厚生労働省が行った全国の市区町村別の平均寿命の調査で、吉賀町の女性の平均寿命が全国で2番目長かったことがわかりました。
厚生労働省は5年ごとに日本人の平均寿命の調査をしていて、このほど全国およそ1900の市区町村別に平成22年12月31日時点の平均寿命をまとめました。
それによりますと県内の市町村で最も平均寿命が長かったのは女性は吉賀町が88.4歳で全国でも沖縄県北中城村に次いで、2番目に長くなりました。
また男性は出雲市と邑南町がいずれも80.5歳で県内では最も長くなっています。
一方、県内で最も短かったのは女性が美郷町と隠岐の島町でいずれも85.6歳、男性が江津市で78.1歳でした。
この結果、県内で平均寿命の最も長いところと短いところを比べると、女性で2.8歳、男性で2.4歳の開きがありました。
今回の調査結果について厚生労働省では「保健福祉の水準を総合的に示す指標として参考にしてもらい、今後の各自治体の施策などに生かしてもらいたい」としています。