以前感想を書いた「探偵 神宮寺三郎 Innocent Black」ですが、散々ボロクソに書いたものの、続きが気になってしょうがないので続編を買っちゃった…のが数カ月前…。以下ネタバレ…。
続きと言ってもストーリーはそれぞれ独立しているんですが、前作ラストで突然神宮寺の秘書をクビにされた洋子のことが気になっていたんですよね。「俺の傍に居ると危険だから」とか、ベタなことを言ってクビにする神宮寺…。そして、秘書がクビになった途端、探偵の依頼が来なくなる神宮寺探偵事務所…(w
いわゆる王道アドベンチャーなのは前作と同じ。シナリオはいくぶんマシになってはいますが、「蒼ざめた馬」という、厨ニ病満載なネタが…。
いいところ
この手のADVって、据置き機ではもう遊べなくなりましたね。PS3やXBOX360でコマンド選択なんて寂しいですからね。このシリーズ、携帯ゲーム機でいくつか続編が出てるようですが、横道すぎて売れていないみたい…。最近では携帯電話でも配信されているそうで、そちらは好調なんでしょうか?
続きと言ってもストーリーはそれぞれ独立しているんですが、前作ラストで突然神宮寺の秘書をクビにされた洋子のことが気になっていたんですよね。「俺の傍に居ると危険だから」とか、ベタなことを言ってクビにする神宮寺…。そして、秘書がクビになった途端、探偵の依頼が来なくなる神宮寺探偵事務所…(w
いわゆる王道アドベンチャーなのは前作と同じ。シナリオはいくぶんマシになってはいますが、「蒼ざめた馬」という、厨ニ病満載なネタが…。
いいところ
- 下で「現実味が無い」と買いてマスが、前作よりは良くなっています。今回はあくまでも「幻の曲を復元(?)する」という依頼に基づいた行動で、その中で様々な事件に巻き込まれる…といった感じ。家出娘の捜索が保険金殺人を行っている組織に連鎖するといったありえないことは少なめ。
- 聞き込みが、「聞く」と「聞き込み」に分かれ、聞き込みはゲーム性が増した。選択肢総当たりが通用せず、相手に心理や性格を見抜いて情報を引き出す…。失敗すると、相手の機嫌が治るまで時間を潰さなきゃならなかったり、なんか楽しいです。
- ミニゲームのダーツが難しいけど面白い。
- 謎の事件簿も相変わらずのノリ。難易度も丁度よく、こちらの方が面白いのも相変わらず。
- 相変わらずストーリーに現実味が無い。前作ほど死人は出ませんが、シリアスな話の割に、逆転裁判並の変なキャラ続出…。そいつらは犯罪者の更生施設にいるんですが、更生どころか全く反省していない。
- お金のやり取り(買物・依頼料等)が意味不明。稼げる場所が限られているし、使い道も古道具屋とコーヒーの自販機(1回買うと「既に持っている」ってことで2度と買えなくなる)くらい。終盤に、クソガキの依頼料代わりに高級時計を買わないといけないという急展開(?)が。古道具屋でむだ遣いすると、進行不可能で積むことになるかも。
- プレイ時間が短すぎる。1日で終わっちゃいますよ?
- 「捜索」が面倒。相変わらずの脱出ゲームのような仕様で、前作よりロードが速くなっていますが、根本的に使いにくいシステムなのが問題。それと、答えが分かっているのに、特定のメッセージや選択肢が出るまで同じところを何度も調べないといけないのがうっとおしい。
- 大組織かと思った「蒼ざめた馬」が、たいしたこともせずにあっさり壊滅。
この手のADVって、据置き機ではもう遊べなくなりましたね。PS3やXBOX360でコマンド選択なんて寂しいですからね。このシリーズ、携帯ゲーム機でいくつか続編が出てるようですが、横道すぎて売れていないみたい…。最近では携帯電話でも配信されているそうで、そちらは好調なんでしょうか?