2022年の初日の出 太平洋側は好条件も厳しすぎる冷え込みに

1月1日(土)の全国の天気と予想気温

　2022年1月1日（元日）も日本海側では北陸や北日本を中心に雪が続き、大雪や猛ふぶきに警戒が必要となる。 　一方、太平洋側ではきょう雪が降った所でも天気が回復し、晴れる所が多く、初日の出も広い範囲で見られそうだ。 　ただ、かなり冷え込みが厳しくなるため、万全な防寒対策が必要となる。

初日の出は極寒とともに

1月1日(土)午前7時と午後3時の雨雪と風の予想

　元日も強い寒気の流れ込みが続くため、山陰から北の日本海側では雪となりそうだ。 　午後になると西日本の雪は止んでくるが、北陸や北日本では夜にかけて断続的に降り、猛ふぶきになるおそれがある。 　引き続き、大雪による交通障害や路面の凍結、着雪などに注意、警戒が必要となる。

1月1日(土)朝の天気分布予想と初日の出時刻

　一方、太平洋側の各地は晴れる所が多く、初日の出も見られる所が多い見込み。 　東北は雪の降る所があり、近畿もやや雲が広がりやすいが、雲の切れ間からチャンスはありそうだ。

山陽道で事故相次ぐ 広島、山口で10キロの渋滞

年末年始の帰省で交通量が増えた30日、広島、山口両県の山陽自動車道下り線で事故が相次いだ。 　午前11時10分ごろ、東広島市志和町奥屋の志和トンネル内で、乗用車など計10台が絡む事故が2件起きた。広島県警などによると、男性2人がけがをしたという。志和インターチェンジ（IC）―広島東IC間が約3時間、通行止めとなり、約10キロの渋滞が起きた。 　午前11時20分ごろには、防府市牟礼の天神山トンネル内で、追突事故があった。山口県警などによると、車線規制などで徳山東IC―防府東IC間で約10キロの渋滞が発生した。

新型コロナ・岩国市で「オミクロン株の市中感染」と発表（山口県） 12/29(水) 20:37配信

岩国市の女性が、オミクロン株に感染している疑いが強く、感染経路が不明なことから、県は、岩国市でオミクロン株による市中感染が起きたと発表しました。アメリカ軍岩国基地では、基地関係者80人の感染が発表されました。県は、きのう感染が発表された岩国市の40代の女性は感染経路が不明で、オミクロン株への感染の疑いが強いことから、岩国市で「オミクロン株による市中感染が起きた」と発表しました。感染押さえ込みのため、岩国市内に臨時のPCR検査会場を設け、国立感染症研究所の専門家を招くなどの対策を取っています。アメリカ軍岩国基地や国に、検査態勢の強化や対策の徹底を改めて要請しました。また今月26日とおととい新型コロナの感染が発表された、岩国市在住の海上自衛隊の男性隊員2人が、オミクロン株に感染していることが分かりました。県内のオミクロン株感染は5人となり、うち4人が岩国市で確認されています。きょう県内の感染者の発表は、岩国市で7人、山口市で3人の合わせて10人でした。岩国市の3人は、オミクロン株感染の疑いがあるということです。またアメリカ軍岩国基地は、関係者80人の感染が確認されたと発表しました。オミクロン株への感染などについては、明らかにされていません。

オミクロン株感染疑い島根県で新たに3人 4店舗関わる14人の集団発生か

島根県は29日夕、出雲市在住で新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染疑いが強い感染者を新たに３人確認し、計６人になったと明らかにした。この６人を含め、28、29両日に感染を発表した計14人は、同市内の４飲食店の利用をきっかけにしたオミクロン株感染の集団発生の可能性が高いとの認識を示した。

　28、29日に発表した感染者14人のうち、12人が出雲市今市町の４飲食店の利用者または従業員。残る２人は感染者と接触があった。県は感染源が１店に特定できないとしてクラスター（感染者集団）ではないとし、「４店舗が関わる集団発生と考えている」とした。

　28日に発表した７人のうち６人は、県による遺伝子配列のゲノム解析で、一部がオミクロン株の特徴と一致したという。残る１人は検体を採取中。29日に発表した感染者７人はすべて、オミクロン株の感染疑いが強い患者の接触者だった。県はオミクロン株の市中感染から集団発生したとみている。オミクロン株の流入経路については「特定できていない」とした。

　また、飲食店２店について、利用者の把握が難しいとして店名を公表し、出入りした人への検査を呼び掛けた。２店は「ｃｏｆｆｅｅ＆ｃｏｃｋｔａｉｌ　Ｃｕｌｔｕｒｅ（コーヒーアンドカクテルカルチャー）」と、「ツバメヤ」。それぞれ12月23～25日、12月18～27日の利用者を対象に、症状に不安がある人は県の健康相談コールセンターへ連絡するよう呼び掛けている。コールセンターＴｅｌ０８５３（２４）７０１７。（高橋良輔）　

年末年始は３密の回避 岸田総理

岸田総理は、新型コロナの「オミクロン株」対策として、年末年始は３密の回避などあらためて感染予防策を徹底するよう呼びかける動画を配信しました。 岸田首相 　「年末年始は忘年会や新年会、帰省、旅行など、友達や家族との楽しみがたくさんあると思います。その際には、今一度、手洗い、マスクの着用、３密の回避など基本的な感染防止対策を徹底していただきますよう、お願いします」 　岸田総理は、インスタグラムやツイッターなどのＳＮＳに動画を配信し、「オミクロン株が世界的な感染拡大をもたらしている」として、年末年始に帰省する際など基本的な感染対策を徹底するよう呼びかけました。 　また、岸田総理は「コロナ対応に明け暮れたが、明るい未来への兆しもあった」と今年を振り返り、▼東京オリンピック・パラリンピックでの日本人選手の活躍や▼科学技術や芸能の分野で日本人が世界的に評価を受けたことをあげました。その上で、岸田政権として「来年も国民の声を聞く丁寧で寛容な政治を目指す」との決意を示しました。