【巨人】上原の球質にナイン驚がく 亀井「４３歳が投げる球じゃない。スピン量がすごい」

打撃投手で調整した上原、巨人に１０年ぶりに復帰した上原浩治投手（４２）が１１日、移籍後初めてフリー打撃に登板した。
打撃投手で調整した練習後、多くの報道陣に囲まれ取材に応じる上原
午前１０時過ぎ。背番号１１、半袖姿でマウンドに上がると、スタンドのファンから大きな拍手が送られた。
登場曲「ｓａｎｄｓｔｏｒｍ」が場内に流れるという演出もあった。ジャイアンツ球場で亀井、石川、宇佐見、北村と対戦。
球種を予告する形で直球、スプリット、スライダーを交えて４１球を投げた。
ラスト１球、亀井が直球をとらえてライト後方にホームランにした。それでも亀井は「４３歳（４月３日の誕生日で）が投げる球じゃないです。
スピン量がすごい。球種が分からなかったら絶対に打てないです」と驚きの声を挙げた。
石川も「フォークの腕の振りが一番ビックリしました」と驚き、宇佐見も「球種が分からなかったら（低めの）スプリットは全部振っていたと思います。
変化量がすごいです」と目を丸くした。対外試合を前に、巨人、メジャーで実績を積み上げた投球術で、味方に大きな衝撃を与えた。

Ｊ１、広島が開幕３連勝 磐田、鳥栖は初勝利

鹿島―広島　後半、ゴールを決め祝福される広島・和田（中央）
　昨季１５位の広島は和田のゴールを守って鹿島に１―０で勝ち、開幕３連勝した。２連覇を狙う川崎は家長の得点などでＧ大阪に２―０で快勝し、
札幌を３―１で下した清水、神戸と引き分けた仙台とともに勝ち点７とした。Ｇ大阪は開幕３連敗。
磐田はＦＣ東京を２―０で下して今季初勝利を挙げ、鳥栖も横浜Ｍに勝って１勝目。柏―Ｃ大阪、長崎―浦和は引き分けた。