【ニューヨーク=大木聖馬】トランプ米大統領は27日のロイター通信とのインタビューで、北朝鮮の核ミサイル開発について
「外交的に問題を解決したいと強く思っているが、非常に難しい」と述べ、北朝鮮が依然として挑戦的に振る舞っているとの見方を示した。
そして「北朝鮮と大規模な紛争になる可能性がある」と述べ、北朝鮮が非核化に応じず、核実験や弾道ミサイル発射など
の挑発を続ければ、厳しい対応を取らざるを得ないとの認識を示した。またトランプ氏は北朝鮮に経済面で影響力を持つ中国の
習近平シージンピン国家主席について、「非常に真剣に対応していると思う」と評価した上で、トランプ氏が昨年の大統領選挙後に
電話会談した台湾の蔡英文ツァイインウェン総統と再び電話会談する可能性について
「今、習氏が困難に陥ることはしたくない」と述べ、中国への配慮を優先する姿勢を示した。