おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨日(3月28日)は、10:00~17:15 に第77期 アドラー・カウンセラー養成講座の8日目(最終日)を行っていました。
このコロナの渦中にあっても宮城、岐阜、大阪からの参加者を入れて10人の方が修了されました。
10:00~11:00は修了試験 ― 持ち込み可のペーパーテスト — 講座中和やかだった人たちも緊張しています。
10人の解答を昼休みに採点していました。
午後は、仙台から参加の 長江智彦さん のミッションを探る演習をじっくりと。
小さいころから一貫して憧れ、求め、活動してきたことをつなげ、将来の夢を「何のために?」「どこに向かって?」と追及します。
途中、本人の心のブロックも見えてきます。
時に「座談会」形式で、本人はスライドや板書していたものを見ていただきながらみんなで語り合います。
辛口のはずの語りが勇気づけになってしまうこともありました。
長江さんの人生でこんなにみんなから、こんなに一生懸命自分のことを勇気づけを込めて語っていただいたことはないでしょう。
「勇気づけの言葉」で満ち満ちた花束を受け取ったようなものです。
長江さんが「目立ちたい」と願っていた子ども時代の願いは自分自身のためだけでなく世のため他者(ひと)のために、また、いくつかの失敗経験は未来への応援団へと姿を変えていったのです。
その後は、グループ内の一人の人のミッションを仲間でよってたかって応援しました。
最後に、一人ひとりから感想をお聞きすると、「これでカウンセラー養成講座は終わるけれど、今日は自分たちのゴールではなく、これから本格的にカウンセリングを学ぶスタートです」の趣旨の感想を話す人が何人かいました。
第77期 アドラー・カウンセラー養成講座 を終えた仲間たち、独特の結束力と目的意識をもとにした「学び合いの共同体」がどう展開するのか楽しみです。
3月26日(金)には「カウンセリング道場」(平日午後コース)が開かれ12人が参加、翌日のブログをお休みしたため、写真掲載が本日のタイミングになりました。
こちらにはシニア・アドラー・カウンセラーが1名、アドラー・カウンセラーが7名も参加して研鑽を積んでいます。
一人のクライアント役に対して2人がカウンセラー役を務め、仲間からのフィードバックがかなり高いレベルのもので、私にも勉強になりました。
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<お目休めコーナー>3月の花(26)