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青木・高校5冠(新潟国体少年ボクシング)

2009-10-07 19:32:00 | 広島の生活

第64回国民体育大会「トキめき新潟国体」最終日は6日,新潟県内で行われ,ボクシング少年では,フライ級の青木貞頼(広島・崇徳高)が高校5冠を獲得した。ミドル級の加納大地(広島・崇徳高)は2位に入った。成年バンタム級で連覇を狙った丸亀光(広島・法大,崇徳高出)は2位だった。(10月7日中国新聞,一部略)
以下,写真の記事を転載。

 パンチ磨き総体の雪辱
  ボクシング少年フライ級

 高校5冠も,国体2連覇も眼中になかった。ボクシング少年フライ級の青木の胸中にあったのはただ一つ。「負けたまま終われない」という夏のリベンジだけだった。
 1年で制したライトフライ級と合わせ,3連覇が有力視されたインターハイでまさかの準決勝敗退。直後は「1週間家に引きこもった」。リングに戻るきっかけは,敗れた相手の杉田智隆(北海道・札幌工高)が「ボクシングは高校でやめる」とのうわさだった。「やり返せるのは国体だけ」と闘志が呼び覚まされた。
 雪辱へ抜かりはなかった。今夏からジャッジの判定基準が厳しくなっただけに,自慢のスピードに加え,パンチの技量も磨き上げ,新潟に乗り込んだ。
 前日の準決勝で杉田を下し,飛田貴大(岐阜・中京高)との決勝は冷静だった。「意外にスピードがあったので,ボディーを打つとカウンター(を食らう可能性)がある」と判断。顔面へ狙いを絞った。1回で動きを読み切り,2回は左右のフック,得意の左ストレートを打ち抜き,2分0秒にRSC。王座を奪還した。
 来月高校生としては異例の全日本選手権に挑む。「大学に進む前にレベルを知っておきたい」。高校3年間で5冠を奪い取った王者が,新たなラウンドに胸を躍らせた。
※RSC=referee stop contest(アマチュア)

 「再起誓う」丸亀,加納は晴れやか
    ボクシング準優勝の2人

 ボクシング決勝で敗れた2人の表情は対照的だった。
 成年バンタム級で連覇を狙った丸亀は,打って離れるスタイルを研究され,ポイントを稼げないままゴング。「てっぺん(頂点)を取るとマークは厳しくなる」と来月の全日本選手権に巻き返しを期した。
 晴れやかだったのは少年ミドル級の加納。2年生ながら,準決勝でインターハイ2位を下すなど,周囲も驚く大躍進。決勝は2回39秒でタオル投入となったが,「1年かけてハードパンチに耐えられる力をつける」と胸を張った。

試合終了後まっすぐに帰広。真面目そのもの。今後が楽しみだ。



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