「道化の瞳」4/20(金)マチネ シアタークリエ 17列上手
【作・演出・振付・出演】玉野和紀
【出演】屋良朝幸 / 彩吹真央 / 保坂知寿 / 小堺一機
玉野和紀 / 小西遼生 / 原田優一 / 佐々木喜英 / 桐生園加 / 美羽あさひ / 佐藤洋介
これは…
はっきり申し上げて、反則だと思われます。
サイトに公開されている【あらすじ】に堂々と書いてあるし、開幕直後からバレバレな展開ですが、
「余命僅かな少年」「目の見えない母親」「彼が遺した絵本」「自己犠牲」ときて、
もう直球どストレートな音楽と演出と台詞の応酬。
泣くに決まってんじゃんかよお~っ!
一幕途中から涙腺が崩壊し、心の中では「けっ!お涙頂戴のストーリーは受け付けないのよね!」と
悪態をついているにも関わらず、二幕に入ったらもう止めようがありません。
会場全体(それなりな年齢のお姉さまが多かった)が一斉にすすり泣き。
私も、体中の水分が一気に涙腺になだれ込みました。
だいたい設定が「中学に上がったばかりの少年」で、人形に話しかけたり字が汚かったりで…
もぉっ!チケットに「中学生の一人息子を持つ母親の方は、ご観劇をお勧めしません」とか書くべきだっ!
…ま、それを引き算して思うところ。
作品そのものは極めて単純な構造で、ストレートなさじ加減です。
特に一幕は、オーソドックスな台詞回しと教科書のような音楽。子供ミュージカルのような明確な展開。
しかしお楽しみ場面も多くって、特に「NKキラー細胞マン」が面白かった~!
佐藤洋介さんが、わざと場末のヒーローショーのスタントっぽいダンスを披露しますが、
その緩さと下手さ加減が見事!
そして二幕は「少年が遺した絵本」が展開しますが、一幕の悲劇まっしぐらな雰囲気を緩和させました。
ジャグリング、タップダンス、役者のソロ、個人芸が満載で、
危なっかしいジャグリングを笑いに転換する小堺さんの話芸や、
小西さんの王子様キャラ全開の歌と佇まい、原田&佐々木コンビの客席いじりが楽しかった。
クライマックスで絵本の世界が現実に引き戻されますが、ここもスピード感があって素晴らしかったです。
それで。
何故わたしがこの作品をわざわざ銀英伝とぶつかる時期に観に行ったかと申しますと(誰にも聞かれてないが)
屋良くんが主演だから。
彼とは長い付き合いなので、今回の外部主演舞台、本当に楽しみにしていました。
彼のダンスセンスはジャニの中でもピカイチですが、流石にタップも無難にこなし、
特に幕開け直後の彼らしいダンスも細かい技が盛り沢山で感涙でした(自前振付だったのかな…)
何年か前に観たMA4名主演舞台では、歌う度に「がくっ」と膝の力が抜けましたが、
今回は見違えるようでした。
しかも、どっから見ても少年だった~!
当て書きで彼向けの作品になったのか、それとも作品オーディションで彼が選ばれたのか、事情はよく知らないけれど、
こんなにハマリ役なのも珍しいのではないだろうか。
まあ欲を言えば、彼の得意方面系のダンスがもちょっと見たかったかな。
【作・演出・振付・出演】玉野和紀
【出演】屋良朝幸 / 彩吹真央 / 保坂知寿 / 小堺一機
玉野和紀 / 小西遼生 / 原田優一 / 佐々木喜英 / 桐生園加 / 美羽あさひ / 佐藤洋介
これは…
はっきり申し上げて、反則だと思われます。
サイトに公開されている【あらすじ】に堂々と書いてあるし、開幕直後からバレバレな展開ですが、
「余命僅かな少年」「目の見えない母親」「彼が遺した絵本」「自己犠牲」ときて、
もう直球どストレートな音楽と演出と台詞の応酬。
泣くに決まってんじゃんかよお~っ!
一幕途中から涙腺が崩壊し、心の中では「けっ!お涙頂戴のストーリーは受け付けないのよね!」と
悪態をついているにも関わらず、二幕に入ったらもう止めようがありません。
会場全体(それなりな年齢のお姉さまが多かった)が一斉にすすり泣き。
私も、体中の水分が一気に涙腺になだれ込みました。
だいたい設定が「中学に上がったばかりの少年」で、人形に話しかけたり字が汚かったりで…
もぉっ!チケットに「中学生の一人息子を持つ母親の方は、ご観劇をお勧めしません」とか書くべきだっ!
…ま、それを引き算して思うところ。
作品そのものは極めて単純な構造で、ストレートなさじ加減です。
特に一幕は、オーソドックスな台詞回しと教科書のような音楽。子供ミュージカルのような明確な展開。
しかしお楽しみ場面も多くって、特に「NKキラー細胞マン」が面白かった~!
佐藤洋介さんが、わざと場末のヒーローショーのスタントっぽいダンスを披露しますが、
その緩さと下手さ加減が見事!
そして二幕は「少年が遺した絵本」が展開しますが、一幕の悲劇まっしぐらな雰囲気を緩和させました。
ジャグリング、タップダンス、役者のソロ、個人芸が満載で、
危なっかしいジャグリングを笑いに転換する小堺さんの話芸や、
小西さんの王子様キャラ全開の歌と佇まい、原田&佐々木コンビの客席いじりが楽しかった。
クライマックスで絵本の世界が現実に引き戻されますが、ここもスピード感があって素晴らしかったです。
それで。
何故わたしがこの作品をわざわざ銀英伝とぶつかる時期に観に行ったかと申しますと(誰にも聞かれてないが)
屋良くんが主演だから。
彼とは長い付き合いなので、今回の外部主演舞台、本当に楽しみにしていました。
彼のダンスセンスはジャニの中でもピカイチですが、流石にタップも無難にこなし、
特に幕開け直後の彼らしいダンスも細かい技が盛り沢山で感涙でした(自前振付だったのかな…)
何年か前に観たMA4名主演舞台では、歌う度に「がくっ」と膝の力が抜けましたが、
今回は見違えるようでした。
しかも、どっから見ても少年だった~!
当て書きで彼向けの作品になったのか、それとも作品オーディションで彼が選ばれたのか、事情はよく知らないけれど、
こんなにハマリ役なのも珍しいのではないだろうか。
まあ欲を言えば、彼の得意方面系のダンスがもちょっと見たかったかな。
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