おはようございます。
アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
私にとって大型連休の昨日(1月5日)は、 株式会社 タナベ経営 の経営者を対象とするビジネス情報誌『FCCレビュー』に連載している「経営者に贈るアドラー心理学の知恵」(3月号)の原稿を書き終えました。
今日にも先方にお送りするつもりです。
新年は、今年1年を予測する意味で私は、新聞4紙を比較して読みます。
また、昨日はテレビで面白い報道番組がいくつかあったので、メモを取りながら観ました。
・TBS サンデーモーニング
・NHK BS1 欲望の資本主義2020~日本不確実性への挑戦
・BS朝日 激論 2020日本経済
最後のBS朝日「激論 2020日本経済」のことから書きます。
慶應義塾大学名誉教授の2人、金子 勝氏、竹中平蔵氏が田原総一郎氏の司会によって1時間近くアベノミクスの成果と今年の経済見通しについて相反する立場から激論を交わすという趣旨でしたが、金子 勝氏の完敗に終わりました。
抽象論・感情論が先に立ち、具体的・論理的に語る竹中平蔵氏に悲しいほどに歯が立たなかったのは残念です。
金子氏は、田原総一郎氏から何度か「話がわからない」と言われていました。
NHK BS1の「欲望の資本主義2020~日本不確実性への挑戦」は、たっぷり2時間に及び、海外の著名な経済学者も登場し、MMT(現代貨幣理論)のエッセンスと批判の両方が語られていました。
私が特にお伝えしたいのは、サンデーモーニングにビデオ出演していた加藤諦三氏(早稲田大学名誉教授)が、トランプ大統領の「アメリカ・ファースト」に代表される成熟拒否の世界観を「退行」と評していたことです。
とても説得力がありました。
このことを検索していたら、加藤諦三氏の年頭所感(2020)に到達しました。
※無断転用禁止※とありますので、是非お読みになることをお勧めします。
W.B.ウルフやアドラーの名前だけでなく「共同体」が出てきますので、アドラー心理学を学ぶ人たちには必読です。

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