵器
今日は好天に恵まれて白木圃場の蕎麦の播種と大豆の土寄せ。20名が参加。
昨日が梅雨明けとかで,朝からうんざりするような暑さ。そうしたところに新兵器が登場。
1つは,Sさんの持参した溝掘り機(?)。[写真中央]
いつもは平鍬で種まき用の溝を掘るが,暑さの中で重い土をかき分け,やれ曲がったの,それは深いのと冷や汗までかきながら賑やかな作業になるところが,すいすいと均一な一直線の溝を切ってくれる。
次いで平鍬で水平に押さえ,20Cm間隔に播種し4~5Cmに覆土し鎮圧する。14aへの播種作業がスムーズに進む。
もう一つは『播種器』。[中央,溝掘り機器の右]
アイデアマンOさんの手作りで,原理を簡単に説明すると,鳥かごの1面を想像していただければいい。竹籤を留める材料は上下2枚の板。竹籤の代わりに塩ビパイプを20Cmおきに固定してある。上部の板には種を入れておくカップが2個取り付けられており,2人でこの道具を移動させながら筒から種を落とす仕組み。
手蒔きでは,かがめば腰が痛いし,立てば種が散乱する。実にうまく考えたものだ。Oさんに感謝。
しんどいのは大豆の除草と土寄せ。田の土は前日までの水を吸って重い。草は,肥料と水を吸って長く伸び,手で引けば根の重さに耐えきれず千切れる。ここでもSさんの管理機が活躍した。作業は12時30分に終了。
休憩時間はOさんの延命の冷水とオクラ,Iさんのよく冷えた甘いスイカが待っていた。一度に汗が引く感じで,会話が弾む。
着替えを持参していなかったが,声をかけられて帰路は“ふかわの湯”に浸かり,汗を流し疲れを癒す。
今日もいい汗をかかせてもらい,何よりも苦労された作物をおいしくいただけた。ごちそうさまでした。
なお,作業の詳しい報告は,白木農園だよりと晴耕雨読にあるはずです。