島根で165人感染、鳥取で203人 高齢者福祉施設でクラスター相次ぐ 26日 山陰 特集

島根県と鳥取県が２６日、１６５人、２０３人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。２５日確認分。島根で２件、鳥取で１件のクラスター（感染者集団）が発生した。

　島根県の居住地別の内訳は、出雲市６３人、松江市５２人、益田市と安来市各７人、奥出雲町６人、浜田市、大田市、江津市、雲南市各４人、美郷町３人、邑南町２人、県外８人、調査中１人。

　クラスターは、松江市と出雲市の高齢者福祉施設でそれぞれ７人、１５人が感染。累計は６３５件。

　関係者の感染確認で、松江市立中、出雲市立幼稚園、同市立小各１校が一部学級閉鎖となった。

　鳥取県の保健所管内の内訳は、鳥取市１０２人、倉吉５８人、米子４３人。

　クラスターは、倉吉市内の高齢者福祉施設で計８人が感染。累計は４２７件。

　累計感染者数は島根８万１５２０人、鳥取６万２１０７人。確保病床使用率は島根（３７１床）１５・４％、鳥取（３５１床）２４・２％。宿泊療養は島根８人、鳥取１４人、自宅療養は島根１５９３人、鳥取は全数把握していない。重症者は島根０人、鳥取１人。
　（青山和佳乃、岸本久瑠人）

安倍氏国葬に警備2万人 クアッド首脳会議を上回る態勢 警察庁

中央合同庁舎第2号館に掲げられる警察庁・国家公安委員会の看板＝東京都千代田区で2022年8月25日午後2時38分、北山夏帆撮影

　27日に予定されている安倍晋三元首相の国葬について、警察庁は26日、最大約2万人の警備態勢でのぞむと発表した。吉田茂元首相の国葬（1967年）の際は約8000人で、在職中に倒れ、その後死亡した小渕恵三元首相の内閣・自民党合同葬（2000年）では約1万人だった。首相経験者の葬儀としては異例の警備規模になる。 　同庁は26～29日に「警備対策室」を設置。国葬当日の27日は露木康浩長官の指揮のもと、安倍氏の銃撃事件後、初めてとなる大規模警備に万全を期す。 　警察庁によると、2万人には全国の警察から集められた約2500人の「特別派遣部隊」も含まれている。概算の警備費用として算出されている「約8億円」に変更はないとしているが、終了後に改めて精査するという。 　過去の大規模警備時の費用は、89年の昭和天皇の大喪の礼が約24億円▽16年の主要7カ国首脳会議（G7伊勢志摩サミット）が約157億円▽19年の主要20カ国・地域首脳会議（G20大阪サミット）が約124億円▽19年の即位の礼が約38億円――などだった。

台風14号 九州全県が暴風域に入りました

18日午後5時現在、大型で非常に強い台風14号は、指宿市付近を1時間におよそ20キロの速さで北へ進んでいます。福岡県と佐賀県が暴風域に入り、これで九州全県が台風の暴風域に入りました。

台風14号　九州の全県が暴風域に入る

18日午後5時現在、大型で非常に強い台風14号は、鹿児島県指宿市付近を1時間におよそ20キロの速さで北へ進んでいます。佐賀県と福岡県が風速25メートル以上の暴風域に入り、九州の全県が台風の暴風域に入ったことになります。 台風は、このあとも北よりに進み、九州に上陸する見込みです。九州各地は、猛烈な風や非常に強い風、海上は猛烈なしけや大しけとなるでしょう。また、非常に激しい雨や局地的に猛烈な雨が降って、大雨となる見込みです。暴風、大雨による土砂災害、低い土地の浸水、川の増水や氾濫に厳重に警戒し、高波にも警戒して下さい。

島根で338人感染、鳥取で235人 1人死亡 小学校などでクラスター6件 17日

島根県と鳥取県は１７日、それぞれ３３８人、２３５人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。１７日確認分。鳥取で６０代の感染者１人が死亡し、累計死者６９人になった。クラスター（感染者集団）が島根で出雲市内の小学校など５件、鳥取で八頭郡内の高齢者福祉施設の１件確認された。
島根県の居住地別は出雲市８９人、松江市７４人、益田市６１人、浜田市２２人、大田市、江津市各１４人、安来市１２人、雲南市１１人、海士町９人、邑南町８人、奥出雲町、吉賀町、隠岐の島町各４人、津和野町、西ノ島町各１人、県外３人、調査中７人。
クラスターの感染者数は松江市の高齢者福祉施設７人、出雲市立小学校１０人、県央保健所管内（大田市、邑智郡）の医療機関６人、学校５人、浜田保健所管内（浜田、江津両市）の児童福祉施設５人。県内で累計６２４件となった。
鳥取県の保健所別は鳥取市１３０人、米子７２人、倉吉３３人。クラスターは八頭郡内の高齢者福祉施設７人。県内の累計４１８件。
累計感染者数は島根７万９１５３人、鳥取は１６日発表の感染者２人を取り下げ６万１４４人。確保病床使用率は島根（３７１床）が２５・６％、鳥取（３５１床）は３１・６％。宿泊療養は島根１１人、鳥取４４人。自宅療養は島根２４６７人、鳥取は全数把握していない。重症者は島根１人で、鳥取はいない。
　　　　　

「KADOKAWA」会長の角川歴彦容疑者が贈賄の容疑で逮捕

東京オリンピック・パラリンピックをめぐる汚職事件で、出版大手「KADOKAWA」は先程、会長の角川歴彦容疑者が贈賄の容疑で東京地検特捜部に逮捕されたことをうけ、コメントを発表しました。 【写真】組織委・森喜朗元会長は記者の問いかけに…　五輪汚職事件 この中でKADOKAWAは、「本件を厳粛に受け止めており、東京地方検察庁の要請に誠意をもって対応するなど、引き続き、当局の捜査に全面的に協力してまいります。当社グループの読者やユーザー並びに、作家・クリエイターをはじめ、関係するすべての皆様に、多大なご心配とご迷惑をおかけしており、重ねて深くお詫び申し上げます」と陳謝しています。

五輪汚職事件

特捜部によりますと、角川容疑者は大会組織委員会の理事だった高橋治之容疑者（78）にオリンピックのスポンサーに選定してもらいたいなどの依頼をし、およそ6900万円の賄賂を渡した疑いが持たれています。 角川容疑者はこれまでの取材で、こうした金は「KADOKAWA」と高橋容疑者の知人の深見和政容疑者（73）が代表をつとめる会社の間のコンサルタント契約に基づくもので「賄賂ではない」と主張していました。

“釈明”する角川容疑者

一方で、角川容疑者は高橋容疑者との間でオリンピックに関するやりとりがあったことを示唆していました。 「KADOKAWA」会長 角川歴彦容疑者 「あなたは本当に予見に囚われているよ。あの人は理事なんだから。理事にお願いするっていうのは当然じゃない。組織委員会の理事なんだよ」 高橋容疑者をめぐる汚職事件では、贈賄側として「KADOKAWA」のほか、紳士服大手「AOKI」の前会長らもすでに逮捕・起訴されていて、広告大手「大広」も捜査を受けています。