小窪哲也氏
広島が来季のコーチとして、今季限りでの現役引退を発表したロッテ・小窪哲也内野手(36)を招へいすることが31日、分かった。 小窪氏はPL学園、青学大を経て2007年の大学・社会人ドラフト3巡目で広島に入団し、13年間在籍。内野の全ポジションをこなし、勝負強い打撃でも16年からのリーグ3連覇に貢献した。昨オフに現役続行を目指し、自由契約を選択。今季は独立リーグ・九州アジアリーグの火の国サラマンダーズ(熊本)でプレーした後、8月31日にロッテに入団した。 10月29日に現役生活に区切りをつけたが、広島にとっては、選手会長も務めてチームをまとめた貴重な人材。人望も厚く、球団は以前から将来の指導者候補として高く評価していた。