アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。
アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(10月30日)は、カミさんが会社に来て事務的な手伝いをしてくれていた(私はカウンセリング三昧)ので、ランチに会社から徒歩2~3分の 神楽坂 KEILIN (電話:03-5946-8230)に行きました。

ヒューマン・ギルドを出て早稲田通りを右に真っすぐ左側です。

内装は、高級フレンチの店のようにおしゃれです。

ランチメニューには、点心、サラダ、スープ、ご飯、漬物、デザートまで付いてきます。

カミさんは、本日の週替わりランチ(税込み1,200円)、私は海老のチリソースランチセット(1,500円)を注文しました。

夜は、かなりの金額になってしまいますが、お昼はリーズナブルな金額です。

12人定員の個室もあります。

何よりも土日もオープンしているのがありがたいです。

ヒューマン・ギルドに来られた方は、お昼に是非ご利用ください。


さて、評判の『「会社に行きたくない」と泣いていた僕が無敵になった理由 ~人間関係のカギは、自己肯定感にあった~』(加藤隆行著、発売 小学館/発行 小学館クリエイティブ、1,400円+税)を読み終えました。

「会社行きたくない」と泣いていた僕が
無敵になった理由~人間関係のカギは、
自己肯定感にあった~
(小学館クリエイティブ単行本)
加藤 隆行
小学館

音楽評論家がオーケストラの指揮をしたり、文芸評論家が小説を書いたりするケースがありますが、「かとちゃん」こと 加藤隆行さん は、編集のお手伝いをしたりライターをしたりしていましたが、初の単著を自ら書き下ろしました。

さすがに文章がこなれていて読みやすい。

しかも、「自己肯定感」に徹底的にフォーカスしているので、メッセージに一貫性がある。

発刊後すぐ、重版がかかった本です。

タイトルに「無敵」が付いていると、「向かうところ敵なし」のようなイメージを持つ人がいるでしょうが、この本のメッセージは、著者ご自身が「あとがきにかえて」に書いているように「ものすごく簡単に言うと、『ダメな自分でも、ま、いっかぁ~』」とし、小さな『価値観』の外にある『無限の選択肢を手に入れる』ということと同じではないのか」というところにあります。

ヒューマン・ギルドの会員でもあり、ヒューマン・ギルドで学びを深めたかとちゃんは、周囲の人たちをいつの間にか「かとちゃん応援団」に変えてしまうような人間的な魅力にあふれた人です。

私がこの本に独創性を感じるのは、反抗タイプ(優越コンプレックス)-優越感ー優越性ー劣等性ー劣等感ー悲観タイプ(劣等コンプレックス)を実にわかりやすく表記しているところです(第3章)。

優越性と劣等性を「事実」、優越感と劣等感を「ただの『思い込み』」、反抗タイプ(優越コンプレックス)と悲観タイプ(劣等コンプレックス)を「ここまでくるとやりすぎ」として、その後の第4章の「肯定でつながった『協力の世界』へ」、第5章のQ&A方式の「『敵認定』している人との付き合い方」へと上手くつなげています。

読み終えた人はきっと、「ダメな自分」を受け入れて、かとちゃん流の無敵感が得られることでしょう。

かとちゃん、自己否定に傾いている人に勇気を与える本を出してくれてありがとう!

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