おはようございます。
アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨日(10月27日)は、ヒューマン・ギルドで 感情のコントロール法 のセミナーを行っていました。
思い起こせば、このセミナーを始めてから20年近くになります。
このセミナーをもとに『感情を整える アドラーの教え』(大和書房だいわ文庫、680円+税)も出せました。
個性的な受講者がご参加で、特に怒りと劣等感についていつもより丁寧にお伝えしました。
私は、アドラー心理学の立場から私なりの知見を交えたこの講座のメッセージを次の6点だとして板書しました。
1.感情を陽性感情と陰性感情に分ける。
2.感情には時間軸がある。
3.感情の抱き方は、一人ひとりユニーク
4.アドラーは、情動を結合的と離反的に分けた。
5.感情のコントロール法のセミナーでは、3つの視点を提供する。
(1)感情は、ある状況で、特定の人(相手役)に、ある目的(意図)を持って使われる。
(2)感情は、コントロールできる。
(3)感情は、自分のパートナー
6.感情的になったときに、建設的 VS.非建設的/破壊的な対応を選ぶことができる。
日頃お伝えしていない感情のコントロール法の1つとして「氣の威力」について脱線して披瀝しました。
この講座は、半年に一度しか開催しないので、次回は、2020年4月以降になります。
この講座には、企業の人事部の方がご参加で、アドラー心理学から見てのタテの関係の不自然さや組織や人事の問題を語っていただきました。
私からすると、この時代にこそアドラー心理学が組織の病弊に提案力を持たなければならないと、よりミッションがかき立てられました。
ちょうどこの講座には、むすび株式会社 ブランド構築研究開発室 室長の 嶋尾かの子さん がご参加、嶋尾さんからも貴重なご意見をいただきました。
(講座の写真を撮り忘れていたので、三宅美絵子さん
から拝借しました。。三宅さんにもご発言で
助けていただきました)
講座を担当していると、講師が受講生から学べる役得があります。
ところで、ちょうどいいタイミングでのお知らせです。
「BRAND THINKING(ブランドシンキング)ブランド脳を、鍛えよう」に
【アドラー心理学が組織を変える 第2回】どんな行動にも、必ずそれをする目的がある。
が今朝の6:30にWebにアップされました。
お読みください。
第3回目は、11月4日(月)朝6時半に更新。
【アドラー心理学が組織を変える 第3回】は「目的を共有する。だから個性が発揮される。」のタイトルです。
(クリックして勇気づけを)
<お目休めコーナー>10月の花(22)